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三、この街で一番の詐欺師

僕は一度死んでこの世界にやってきた。

この世界にはモンスターがいて、日々モンスターの恐怖と隣り合わせで暮らさないといけない世界だった。僕が最初に目が覚めた場所は転生の領域と呼ばれており、そこから右も左も分からないまま移動すると大きな街リンドウに辿り着いた。

そこでアマトさんと出会い、アマトさんと一緒にモンスターに襲われるも、何とかモンスターに食べられずに済んだ僕は、この世界の事を色々と教えてもらっていた。


「・・・と、この世界はこのような感じで回っております。転生者様、ここまでよろしいでしょうか?」

「・・・あの・・・」

「なんでしょうか?」

「・・急にキャラ変わりすぎじゃないですか?」

「何を仰いますやら!転生者様にはこれでも足りないぐらいです!」

「いやいや、さっきまで号泣してたじゃないですか?泣き叫んでたじゃないですか?」

「もうそれはいいじゃないですか!それよりこれからどうされるんですか?」

「・・う~ん、全く何も考えてません・・・」

「そうなんですね、・・・ではとりあえず換金所に行きませんか?」

「換金所?」

「ええ、転生者様が退治してくださったロックトカゲの宝石と、もともとお持ちのスライムの宝石を換金しに行きましょう!」

「それは別にいいんですが、せめて転生者様って呼ぶのはやめてもらえませんか?」

「そうですか・・では何とお呼びしましょう?」

「僕の名前は白鷺修吾と言いますので、修吾でいいです!」

「そんな、呼び捨てなんて絶対に出来ません!では修吾様とお呼びいたします!」


アマトさんの急激なキャラ変わりに気持ち悪さを感じながらも、一先ず換金所に向かった。

改めてこの世界のお金の事を教えてもらうと、この世界の通貨はラギと呼ぶらしく、リンドウでの一般的なお給料はひと月30ラギらしい。因みにアマトさんはひと月大体40ラギほど稼いでいるみたいで、この街では少しだけ一般の人より儲けているようだ。ただその内10ラギを田舎の家族に仕送りしているらしく、なんだかとても家族思いな良い人の印象がした。


「そういえば、アマトさんは何歳なんですか?見た感じ30歳ぐらいですかね?」

「私の歳ですか?今年で10歳になります」

「へー・・・若ぁぁっ!ええ!10歳?ほんとですか?髭も結構生えてますけど?身長も180センチぐらいありそうですけど?」

「そ、そうですか?こ、この世界では普通の事ですが?」

「そ・・そうなんですね・・」


この世界の10歳は、とんでもなく老けているんだな~と思った。


「あの・・、修吾様はおいくつなのでしょうか?」


そう聞かれて、こんな若い見た目でアマトさんより年上だと答えるのが気まずかった。


「僕は・・・17歳です」

「そうですか!」

「あれ?・・意外と驚かないんですね?」

「お、驚いてますよ!・・てっきり5歳ぐらいかと・・・」

「5歳てっ!いくらなんでも言い過ぎでしょ!」

「丁度修吾様ぐらいの見た目だと、5歳ぐらいがこの世界では普通でして・・」

「ええ~!・・・では仕方ないですね・・・」


この話から推測するに多分アマトさんは前の世界で言う34歳ってところだろう。

とにかくこの世界での見た目年齢はあてにならないんだと理解した。

そんな話をしながら歩いていると換金所に到着していた。


「では修吾様、こちらで少々お待ちください」


どうやらアマトさんが僕の代わりに換金しに行ってくれるみたいだ。すぐ戻ってくるようなので近くのベンチで待つことにした。待ちながら改めて周りを見渡してみると、前の世界とは違いお笑いの話題は全くなく、みんな優しい表情で生活をしていた。


「本当に・・・お笑いとは無縁の世界に転生したんだ・・・・」


自分が望んだ世界に来れた事に、心がとても穏やかになるのを感じた。

でも今日のように、急にモンスターに襲われると思うとそれが残念にも思えた。

そんな事を考えながらアマトさんを待った、とりあえず待った、ひたすら待った。

この世界の換金所事情は分からないので、とりあえず待ち、気が付くと日はすっかり暮れ、夜になっていた。


「・・・いくらなんでも遅すぎるだろっ!」


我慢できずツッコんでしまい、それと同時にとても嫌な予感もした。

アマトさんは、スライムの石を見て1000ラギはする代物と言っていた。

そう考えると、ひと月30ラギのお給料の人達からすると、年収で言うと約3倍の大金になる。

それだけでも大金なのに、ロックトカゲの石を合わせるともっと大金になるはずだ。


そう考えると・・・、素直に自分に渡す?と不安になった。


「いやいや・・、ダメだダメ、見ず知らずの僕に色々世界の事を教えてくれ、ついさっきなんて号泣しながら僕に命を救ってもらえたと感謝していたんだ。そんな人が急に裏切るような事はしないはずだ」


