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言霊苑 -徒然なるままに-  作者: 蓮雪 蒼月
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この指の先につながった

目に見えない糸


心の欠片で紡ぎあげ

愛しい想い忍ばせて

大切に染めた

わたし色


わたし色に染まった糸と

あなた色に染まった糸が

出逢い寄り添い

ふたり色に染まってゆく


ほんの些細な事で

切れてしまうような

儚い儚い糸だけど

あなたと半分ずつ

握り締めた時から

それはかけがえのない

絆になる


不安にほどけてしまわぬよう

哀しみにとけてしまわぬよう

もっともっと

強くいられるように…


この指につながった

ぬくもりの欠片

それは

あなたに出逢えた証だから

手放す事なんて

どうしても出来ないよ


たとえ

色褪せてしまっても

いつか

擦り切れてしまっても


もう一度

心の欠片で紡ぎあげ

もう一度

愛しい想い忍ばせて


今度は

もっと強い絆を

握り締めよう


ふたり色の

強い絆を…





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