女神に道案内
題名どうりテトがシグに街案内するお話です。この世界にどのようなものがあるのか知って欲しいです!
「おはようございま〜す」
テトは欠伸しながら部屋を出た。
「おはよ〜」
そこには、エプロン姿のシグが立っていた。
「え…」
テトは呆然としていた。
「朝食を作ろうとしたら、シグちゃんが『任せて!』と言ってきたら、任せたの」
ミネおばさんは笑いながら言った。
「できたわ」
シグの朝食はシンプルなものだった。目玉焼きの下にパン。それと、牛乳だった。
「うまそうじゃな〜い」
ミネおばさんは喜んでいるようだった。
「いや〜、久しぶりにこういうの作ってみたかったんですよ〜」
シグは照れながら答えた。
「「「いただきま〜す」」」
3人とも手を合わせた。
テトは少し戸惑いながらも食べてみた。それは、とても美味しく、その後も食べ続けていると、黄身のところにたどり着き、そして黄身を半分持っていくように食べると、中は少し硬いが、黄色い汁が少し垂れてきた。それもまた美味しかった。
「おいしい…」
テトはあまりの美味しさに声が出た。それを見ていたシグがすかさず、
「でしょ〜」
と、ドヤ顔でテトを見て言った。
「ミネおばさん、明日は頼みます」
シグが言うと、「ん?」とテトが反応した。
「テトが学校行ってる間は暇だから、ミネおばさんのバイト先で働こうと思ってね〜」
テトはびっくりしていた。まさか神様の言葉から『働』という文字が出てくるとは思わなかったからだ。
「「「ごちそうさまでした〜」」」
3人は手を合わせて食事を終えた。
「テト、今日は道案内してくれない?」
シグは、テトを呼び止めた。テトは不安そうに了承した。
テトはあまり乗る気ではなかった。なぜなら、一緒にいるところをあの四人組に見られたり、知られるといろいろ面倒だからだ。
「「行ってきまーす」」
2人が元気よく出かけるのを見たミネおばさんは
「いってらっしゃい」
と笑顔で見送った。
テトが最初に案内するルートに決めたのは商店街だった。
「わ〜、人が多い」
シグが言うように人はとてもたくさんいた。そしてテトはミネおばさんのバイト先も案内した。
ここがバイト先か〜」
バイト先はすごかった。外見は綺麗な模様があり、中もとても綺麗だった。そこは、料理店で、スパゲッティや、ハンバーグ、ステーキなどいろいろ作っている。そしてこの店が売れている理由は、材料さえあれば、客がメニュー外のことを注文しても作ってくれるところだ。値段は材料と作り方で決めているらしい。
二人はバイト先を浸った後、商店街を離れ、中央部への門や、逃げ回るのに使える道などを回った。
テトが最後に選んだのは大きな時計塔だった。高さは30mくらい。場所は商店街からさほど遠くない場所にあった。時計塔は自由に出入りできるので、最上階まで上がった。
「うわぁ〜、とてもきれ〜い」
シグが目にした光景はとても美しかった。国の外の平野が、地平線が見えるくらいに広がり、その地平線の上に夕日が神々しく光っていた。
10分ほど眺めて、二人とも家に帰った。だが、
『テトのやつ、なにしてやがるんだ』
大柄Aに見つかっていた。
「今日はありがとう、テト」
家に帰るとシグは笑顔で言った。するとテトは少し照れていた。たがシグは気付いていた。テトが学校をわざと案内しなかったことに。でも夕日に免じて言わないでおこうと思った。
テトは突然ミネおばさんが家にいないと確認してシグにお願いをした。
「ねぇ、明日か、明後日、もしくは近ごろおそらく僕の学校の奴が、シグのところに嫌がらせしてくると思うんだ。その時はボコボコにしてほしい」
テトは案内中、四人組やその関係者は見なかったがおそらく見られただろうと思ったのだ。
「任せといて!」
シグはあまり理解していなかったが一応了承した。
「任せた!」
テトは笑顔でシグを信じた。
次回は4人組がボコボコにされるかもしれません




