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98話 一難去ってまた一難?とイケメン転校生

ん〜、何かどっかで聞いた事がある様な声だよな。


「おい、転校生があまり調子にのるなよ?」


「わぁー、怖い怖い」


 わざと怖がる様に演じた、あまりにも舐めた態度にリーダー格はそいつの胸ぐらを掴んだ。


「転校生だから教えてやるよ。俺は学校との頭をやらせて貰ってる者だ。お前は今その俺を怒らせた、まともな高校生活を送れないと思え」


「はっ、お山の大将さんが何を言う?お前がここの頭?笑わせんなよ、どう考えても大智ちゃんや千寿ちゃんやあのお方の方が強く見えるぞ?」


っとイケメンは俺の方をチラッと見た


「あの2人と早乙女が俺より強い?笑わせんな。俺に避けてる奴ら程度の臆病者なんだぞ?」


実際は俺と大智と千寿がもし頭を倒してしまうと他の奴らに狙われる事が面倒だと思い、ある程度避けていたのだった。


「ハハ!何て自己解釈なんだ。まぁ、良いやお前なんて私の敵じゃないな」


「さっきから調子に乗りやがって!」


 殴ろうとしたが、イケメンは手のひらでリーダー格の顎を思いっきり押して後ろに倒した。

立ち上がろうとしたリーダー格を、上から足を振り下ろしたのだ。


「君、凄く弱いね。たった7人だけでピエロマーチと張り合った大智ちゃん達と比べたら笑いて来るよ」


俺は奴の口から知ってる単語が出てきた。

 ピエロマーチ、そのリーダー格は俺の額に傷を残したサイコパス野郎のチームの名だ。


「ガハッ、お、お前何者だ...」


「これはこれは自己紹介が遅れました。私は元ピエロマーチのリーダーでもあり、そのお方...若にお使いする下僕の加藤と申します」


「なっ!!ピエロマーチのリーダー!」


 リーダー格は転校生の正体が最悪で最恐と言われ続けたあの加藤と聞いて驚きの表情を表した。

俺もその1人だった、まさかあのサイコパス野郎のピエロメイクの下がこんなにイケメンだった事に驚いていた。


「ん?若?おい、どうゆう事だ!」


 何故あいつが俺を若と呼んだのかと疑問を抱いた。


「私は兄貴から、貴方の素晴らしさを教えてくれたのですよ!」


加藤は俺を神の様に崇拝してる目を見て、俺はあまりにも変わり替えに、俺は思わず引いてしまった。

吾郎ちゃんの奴何したんだ?洗脳だなありゃ...


「そ、そうか。あまり問題起こすなよ」


って、良いながら自分も今問題に巻き込まれてら事に忘れていたのだった。


「若、後は私がこのお方達を貴方の素晴らしさを教えてさせます」


「...程々にな」


すぐに帰るなら、後は加藤に全て任せようとその場を後にした、後ろから断末魔の様な声が聞こえたが、あえて聞こえなかった事にした。


「千秋君!大丈夫だった?」


「お、おう。なんか変な奴に助けて貰ったよ」


「何それ?」

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