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泡沫の恋を  作者: 美桜
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久しぶりの投稿になります。

間違い等あったら、お知らせしてくださると嬉しいです。

読みにくくてすみません!



昔話をしようか……。

君が眠ってしまうまで。




 

むかし むかし あるとことに 

とても うつくしい しまが ありました


とても とても うつくしい しまでした


みずは きよらかで 

しょくぶつが おいしげり

どうぶつたちが のんびりと くらしていました


ほんとうに うつくしいしま だったので

その しまには うつくしいものが だいすきな 

にんぎょたちが すんでいました


にんぎょたちは しあわせでした


だって !


この しまには かれらの “てんてき”である

にんげんは いなかったのです


しあわせでした



とても うつくしい しまにすむ その にんぎょたちは

また おとこも おんなも 

とても とても うつくしいのでした


いろとりどりの うろこを もつ にんぎょのなかに

ひときわ うつくしい むすめが いました


しろく すきとおるはだに 

かがやく きんいろの かみを もっていて

うすむらさきの ひとみは うれいを おびていましたが

そんなところも また ひとびとを みりょうしました

うろこの いろは あわいしんじゅいろで ひかりをうけると

きらきらと にじのように ひかりを はんしゃするのでした


かのじょの なまえは 『かみーゆ』と いいました

いっぱんてきに にんぎょは おとこも おんなも うつくしいのですが 

かみーゆは さらに わをかけて うつくしいのでした


しまにすむ にんぎょの おうさまの むすめである かみーゆには

ある ひみつが ありました


かみーゆは にんげんに こいをしているのでした



もちろん にんぎょの “てんてき”である にんげんに

こいをするなど ゆるされることでは ありません


きょうも かみーゆは ひとり なみだをながすのでした





――っと、寝てしまったようだね。

今日はここまでで終わりにしようか。



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