隅の声
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:隅の声
上司「良いか?…じゃあ始めてくれ」
今日は会議の日。
いつものじゃなく、結構重要な会議だ。
「…であるからして…」
わが社だけで
押し進めて行かなければならない
事業について、
あれやこれやと検討しながら
とにかく利益を出す事だけに奮闘してゆく。
俺は企画部に所属しており、
この日の会議の録音を頼まれていた。
まぁ新人がこういう係を担うのだが、
あとで上層部に聞いてもらうこともあり
結構重要だ。
会議は2時間半で終わった。
思っていたより短かった。
上司「テープ、頼むよ」
「わかりました」
早速、別室でさっきまでの
会議を録音したテープを確認した。
冒頭の司会の挨拶から始まっている。
「よしよし、ちゃんと録れてるな」
そしてちょうど
事業計画に差し掛かった時だった。
「ん??」となるものが。
『この計画は、やめたほうが良い。やめろ』
「…なんだ、この声…」
録音は部屋の隅で行う。
録音機材が部屋の隅に置かれていたので、
そこに居たのは係の俺だけ。
俺はその日、一言も喋っていなかった。
中堅からベテランの社員だけが
テーブルにつき、その様子を
録音していたのだから、
新米の俺は発言などしない。
なのにこの謎の声。
他の社員、上司、上層部に
聞いてもらったところ、俺と同じく、
「なんだこの声は」
と口を揃えて言っていた。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=QaRlRWSozjU
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