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第四話 『誰かの一歩』

本作はフィクションです。

喧嘩、暴力、いじめなどの表現や、それに伴う精神的苦痛を含みます。

登場する人物・団体・出来事はすべて架空のものです。

2017年9月 白波学園高等学校 視聴覚室


今日は、高校で大学説明会が行われる日だ


俺は将来、パソコン関係の職に就きたいと思っている

そのため、そういった分野を学べる大学への進路を考えていた


視聴覚室には、大学ごとに分かれたコーナーが設けられており、各自が好きな席に座って話を聞く形式になっている


ひとまず色々と話を聞こうと思い、俺は適当に目についた大学の席に座った


「本日はよろしくお願いします」

「よろしくお願いします!」

「では早速…私たちの大学は"潮見芸術大学"と申します。

私たちの大学は様々なコースがあるのですが多いからこそ悩んでしまうと思います。

そのため、1年生で様々な芸術を学んだのち、1年生の最後で自分の学びたいコースを選び進むことができます」


彼は、続いて大学の特色や授業内容、卒業後の進路について一通り説明した


「ーー以上が、潮見芸術大学の概要となります。ここまでで何か質問がある方はいますか?」


この大学にはパソコン関連を学べるコースがあるらしい

自分にはピッタリだと思った

だからここにしよう


決断した時、隣の席の人が手を挙げた


「はい!」

「はい、そこの君!」

「もしこの大学を受験する場合、どういったことを準備しておいたらよろしいでしょうか?」

「そうですね…」


ーー質問への回答が終わったのち、入試についての説明が行われた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2017年9月 白波学園高等学校 教室


あれから平凡な人間を演じ、敵を作らぬよう全員にいい顔をした


ゲームでは流行っているゲームをプレイして、オンラインに潜り、多くの人と出会い、ネット友達を作った


積極的に部活に参加、教師とのコミュニケーションを取り、自分が今ここに存在していることを証明するために行動した


そのおかげか友達からある提案を受けた


「なぁ…お前って暇?」

「…?基本暇だけどどうしたの」

「いやぁ…俺生徒会入ろうと思ってて、1人隣に友達いた方がやりやすいかなって」

「はぁ…?俺赤点取りまくってるのに生徒会に入れるわけないだろ」

「いや、入らなくてもいいんよ」

「どゆこと?」

「補助役員としていてよ。補助役員は誰でもなれるらしいし」

「はぁ…まぁそれならいいか…」


提案を受けた時に"誰かの一歩"が進んだ気がした


この気持ちは一体なんだろうか

そんな悩みを抱えながら補助役員を了承した


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2017年10月末 白波駅 ラジオ局前


その後、9月末に生徒会選挙が学校内で行われ、友達は生徒会に加入することに

自分は友達の紹介で補助役員として加入し、友達の手伝いを主にすることとなった

基本、補助役員は会議などに参加することはなく、担当の教師から呼ばれた時に参加する


今日は部活終わりにラジオ局に行くことに

出演するわけではないが生徒会で知り合った先輩が出演するとのことで見に行くことにした


読んでいただきありがとうございます。

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