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少年の復讐劇

ミネおばさんを殺されたテトは王国に向けて歩き出す。テトがいう隠している力とは

「いってきます」


その言葉と同時にテトの足は城のほうを向いていた。そして駆け出した。中央部の門までは7分ほどで着いた。門は縦20mほどあり1人では到底開けられそうになかった。


「どうしたものか」


横を見ると寝ている看守が2人ほどいた。


「おい。死にたくなければ開けろ」


寝ている看守からナイフを奪い首に突きつけた。すると、もう1人の看守が慌ててテトに腰に下げている剣を突き立てた。だが、人質に取った看守は目と言葉で死にたくないと訴えていた。


「開けろ」


くそ、と吐きながら看守は門を開けた。開き終わった後、テトは看守2人を黒いオーラを吸い込ませ気絶させた。


「な・・・!」


テトは門の内側に入ると驚愕とした。それは町の風景が外側と全然違ったからだ。外側の町はレンガの家が数件、あとは石や木で作ったボロい家がほとんどだ。対して内側は、ほとんどがレンガの家で木造もあるが形や高級感が全く違った。門一つで別の国に移動したような実感に見舞われた。

 正面を見るとさっきの門よりさらに大きい門が見えた。その門の内側にかすかに城が見えた。門まで着くのに走って10分掛かった。はぁはぁと息をつきながら着いたため少し家の影で休憩することにした。休憩が終わり疲れも少し取れ門に行こうとすると突然開きだした。


「どういうことだ」


すると門からぞろぞろと兵士たちが出てきた。


「侵入者を探せ~」


気絶させた看守たちが報告したようだ。匿っている家がないことを確信しているのか通路を中心に探索していく。


「今のうち」


テトは兵士の目を掻い潜ると門へ入った。だが失態に気付いた。門の横をみると魔方陣が書かれていた。


「センサー!!」


門を抜けるとすぐに城中に警報がなった。一分も経たないうちに庭に囲まれた。庭の広さは広く縦横100mあった。


「侵入者よ!大人しく捕まれ」


指揮官らしき人が声を上げた。当然テトは捕まる気など無かった。


「どうせ、捕まっても殺すだろ!それなら神父だしやがれ!」


指揮官はため息をつき合図を出そうとする。敵の数はわからないがおそらく500は超えている。近くに槍や剣を持った兵士や遠くには弓も持った兵士もいる。さらに、ところどころ杖を持った魔法使いもいた。


(なぜ1人の侵入者にここまでするのか驚きだ。)


指揮官が手を下げた。すると一斉に剣士たちが突撃してきた。テトはすぐさま黒いオーラを回りに撒き散らして周りの歩兵を気絶させた。それに驚いた指揮官は一斉に味方ごと、弓を放つように命令した。一斉に弓が放たれた弓だったが一本もテトに掠ることすらできなかった。


「どうなってる?!」

「さすがに私たちの炎を食らって生きていただけありますね。あの少年」


指揮官が動揺していると横にいた、テトの家を燃やした魔法使いの1人が少し関心していた。


「ここからは魔法使いたちに任せて、歩兵は撤退させてください」


魔法使いの指示に従い指揮官は歩兵たちを撤退させた。すると奥からたくさんの魔法使いが前にでた。すると杖に魔力を込めだした。


「火よ!」


唱えた途端、一斉に火の玉がテト目掛けてとんでいった。さすがにテトでも数百もの火の玉を一斉に防ぐのは難しかった。


「こうなったら」


テトは咄嗟に両手を頭にあて、魔力を限界まで頭に集中させた。


「限界突破」


すると自分の力で脳を惑わせ限界を超えることに成功した。テトが隠していた力はこれだった。一度使うとかなりの激痛を伴われあまり使うことができなく、成功したことも数回しかなかった。さらに、常に意識を頭に集中してないとすぐに気を失ってしまう。だが、その力は壮大だった。黒いオーラを回りに放つと、一瞬で火の玉が消えた。


「なんだと」


火の玉を消された魔法使い達は少し動揺したようだった。すぐに魔法で強化した剣や槍を持ってきた兵士たちが突撃してきた。テトがオーラで気絶させようとすると交わして突撃してくる。兵士の数人がテトの目の前に近づきすぐに剣を振り下ろしただが、限界突破しているテトには剣を交わすことは容易いことだった。交わした後すぐに殴ったり蹴り飛ばすなどしてどんどん撃退していった。だがそれも長くは続かなかった。


「放て!」


2度目の火の玉が放たれる。テトは先ほどと同じように消したが、城の上にいた魔法使いに気付かなかった。


「残念。雷撃よ」


城の上にいた魔法使いザールが銃のような形状をした武器で、テトの頭を狙い雷撃を放った。するとテトに命中した。


「しまった」


雷撃を食らったテトは意識が霞む中でシグが生き残ることを祈った。


(生き残ってくれ)



気を失ったことを確認すると、ザールは指揮官から通信が来ていた。


「やりましたね。国王直属護衛隊のザール様」


「その呼び方やめてくれない。さて、早く捕獲を」


指揮官に捕獲を命じて、城の上から降りようとした瞬間、大量の魔力がテトに集まっていることに気付いた。


「これはまずいな」

「これはまずいですね」


そのことに気付いた2人の魔法使いは口を揃えていった。魔力の集まりが収まるとテトは立っていた。だが、意識はなかった。


「魔力だけで動いているのか」


そう思ったザールはすぐに銃を構えてテトに撃とうとした。だが、テトは無言でオーラを回りに漂わせた。すると一瞬で消えた。


「なんだと・・・!」


テトはザールの後ろに立っていた。そしてザールを殴り飛ばし、城の上から庭まで下ろしてすぐ移動した。

そしてテトは意識がないまま、無言で城を睨んだ。


テトが暴走した中、シグはどうのようにこうどうするのか

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