女神の鉄槌
あの4人組がボコボコにされるかもしれません
次の日、テトは学校に行くと早速絡まれていた。
「おいテト。昨日見かけたんだけど、あれはなんだ?」
大柄Aが言ってきたが、テトはなぜ一緒にいるだけでそんな気になるんだ。と少し呆れていた。
「ミネおばさんの姉の娘で、居候することになったんだよ。それで昨日、道案内をね」
テトの言葉に大柄A は少し挑発してきた。
「じゃー、なんで学校を案内しなかったんだ?俺たちもいたのに」
ヒヒヒ、と後ろに続く3人も笑っていた。
「そいえば、バイト先は、あのおばさんと一緒らしいですよ」
小柄Aがバイト先の情報を教えた。
(ストーカーかよ)
とテトは思った。
「じゃあ、今日俺たちが案内してやるよ」
また、ヒヒヒ、と笑いながら大柄Aと愉快な仲間たちは席に着いた。
_____テトの学校が放課後を迎えた時、シグは。
「お疲れ様です」
と店を出ていた。クタクタになりながらも足は家の方へと向いていた。
5分ぐらい歩くと時計塔が見えてきた。
(また上がってみようかな〜)
と思っていると、突然変な違和感が襲ってきた。
(あの時計塔、確か3分ぐらいで見えたはず、なのに5分ほどかかった気がする)
案内された時はゆっくり歩いていたので、クタクタ状態のシグも同じ速さで歩いていたはずだった。
(考えられるのは、幻術魔法か〜、テトみたいな子たちが使えるかは分からないけど、テトの本漁ってて正解だったわ)
と思い、シグは少し力を込め目を閉じ、思いっきり目を開けた。するとそこは、時計塔が見える道ではなく、民家の人気のない道だった。そして、挟み撃ちかのように、テトの言っていた特徴の奴らがいた。
「ねぇ〜、おねぇさん、俺たちが道案内してやりますよ〜」
と笑いながら大柄Aが近づいてきた。
(うぇ、気色悪!そして、早く帰りたいのに)
「めんどくさいし、もうテトに案内してもらったわ」
シグが言うと、小柄Aが前に出てきた。
「なら学校を無理矢理にでも案内してもらいますよ」
無駄にドヤ顔をかまして、魔法の詠唱をはじめた。
「なめられたもんね〜」
余裕ぶっているシグに、
「さすがに、年上でも、10人を相手にすることは無理でしょう、それに魔法無知そうな貴方にはない魔法がありますし」
小柄Bが言ってきた。
_____むかぁ〜、
少しイラついたシグだったが、小柄Aの詠唱が終わり、手をシグに向けた。
「麻痺よ。くらえ!」
手に力を込めると、シグの下に魔法陣が出てきた。そして、シグに麻痺の魔法が当たった。
「さすがに、学校1の僕の魔法を食らえば立てまい」
またドヤ顔で小柄Aが言ったが、シグはピンピンしていた。
「学校1がその程度?それならテトのほうが強いわよ」
シグが挑発すると、シグを挟み撃ちにしている、大柄A以外が麻痺の魔法の詠唱をはじめた。
さらに、大柄Aは違う魔法の詠唱をした。
「「「「「「「「「「麻痺よ」」」」」」」」」」
一斉にシグに魔法を唱えたが、シグはまだピンピンとしていた。
「な…!」
小柄Aが驚愕としていた。その途中に大柄Aが割って入ってきた。
「鎖よ!」
大柄Aが魔法を唱えた途端、鎖がシグに巻き付いた。
「これが束縛魔法か〜」
感心しながらシグは腕に力を込めた。
_________パリィン!
と鎖が砕け散り、それを見ていた全員が驚いた。
シグは指をパキパキ鳴らしながら大柄Aに近づいていった。
「全員、足元に氷の魔法を全力で!はやく!」
大柄Aは完全に恐れていた。
大柄Aたちは詠唱を終えると、一斉に氷の魔法を放った。そしたら、シグの足元が一斉に凍った。だがシグは小石を蹴るかのように氷を蹴り砕いて近づいてくる。
その後連発したがシグを止められることはできず、とうとう大柄Aのとこまできた。
シグは右手に力を込めた。
「学校の生徒ごときが、私に勝てると思ってるの?それと年上にはちゃんと敬語を使うこと、そして、テトにちょっかいだしたら、もっとひどいのが待ってるから!」
とどなり、シグは大柄Aを殴った。
「ひぃぃ!」
と他の奴らが逃げようとしていた。
「え〜と、確か」
シグは詠唱をはじめた。そして終わると逃げていく奴らに向けて放った。
「麻痺よ」
すると逃げていこうとした全員に麻痺がかかった。
「加減は充分だったね。よし、さて」
シグは、残りの9人もボコボコにした。
「私が学校案内されに今度向かおうか?」
とボロボロの小柄Aに質問したが、
「いえ、結構でふ」
と拒否られた。
「ただいま〜」
シグが家に帰るとテトがいた。
「おかえりー、どうだった?」
テトは、シグに大柄Aたちに襲われたことを聞いた。
「まさかもうくるとは思わなかったよ。それと、クタクタだったのにさらに疲れた。ちゃんとボコボコにしたわよ!」
シグはテトにガッツポーズをした。
「明日が楽しみだなーありがと」
テトが感謝するとシグは照れていた。
「あっちが襲ってきただけだし」
_____ぷいっ、とそっぽを向いた。
「今日は寝たら?夕食はボクが作るから」
「え?!作れるの?!」
シグは目を大きく開いて驚いていた。
「伊達に、ミネおばさんに育てられてない」
と言い、テトはキッチンに向かい、シグはソファでぐっすり寝た。
4人組はボコボコにされました。




