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プロローグ

新作です。他の物も更新しながらこちらも書いていこうとおもいます!是非見てください。

昔、勝利の女神シグは、人間界に降りて、勝利の力をふるった。

シグは次第に人間の世界に溶け込むようになり、正体を隠して騎士になった。そこで友達もできた。

ある日、シグのいる国の反対勢力が力をつけ(いくさ)を始めた。その戦は激しいものだった。

戦はシグのいる国が勝った。だがシグは友だちを全て失った。勝利を手に入れたものの前衛にいた友だちは救えなかったのだ。

シグは、このことを嘆き、絶望した。なにもしらないシグの国の神父はシグを神殿(しんでん)(まつ)ったのだった。


2000年の月日がたち、魔法などが発展した時代、シグは死ねずにいた。

老化に勝利し、病気に勝利し、死さえも勝利した。姿は18歳ぐらい若い女の子のままだった。

神殿に居続けたシグに訪れる人は、絶望した日にシグを祀った神父の子孫が度々くるぐらいだった。生きる気力をなくしていたシグは、神父の子孫に勝利の加護をを施した。

訪れる神父子孫は、礼拝(れいはい)にくるだけで、シグには気が合わない人だった。


「あ〜、死にたい」


何回つぶやいただろうか。神殿に入ってから何日も言っている。


「じゃあ、死ねばいいじゃん」


突然聞こえた声にシグは驚いた。こえのぬしは、裕福ではなさそうな半そで半ズボンの服の少年だった。


「誰?!」


シグは問いた。


「ボクは、テトだよ。君は?」

2015年10/30 少し編集しました。

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