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第五話 『ラジオ』

本作はフィクションです。

喧嘩、暴力、いじめなどの表現や、それに伴う精神的苦痛を含みます。

登場する人物・団体・出来事はすべて架空のものです。

2017年10月末 白波駅 ラジオ局前


先輩が出演するラジオを聴きにきた

ラジオ局は外から見える構造となっていたため、外から視聴することができる

番組は1時間あるらしく、小腹が空いていたので最寄りのコンビニで揚げたチキンを片手にラジオを聴くことに


まもなく番組がスタートする


「いや〜今日も来てくれてありがとう!」

「いえいえ、とんでもないです!」


パーソナリティの方だろうか?

先輩と楽しそうに会話をしている


ーー数十分後

番組は順調に進んでいた

番組のテーマは"高校生を応援"で行われており、白波市を中心に様々な高校のニュースをお届けしている


ふと先輩を見てみると、とても楽しそうに会話していた

その時だった。こっちに気付いた先輩が"入ってこい"というジェスチャーをしてきた

自分が戸惑っているとパーソナリティの方も先輩と同じジェスチャーをしていた


まだ戸惑いつつも引くに引けない状況だった為、ラジオ局に入ることにした


「あっ…えっと…」

「こんにちわ〜!名前はなんて言うんだい?」


本名を言うのは抵抗があったため、ペンネームを言おうとしたがネット活動名を言えるわけもなく、そんな即興でペンネームなど考えれるわけもなく焦ってしまった


「こいつ緊張して頭真っ白になってます(笑)」

「そんな〜!全然楽にしてよ!」

「えへへ…」

「そうだなぁ…チキン持ってたし、"チキンくん"でいいんじゃない?」

「え!いい名前じゃん!それで行こう!」

「いや、待ってくださいよ!チキンって!(笑)」


先輩の助けもあり、"チキン"と言う名前でラジオに出演することとなった

初めてで緊張していたのもあり、あまり喋ることはなかったがとてもいい経験ができた


ーー番組終了後


「いや〜!お疲れ様!ありがとう!」

「ありがとうございました〜!」

「あ、ありがとうございました!」

「またよかったら出演してよ!待ってるね!」

「は、はい!」


多分、こんな経験二度とないだろう

また出演することはあるのだろうか…そんなことを考えながら自宅に帰宅した


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2017年12月 自宅


ラジオ出演後、先輩に呼び出されて2回出演することになった

二度とないと思っていた経験がまた経験できるなんて思っておらず、興奮がおさまらなかった


さらに、生徒会では友達の助手役として頻繁に呼ばれるようになり、会議などにも出席できるようになった


ラジオ出演・生徒会補助役員としての経験を活かして、何かをしてみたいと思った自分は仲の良いゲーム友達集めて仲良しグループを結成した


読んでいただきありがとうございます。

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