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雑集  作者: 林集一
3/5

作りたいゲームとやりたいゲームゥ

作りたいゲームとやりたいゲーム。その2つは範囲の大きさは違えどほぼ同一の存在だと思っております。やりたいゲームの範囲の中から作りたいゲームは出てきません。つまり、作りたいゲームは自分にとってやりたいゲームだと言う事です。しかし、逆にやりたいゲームが作りたいゲームになるかと言えば必ずしもそうではない現実があります。


ゲームの作成に使うエネルギー

ゲームの作成に使える時間

ゲームの作成に使うツール

ゲームの作成技術の有無


様々な問題が現実となって押し寄せてきます。


それがやりたいゲームと作りたいゲームの関係だと思います。そして、作ると言う実際の作業に入った時、その2つの関係がベタベタな恋人同士の関係に有る場合、まず間違いなく破綻します。


ゲームを作るに当たってやりたいゲームを作りたいゲームに落とし込む作業をすると、盛り込みたい内容が増えれば増えるほど上記の4つの問題が人生を全う出来なくなる位押し寄せてきます。ゲーム作成第1の壁はそこだと私は思っています。


以前私はRPGツクールの方で作成していたのですが、作っているうちにパソコンとツールが型落ちしてしまった為に、製作を断念せざるを得ない状況になってしまった事があります。そして、その時の経験を元に、再び新しい製作に取り組んだのです。ウルフRPGエディターと言うツールを見つけて奮闘を開始しました。


まず、これ迄の経験を生かすためにも、同一の世界観での作品を作り始めました。システムに関してもほぼ同じものを採用しました。しかし、どうしてもツールが違いますので、細部に再現が難しい所が出てきます。


やりたいゲームから作りたいゲームに落とし込む際に出てくる魔物「ここは譲れない」です。奴はかなり手強いのです。何せサガシリーズのように己の強さに合わせてギリギリ勝てるか勝てないかに設定された悪魔が現れるのです。そりゃ、苦労しますよ。因みに未だにこの悪魔と戦っています。


「因みに私の戦っている悪魔は装備可能防具数の限界です。ウルフRPGエディターにデフォとして用意されている幅は8つで、それ以上使うとなれば、その分の変数を弄らなければなりません。既に人様のコモンイベントを導入しまくって複雑な状態になっている現状では導入難易度も跳ね上がってしまい、うまく進めなくなってしまいました」


以前この悪魔と戦っている時に、先輩からアドバイスを頂いた事があります。「絶対にそうでなければいけないの?自分の作れるレベルまで落として作ってみたら?」それに対して「譲れない……かも知れません」としか答えられなかった私が居るのです

。恐らく、その一言が出るエターナリストは現状ではエターナリストの枠を出るのは難しいのかも知れません。


使えるエネルギー、時間、ツールには限りがあります。やりたいゲームと作りたいゲームを管理しつつ完成に向かってその管理が出来る作者こそがエターナリストを越える存在として世の中に作品を送り出せるのかもしれません。


ゲームは、完成させなければ0です。小説は、連載中でも面白ければ読んでくれる方々がおります。ですが、ゲームは完成させて世に送り出すまで誰も触ってはくれないのです。勿論テストプレイはしてくれるかと思いますが……。


ですので、「ふりーむ」等にアップされているゲームは、その1つ1つがエリートなのです。作者の背景も考えつつプレイすると色々なものが見えてくるかもしれません。


「そう言った意味で見たらフリーゲームの奇才アンディーメンテ作品等はかなり異端に見えます。変な作者や自身に近い作者が居ましたら、応援してみましょう。自分好みのゲームや驚くようなゲームを作ってくれるかも知れません」


これまで味わってきた作品や培ってきた経験からやりたいゲームや作りたいゲームは出来上がっていくのです。これ迄味わってきたゲームと経験を大切にしてのアウトプット。


俺達のゲーム作成はこれからだっ!(ぇ)


今日の話もとりとめの無いものとなりましたが、ゲーム作成の際はやりたいゲームと作りたいゲーム……つまり理想と現実の区別をつけたらエターナりにくいよっ!と言う事でした。


ゲーム作成第1の壁「理想」、そこからやってくる悪魔「此処は譲れない」。こいつらは強い(迫真)




★ 私的には反則ですが、行き詰まった際には「金で解決する」手段もあります。仕様を伝えたらお金でプログラムを代行してくれる方はいらっしゃると思います。









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