ろんりークリスマス
キャラの扱い…
こちらも纏まりが無いですね。
ハッピー☆クリスマス!!
「あー、ちょっとそれ取ってー!」
「はいはい。」
「ちょっとぉ、それ私が食べようとしてたのにぃ!」
「ここは戦場なの!そんな悠長な事いってんじゃないの!」
…みんな元気だねぇ。
今日はともみ、ゆっちゃん、みゆそして私で集まってクリスマスパーティー。
今年こそは彼氏を作ろうと頑張った歴戦の兵達の慰安パーティーともいう。
私も勿論その1人。
と、いってもアプローチすらしてないんだけど。
私の好きな人はお隣の人。
引っ越してきてすぐの時ちょっと助けてもらって好きになった。
我ながら単純でちょろい奴だと思う。
「あんちゃもぉこっひひてのみぇ!」
「しょうだぁ!のみぇ!」
私はアンデッド族の仲間入りはしたく無かったのでみゆの元に退避した。
みゆ隊長は見事アンデッド達を退けた。
「ったく、もう…大丈夫? 彼奴ら毎回あんなんだからねぇ。」
「うん、ありがとう。」
余りお酒を飲めない私はオレンジジュースを飲んだ。
みゆはゆず酒を。
一息ついたところでみゆに訊かれた。
隣の彼との事だろう。
特に無いと答えるとみゆにため息をつかれた。
「ちょっと!隣なんだから頑張んなよ。」
確かにそうなんだけど。
「面識無い訳じゃないだしそこそこ仲良いんでしょ?」
「う、うん。」
「私達なんかほっといて彼をどっか誘えば良いじゃない。」
一気に言われて確かに正論なんだけど…。
「断られた時が怖い、とかかんがえてるんでしょ?」
今ザクッと音が聞こえた気がした。
全くもってその通りです。
私はチキンなのです。
「しょうがない奴だなぁ君は! 吞んだくれ達帰るよー。」
勿論不平不満が飛んでくる。
みゆは慣れた動きで2人の襟を掴んでズルズルと出ていった。
なんだか嵐の様だなぁ。
ともあれ、これでやらねば女が廃る!
というより、みゆに後日叱られる!
良き友の計らいに感謝しつつ家を出てお隣へ向かった。
そう、いつもの様に気軽に誘えば良いんだ。
チャイムを押し、深呼吸をする。
大丈夫。
戸が開いて彼が出迎えてくれた。