表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/112

81話 夏休みと海⑥

「おっ?お前らどこ行ってたんだよ?」


 シャルロット達が千秋達の所に帰ってくると、千秋の手には手筒花火を持っていて、筒先から綺麗な火花が吹き出していた。


愛香と美音は、その豪快に吹き出してる火花を見て、凄い!っと言葉を漏らしていた。


「見ろって、こんな花火初めて見たぞ」


俺も思わず、子供の様にはしゃいでしまっていた。

 そんな花火を羨ましそうに、楓が小走りで近づいて行った。

 

「ちー君!それ、私もやりたいよ!」


「ほら、いっぱいあるぞ」


 楓は手筒花火を持って、筒先に火をつけると俺のみたいに、豪快に火花が噴き出ていた。

2人は、それを楽しそうに振り回していた。


その間愛香達は、何があったのかと七海の所に訪ねた。

 七海と紗奈から、詳しく話を聞いたら、2人をハーレムに入れる事は、愛香も美音も許可が入った。


「 仕方ないよ、薄々お兄ちゃんに対する気持ち気付いてたしね」


「そ、そうですね。初めて会った時から、あ、ハーレム入りだなーっと思いました」


 2人とも、今までの出来事を考えると、もう仕方ないと思っていいたのだ。


「なぁー!最後にこれみんなでやろうぜ」


すると、千秋が手を振りながら自分達を呼ぶ声が聞こえてきたのだ。千秋の所に行くと、手には複数の線香花火を持っていた。

そして、俺は線香花火を1人1つずつ渡して同時に火をつけた。


「わぁー、綺麗ですね」


 灯里は自分の線香花火を見つめていた。

辺りは暗く、8つの線香花火が辺りを明るく照らしていた。

花火を終えて片づけをして、ホテルの部屋に案内された。


「はーー、疲れたー」


今日一日中遊び尽くし、俺はふかふかな絨毯の上で寝転んだ。

 ウィダーソンのホテルの最上階の大部屋なので、部屋が凄く大きかった。普通に比べてみると、今日本で住んでいるマンションの部屋よりは大きい。


そして、最上階なので、外の景色は物凄く綺麗だったのだ。

 そこは良いが、部屋の中には2つの大ベッドがある。

1つ4人ずつ、寝ても全然寝れるが、問題は俺だ。

 ピーチバレーの罰ゲームで、俺は七海と愛香と美音と一緒に寝る事になっていた。


愛香は、慣れている事もあるから、まだ大丈夫。

 七海と美音はどうだろう?胸の大きさで言うと、トップ1と灯里から聞いた話だが、七海は抱き癖があると聞いた。


「やっぱり、俺ここで寝ちゃダメ?」


「ちー、別に良いけど。罰ゲームをフロントで裸で走ると変更しても良いなら」


「...はい、ご一緒に寝させてください」


その後は、怪談や面白いトークをした後に、結局1つ同じベッドで、寝る事になった。

 ちなみに、美音と灯里が物凄く怖がりで、よく俺に抱きついてきた。そして、七海の怪談話しは俺でも怖いと感じてしまった。

 

 寝てる際に、最初は安全だったが、一時間後ぐらいに七海と美音が俺に抱きついてきた。

愛香に助けを求めたが、ぐっすり寝ていた。


美音から感じる柔らかい物の感触。そして、七海から聞こえてくる、少しエロい域のせいで俺は結局は一睡も出来なかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