そう自分に言い聞かせたが、居ても立ってもいられず僕も換金所に入った。

中に入ると厳重な檻のような受け渡し口があり、そこでおじさんが仕事をしていた。


「あの~・・」

「うん?お客さんかい?今日はもう店終いだよ!換金なら明日にしておくれ!」

「いや・・あの今日スライムの石を持った人が来ませんでしたか?」

「うん?・・おおっ!来たぞ!アマトだろ?」

「えっ?お知り合いなんですか?」

「知ってるも何も、あいつはこの街では有名な奴だぞ!」

「そうなんですか・・それでアマトさんはどこに?」

「どこにって、アイツなら憲兵に突出したよ」

「憲兵・・・って悪い人を捕まえる憲兵ですか!」

「当たり前だろ!何言ってんだ?」

「どういう事ですか?何故アマトさんが?」

「そりゃあアイツが指名手配になるほどの、この街で一番の詐欺師だからだよ」


「・・・・え?」


「だからアイツがやってきた時に憲兵を呼んで捕まえてもらったんだ」

「あの・・・一体アマトさんは何をしたんですか?」


突然の事に動揺を隠せず、不安の中おじさんにアマトさんの事を教えてもらう。

おじさんが言うには、アマトさんは何の価値もない石を価値があるように見せて売りつけている詐欺師のようで、半年ほど前から憲兵所にアマトさんの石を買ったお客さんから苦情が届いていたみたいだ。アマトさんを捕まえようと憲兵が手配書を街中に配っていたところ、換金所にやってきたのでおじさんが通報したらしい。


「それで・・石はどこに?」

「石?そんなもん憲兵たちが持って行っちまったよ!」

「そ、そうなんですか!」

「どうせあれも偽物だろ?アイツは石で人を騙す奴だからな!」

「いや、あれは違うんです!元々僕の物で偽物ではないんです!」

「なんだ!お前も詐欺師か!」

「ち、違いますよ!」

「だってあんな物、普通じゃあ手に入らないだろ?モンスターの石だぞ?」

「そうかもしれないですけど・・あっ!今日のロックトカゲを知ってますよね?その石もありましたよね?」

「しつこい奴だな!帰ってくれ!お前も憲兵に突き出すぞ!」


おじさんには聞く耳を持ってもらえず、僕は換金所から追い出された。

別に今日出会ったばかりの見ず知らずの人だけに、このまま放っておいても問題はないけど・・・。

でも、もう一度アマトさんに会い直接話を聞かないと納得できないと思った僕は、街行く人に憲兵所の場所を聞き、会いに行く事にした。


憲兵所に着くとそこは前の世界で言う交番のような建物で、中に入ると憲兵が一人机に座り何か書き物をしていたので僕は話しかけた。


「あの~、すみません」

「はい、どうしましたか?」

「あの・・・アマトさんと言う方がこちらに捕まったと聞いたのですが」


そう言うと憲兵は眉をひそめた。


「なんだいアンタ?あの詐欺師の身内か?」

「いや、身内と言うかちょっと知り合いなんですけど」

「その知り合いが何の用だ?」

「どうしても確認したい事があって、アマトさんに会わせてもらえませんか?」

「・・ん?アンタもしかして・・転生者さんかい?」


その質問に僕は安心した。

何故かと言うと、この世界の人達は転生者の事を英雄と呼び称えているとアマトさんから聞いていたからだ。だから僕が転生者だと伝えれば、宝石の事も信じてもらえると思った。


