表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/22

女神の奮闘劇

 アリアは敷地内にある墓を探していた。


「あった」


城の後ろにたくさんの墓があった。それを西暦ごとにみていく。すると知っている名前があった。


「サクマ、アルバ、テレスごめんなさい私とシグだけ残ってしまって」


その後アリアは墓の前で思い出やテトのことを話した。話が後になるにつれてだんだんとアリアの目にだんだんと雫が溜まっていく。


「私のせいで!私のせいで・・・・ごめんなさい、ごめんなさい」

アリアは墓に蹲ってひたすら泣き続けた。数十分して泣き止むとアリアはもう一つの墓に向かう。


「この剣で助かったわ。ありがと」


アリアは一つの墓にお礼をいった。その墓にはアリアがもっている剣に書いてある名前『カル、シリア、テラ』と書かれていた。


「まっててシグっち、いま向かうわ」

剣を抜いたアリアは城へと戻った。


シグは城中を走り回っていた。勝利の力がなくさらに武器もない状態で国王直属防衛隊3人を相手取ることは難しかった。途中途中普通の兵士も出てくるがほぼすべてなぎ倒してゆく。


(どうすれば。あ、そうだ)


シグは過去武器庫に使われていたところを目指して走る。


(これじゃ勝てない)


着いてすぐ武器を確認したが武器は普通の兵士が使うような武器しかなく到底敵いそうになかった。


(相手から奪うしかないか)


シグは部屋の武器を敵が来る前に罠のように設置する。


「でてこい!」


国王直属防衛隊の重装備の1人が声を放ちながら入った。そこでシグの仕掛けた罠が作動した。

 入った瞬間足に掛かった鞭が剣を巻き込んだ。巻き込まれた剣が重装備の視界を塞いだ。シグは視界が塞がっている間に倒れる1つの斧を拾い斧の柄を使って首を絞めた。


「くっ、貴様!」

「残念だったわね」


腕に力を入れ重装備の1人を気絶させ剣を奪う。その剣は普通の剣よりも鋭くそれに頑丈だった。


「大丈夫か」

そして入ってきた魔法使いの1人を首を絞めて、すぐさま武器庫を出た。


「炎よ」

シグが出た瞬間、外にいたもう1人の魔法使いが魔法を放った。だがシグはその魔法を剣で巧みに受け止め杖を切った後思いっきり蹴り倒した。


「殺しはしない。目的は神父子孫と国王のみ」


シグは大広間を過ぎさらに奥へ行くと大広間より広い舞踏会みたいなところにきたそしてステージには神父が1人立っていた。


「神父子孫!よくもミネおばさんを殺したわね」


その言葉を聞いた神父はため息をつく。


「貴方といいあのガキといいなんですか。元はといえば貴方が出なければよかったんですよ。あの神殿から!」


返答にシグは少し口を噤む。シグも少しは思っていたからだ。だがシグは他のことをいった。


「ではこの国はなんだ!私が聞いていたのと全然違うぞ?なぜそこまでして私を引き止めた」


神父は笑い答えた。


「ハハハ、この国のことを言ったら貴方は絶対この力を私に預けなかったじゃないですか。先祖代々馬鹿ですね。こんな力を利用しないなんて」


そして神父は加護である指輪を掲げた。


「クズが」


まさか神がこんなことをいうのかと神父は少し驚いていたがすぐに持ち直す。


「貴方ことクズじゃないですか。大切な仲間を守りきれず、墓参りもせず神殿で引きこもるなんて、みんなが知ったら大層恨むでしょうね貴方を」


「な・・・・」


なんで知っているのという疑問がすぐに浮かんだが伝承に残されていることがすぐにわかった。


「お前はもう許さないわ。私の仲間はそんなことで恨まない」


シグは剣を構えて神父に向ける。


「この力を持った私に勝てるかな?」


シグは踏み出しすぐに神父との距離を詰める。そして剣を振るった。だが神父はわかっていたかのように剣を避け拳を繰り出した。シグはそれに気付き手錠でガードする。神父は少し痛そうにしてたがまだ涼しい表情をしていた。


「動きが鈍いですよ。この力のおかげかな」


次は神父から攻撃してくる。シグはまたもや手錠でガードするがパワーの違いで少し飛ばされる。着地した瞬間神父は足を蹴ってシグを転ばせた。神父がのしかかってきたがシグはすぐに交わす。シグが立とうとすると神父はすぐに態勢を立て直し思いっきり腹を蹴った。


「ほんとにこの程度ですか?これじゃ拍子抜けですよ」

勝ちを確信した神父はゆっくりとシグに近づく。

神父が後一歩のとこまできた瞬間シグは笑った。


「ハハハハハハ、愚かね神父子孫」

シグの笑いに神父は驚いた。


「どういうことだ」

「お前はその力の強さをしらないんだよ。その力は一欠けらでもあれば必ず勝つ」

「それがどうした」

「その力の大きさは何に比例するのか。それはどのようにして勝つかが変わってくるんだよ。いままでの私だったら例外はいたものの相手が仕掛けてきたらたいていのことは無傷で済む。だが加護という一欠けらなら勝つことはできても無傷とはいかんだろな」


説明を終えた瞬間シグは蹴って神父を倒した。そして上にのしかかり思いっきり顔を殴りつける。


「おかしいと思わなかったのか?国王直属防衛隊を倒した私がこの程度だと。油断すればするほどその力は弱くなるのよ」


「クソッ!」

そのまま神父はシグに数十分殴り続けられ気絶した。


「よし止めを刺すか」

シグは蹴り飛ばされて落とした剣を取りにいく。だが神父はおきていた。


(一欠けらでもあれば勝てる。そういうことか)


神父は服のうちポケットから短刀を取り出しシグ目掛けて走った。シグが気付いたときには神父と目と鼻の先だった。


「しまった」


_________グサッ!


「な・・・・・・」


神父の短刀はシグまで届いておらず、なぜか神父の腹に剣が刺さっていた。


「ミネおばさんの仇」


神父を刺したのはテトだった。テトには勝利の力があまり効かないので剣が通ったようだ。刺された神父はゆっくりと倒れた。


「テト!」


テトは手についた血を見て笑った。


「人を殺すってこんな感じなのか。シグもそうだったのかな」


笑った後シグをみてテトは泣きついた。


やっとここまで来ました。次はとうとう国王戦

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