声が聞こえない通話
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:声が聞こえない通話
「うん。じゃぁ明日大学でね」
友達「あそうだ。あのプリント持ってきてくれない?…そうそう、あの赤本写したやつ」
「なんで?」
友達「梶川くんがさぁ、なんかどうしてもその日に要るんだって。だから」
「梶川くんって、もしかしてアンタまだ付き合ってたの??」
友達「ヤダなぁwもう付き合ってないよ。ただ友達としてこれからはやっていこうって」
「ほんとに〜?w」
すぐ終わるはずの電話が
ひょんなことから恋愛話に花が咲き、
それから1時間ほど喋ってしまった。
友達「そうゆう香穂子はどうなのよぉ?狩野くんとあれからどうなってんの?」
「あははw別にどうもなってないよぉ」
友達「ウソ♫マリエから聞いたわよ〜?前に映画一緒に見に行ってたんだって??」
「あれはぁ別にそんなんじゃなくてぇ、ただ面白そうだから見に行きたくなってさぁ。んで、たまたまチケットあったから一緒に行っただけよ〜」
友達「あそうそう、狩野くんて言ったらさぁ、この前別の女の子と腕組んで歩いてたって」
「え?それほんと??」
友達「らしいよ?」
「まじで??やっぱり付き合わなくて正解だったわ!w何よ、散々もったいぶって『私と付き合おう』なんて言ってたくせに」
友達「うっそwハハwそうやってムキになるところ見るとまだ気があるな〜??」
「ちょっ、マジ何言ってんのよ!」
友達「アハハハハw」
「笑わないでよ!w」
友達「あー、でもよかった」
「…?何が」
友達「ん?あんたと電話でしゃべれたこと」
「……は?何言ってんの急に」
友達「出てくんなかったらどうしようかって思ってたわー」
「…はぁ?」
友達「いやごめんごめん。こっちのことw」
「どうしたのよ〜w」
友達「んーん別に♪あもうこんな時間!ごめんね、これからちょっと用事あるから」
「そうなんだ。うん、わかった」
部屋の時計を見ると、
ちょうど1時間ほど喋ってた。
「じゃね、バイバーイ」
そして電話を切ろうとした時、
「あれ、切れてる…」
通話時間は1分31秒。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=Rx_SvlC71hM
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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