「はい!そうです!」

「・・ぶ・・ぶはははははははははははは・・」

「・・えっ?」

「そうか転生者さんか・はははは・・で、転生者様が何の用ですか?」

「(・・・あれ?おかしい・・・この笑い方は馬鹿にしている笑い方だ)」


そんな中、奥の部屋からもう一人憲兵がやってきた。


「どうした馬鹿笑いして?」

「おお、いや今な、転生者様がさっきの詐欺師に会いに来たんだよ!」

「ええ!ぶはははははは、ほんとかよっ!笑わせるなよ!」

「ほんとだって、コイツコイツ!」

「あの・・何がそんなに面白いんですか?」

「だって転生者なんている訳ないじゃないか!何のおとぎ話だよ!」

「ははは、そう言えばさっき奥でアマトに事情徴収してたんだけどよ、ずっと言うのよ」

「なんだって?」

「転生者様に会わせて欲しい、転生者様に謝りたいってよ!」

「ぶははははは、何だよそれ!頭おかしいんじゃないのか?」

「いやな、聞く所によるとアマトの奴、コーデ村の出らしいんだ」

「あ~、あの貧乏で有名など田舎村の?」

「そうそう、貧乏すぎて多分親からまともな教育受けてないんだろうな!」

「そりゃあ、10歳で村から出稼ぎに出ないといけないぐらいだもんな」

「あの・・・10歳ってこの世界では大人なんですよね?」


そう問いかけると二人の憲兵の目が点になった。


「あんた歳いくつ?17歳ぐらいか?」

「えっ!そうです!なんで分かったんですか?」

「そりゃ見た感じで分かるよ」


その言葉を聞きアマトさんから聞いていた、この世界での見た目年齢の感覚を伝えた。


「はあ?そんな訳ないだろ!もしかしてアンタもアマトに騙された側かい?」

「・・・えっ?・・それってどういう事ですか?」

「アマトの奴髭があっただろ?あれは付け髭だよ、因みに身長が高かったのも底の高い靴を履いていたからだよ、ほんとの奴の身長は150センチほどだ」

「多分自分の手配書を見て変装したんだろうな、それにしても換金所のおやじもよくアマトだって分かったよな?」

「そりゃモンスターの石だって持ってくるやつなんて怪しいにも程があるだろ、同じ石繋がりでおやじの奴もピンときたんじゃないか?なかなか勘の鋭いおやじだよ」。


そのやり取りを聞き、僕は転生した世界で最初に出会った人に騙されていた事に気付いた。

でも不思議とアマトさんが悪い人だとは思えなかった。


「あの、一目でいいのでアマトさんに会わせてもらえませんか?」

「だから無理だって言ってんだろ?早く帰りな!」

「まあまあ、良いんじゃないか?一目ぐらい?」

「馬鹿言うなお前!上にバレたらとんでもないことになるんだぞ!」

「そうだけどよ、コイツも勝手に転生者様にされて可哀そうな奴じゃないか」

「う~ん・・・分かった、一目だけだぞ?」


そう言うと一人の憲兵が牢屋に案内してくれた。奥の取調室を抜け地下に降りたところに牢屋は3つあり、アマトさん以外は誰も入っていない様子だった。


「ここだ・・なんだアマトの奴寝てやがる・・図々しい奴だな、ったく」


そこにいたのは、僕がいた世界で言う白のランニングシャツと茶色い無地の短パンを履いた、髭もなく背も低い至って普通の10歳の子供だった。


「あの、この人が本当にアマトさんなんですか?」

「そうだ、これがアマトの本当の姿だ!」


まさかこんな子供に騙されていたとは信じられなかった。

そしてよく見るとアマトさんの顔には何発も殴られたような痣があった。


「一つ聞いていいですか?」

「どうした?」

「アマトさんの顔に痣がたくさんありますが、もしかして殴ったんですか?」

「そうだけどそれがどうした?もしかしてお前も殴りたいのか?」

「そんな訳ないでしょ!・・・そもそも殴る必要はあったんですか?」

「コイツが悪いんだよ!何度聞いても本当に転生者が現れてモンスターを倒したんだって嘘しか言わないからな!持っていた石も本物だって言うし・・・」

「だからって・・・それで10歳の子供を殴るんですか?」

「10歳だからなんだ?コイツは犯罪者だぞ!」

「・・・・それで石はどうしたんですか?」

「取り上げたよ。そしたらコイツが必死になって取り返そうとしてきたから余計こっちもムキになっちまったよ・・・ただ確かにもの凄く柔らかい石と綺麗な青い石だったんで、思わずこっちも本物かと信じそうになったけどな・・って、実際本物なんて見た事ないんだけどな・・ぶはははは」


