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82話 夏休みとリフォーム

 なにやら、シャルロットから日本に帰った際サプライズがあると伝えられた。

俺はそのサプライズの内容が楽しみに、ハワイで残り2日間を楽しんだ。

 

 日本に帰る前に、俺たち8人で集合写真をオールバック男に撮ってもらったのだ。

背景がホテルと海で、物凄く綺麗に撮れていた。


そして、いざ日本に帰り。

 俺はワクワクして家に入ると、間取りが少し変わってね?っと恐る恐るリビングに入ると。


「すーーー」


何故かリビングの広さが2倍になっていた。

 夢でも見てるのかと、目を擦ってもやはり2倍に広かった。

灯里達も、何が起きた?と目を見開いて驚いていた。


「へ、へぇ〜、ちーの家って成長するタイプなんだ...私も違うんだね」


何言ってんの、この子?


七海も相当驚いているせいか、冷静ではなかった。


「ちあき、サプライズだよ〜」


「...お前か」


 シャルロットは嬉しそうに報告していたので、怒るのも怒らなかった。

紗奈の方を見ると、驚いている様子だったので、シャルロットの独断だろう。


「お嬢様..流石に、これは...」


「んー、大丈夫だよ〜。工事したのは、全員女性だから」


 私物を知らない男が触った事に、心配だと思っていてシャルロットはそこの所対策してるよっと笑顔だ言った。


「あと、部屋の中にはあまり動かしてないよ」


部屋の中を見ると、本当に動かされた痕跡はなかった。

 どうやら、ずっと誰も住んで居なかった702号室の部屋と合体させたらしい。


なにが変わったのかと、家の中を探索すると、トイレが2つ、小さな物入れ部屋、シャワー室が2つ、キッチンが最新型、リビングのソファーが大きくなったり、テレビの画面が前より2倍近くデカくなったりしていた。


そして、前までは俺の部屋、愛香の部屋、親の部屋の合計3つだったが、4つ追加されていた。


「ごめんねー、もう一つは作れるスペースがなかったの」


「いや、そこは別に良いけど」


「だから、ボクと紗奈でおなじ部屋にするよ」


「なら、ここ使いな」


見た感じ一番広い、親の部屋を使わせた。

 もう、親の部屋や私物が完全に物入れ行きになっていた。

まぁ、俺は別に構わないけど。


お義母さんは、なんとかするけど。親父はどうでも良いや。てか帰ってこなくても良いや。


 そして、早割分担を決めて、みんな一旦家に帰って、私物を取りに行った。一緒にウィダーソンの引っ越し屋も着いて行って、元家の物を運んでくれた。

そして、3時間後にお部屋紹介が始まり盛り上がっていた。


 楓は、いつも見てる風景の女の子らしく、七海は少しロック系かと思いきや、ギターはあるが人形が沢山あって驚いてしまった。

シャルロットと紗奈は、資料やモデルに使う物など沢山あったが、シャルロットの私物がほとんど無かった。


どうやら、イギリスにあるので取りに行くのはだるいそうだ。

 そして、想像通りの女の子らしい美音と灯里の部屋だ。

灯里は少し漫画など、少し置いてあった...ん?


「あれ?灯里、お前帰れたの?」


「え?普通に帰りましたよ?」


あれ?家には帰りたくないのでは?


「私が帰ってきても、何も言って来ませんでしたので、多分、もうどうでもいいのでしょうか?丁度良かったので、部屋の物や服類など全て持って来ました」


「まぁ、灯里が良いなら」


 なんだろう、やっぱり自分1人だけの部屋があるとみんなは気楽で居られるのか嬉しそうだった。

案外、シャルロットがやった事は正解なんだろう。...あれ?


俺はある事に気づいた。


「普通にお泊りじゃなくて、同棲する気まんまんよな?まぁ良いっか。楽しかったら何でも良いや」

 

トラベルクロウでも、そうですが、家の改造が大好きですねw

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