前の世界でほとんど怒った事が無い僕も、さすがにこの言葉にはムカついた。


「ほ・・本物も知らないのに・・偽物だと決めつけて殴ったんですかああああ!」

「な・・なんだよ!何ムキになってんだ!」


目の前で10歳の子供が、大人に何発も殴られ泣き疲れて牢屋の中で寝ているのに、馬鹿笑いする大人がいる事に怒りがこみ上がった。


「もう気が済んだろ?そろそろ上にあがるぞ!」

「もし・・・」

「ん?なんだ?」

「もしアマトさんの言っている事が本当だとしたら、ここから出してもらえますか?」

「無理だな・・・、実際コイツは人を騙してる、どっちにしても出られないさ」

「本当にどうしても無理なんですか?」

「そうだな、今回の事が本当だとして、更にコイツに騙された人達が許すと言えば出れるかもな・・・まあ無理な話だが・・・」

「分かりました、僕が転生者でモンスターを倒せることを証明できれば、まだ可能性はあるんですね?」

「えっ?・・ぶははは、お前本気か?いや、まあ出来るもんならな・・・ぶはははは」


そこにもう一人の憲兵が、血相を変えてやってきた。


「おい大変だぞ!」

「なんだどうした?」

「またロックトカゲが現れたぞ!」

「何っ!本当か?」

「ああ、しかも今度のやつは今日の倍ぐらいの大きさだぞ!」

「なんだって!」

「多分、昼間のロックトカゲの親かも知れない、子供を探しに来たのかも」

「マジかよ、昼間は何故かなんとかなったが、今度こそヤバいんじゃないか?」

「・・・・僕が倒します!」

「ハァ!お前まだそんなこと言ってるのか!いい加減にしろ!」

「いいんですか?このままじゃ街が無くなりますよ?」

「この・・・好きにしろ!お前が死のうがこっちには関係ない!」


僕が憲兵所を出ると、目の前でロックトカゲが街を壊していた。

そしてロックトカゲは僕に気づくと、動きを止め睨みつけてきた。


「お、おい!ロックトカゲの奴、こっちを睨み付けてるぞ!」

「うわっ、ほんとだ、ロックオンされちまった!」

「おい偽転生者!早くなとかしろよ!倒せるんだろ?」

「そんなバカ言ってないで逃げるぞ!一緒に死にたいのか!」


最初にスライムが消えた時、何故消えたのか全く分からなかった。


でもロックトカゲが消えたとき、僕にある仮説が浮かんだ。


「おい、見ろよアイツ、ロックトカゲに近づいて行ってるぜ!」

「バカな奴だ、踏みつぶされて終わりだ、それよりも早く逃げよう!」

「まあ待て、ここからだったら、アイツが殺されてからでも逃げられる、せっかくだからアイツの死に様見てやろうぜ?」

「趣味が悪いなお前・・・ちょっとだけだぞ」


そして不思議とこの仮説は間違っていないと思えた。


「おい見ろよ、アイツロックトカゲの足に触ってるぞ!」

「何っ!なんて奴だ、あいつホントに死ぬぞ!」


僕の仮説はこうだ・・・。


「おいロックトカゲが踏みつぶそうとしてるぞ!」

「ばかやろー!早く逃げろー!」


ここの世界のモンスターは・・・・。


「ダメだ、逃げらんねええ」

「あいつ踏みつぶされちまううう」


ここのモンスターは・・・・ツッコミを入れると消える。


「岩の癖に・・・・柔らかいんかああああああああああああいっ!」


「・・・・・ボンッ・・・・」



憲兵二人は叫んだ。


「・・ええええええええ、モンスターが消えたあああああああ!」


やっぱり僕の仮説は間違っていなかった。

ここは、ツッコミでモンスターが倒せる世界だ。


「う・・嘘だろ・・・」

「ほ・・本当に・・倒しやがった・・・」


モンスターが消えたと同時に睡魔が襲い、僕はその場に倒れた。


そしてまた夢を見た・・・。


「・・なかなかやるじゃないか・・」

「(ん?なんだ、またこの夢か・・)」

「この世界に来てまだ間もないのに、もう6体も倒すとはな」

「(・・・6体?)」

「だがしかしいいいいい!だがしかああああああしいいいいいいい!」

「(だからその急にテンション上げてくるやつなに!)」

「ここから先のモンスターはそう簡単にはいかないよ」

「(というか誰?ダメだ声が出せない、何なのこの夢)」

「お前はこれからこの世界の本当の恐ろしさを知ることになるだろう」

「(え?)」

「・・・たぶん」

「(たぶんかよっ!)」

「この世界に転生した事を後悔する事になるだろう・・・」

「(そうなの?)」

「・・・たぶん」

「(なんなのそのたぶんって、自信ないのかよ!)」

「一つだけ忠告しといてやる・・・もしもう一度死ぬと・・・」

「(何?どうなるの?)」

「・・・せいぜい死なぬことだ・・」

「(・・教えてくれないのかよっ!)」


夢の中で話しかけてくるのは一体誰なんだろう?


そして所々ボケてくるのは何故なんだろう?


そんな事を思いながら深い眠りに僕はついた。


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