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デニム&ルルのキャラ設定の詰め直し

 当分の間、各キャラクターの設定の練り直し作業が続きます。




挿絵(By みてみん)

キャラクター06:デニム


 イラリアス国のゴータルートの街に所属する冒険者(ランクC)の男。

 身長は1m83cm。

 26才。

 ファイタークラス。

 筋肉質で、パーマのかかった緑髪をしている。

 ポラート出身。


 金目当てで仕事をする冒険者が多い中、珍しく依頼人に忠実に依頼をこなす正義漢。

 そのため、ゴータルートやゴータルート周辺の村には信用がある。

 かつてはルルやチコとパーティを組んでいたのだが、ルルと恋仲になってからというものパーティ内の空気が全く読めなくなり、解散へと追い込まれている。

 パーティ解散後はルルと二人で冒険者を続けているが、魔法の使える仲間がいなくなってしまったため、大きな依頼はこなせなくなってしまった。(ルルはレンジャークラスとシーフクラス)


 右手にロングソード、左手に盾を持って戦う。

 ファイターらしく敵の懐に飛び込んで、乱戦を制する戦い方を得意とする。


 当初デニムは、ルルとパーティ内で対立する事が多かったのだが、ある時自分の失敗をルルが庇ってくれたのをきっかけに惚れてしまう。

 デニムはすぐにルルに告白し、ルルもそれを受け入れた。以来、ずっと二人はラブラブモードの恋愛脳状態である。


 リラルルの村からは、狼やコボルト退治の依頼を何度か受けた事があり、デニムの人柄も手伝って信頼をされている。

 鍛冶屋を営むゼベックとも、その頃からの付き合いで、かねてからの念願であった大型モンスターを相手にするための重装備を発注している。しかし、パーティ解散により収入が減ったデニムは約束していた武器の代金が払えなくなり、顔を合わせづらくなってしまっている。

 また、パーティから魔法の使えるプリーストクラス・ソーサラークラスが抜けてしまったために、例え新装備があったとしてもデニムだけでは戦力不足が否めない。


 彼の「君には冒険者の素質があるよ」というセリフは、初心者冒険者に発破をかける時の常套句。デニムは特に自分に似て正義心の強い後輩や、勇気のある後輩にこの台詞を使う。


 ブリガンダインで身を固めた戦士。緑色のパーマのかかった髪がブロッコリーを思わせる。

 その顔は爽やかで真面目な印象を受けるが、頭の上の緑のもじゃもじゃが目立ち過ぎてついつい気になってしまう。


「すごいな君は、本当に冒険者の素質があるよ」


 一人称:俺。

 好きな食べ物:ルルのサンドイッチ。

 嫌いな食べ物:酒。

 好きなもの:ルル。

 嫌いなもの:チコ・嘘。

 趣味:ルルとのおしゃべり、料理。

 好きな色:青。


 このキャラクターにはモデルがいます。

 実際にオンラインゲームで恋愛沙汰を起こし、クランを追放されたプレイヤーです。

 騒動の現場を目撃していなかったため詳細を知らなかった僕は、クランメンバーとその人を仲直りさせようと試みたのですが、どうやら相当険悪な対立に発展していたみたいで既に手遅れでした。


 カイルがアバター達と出会うまで牽引する目的で作ったキャラクター。

 デニムとルルの辿った道が、カイルとイザネが後に辿る物語になったのは、偶然によるところが大きいです。




挿絵(By みてみん)

キャラクター07:ルル


 イラリアス国のゴータルートの街に所属する冒険者(ランクC)の女。

 身長は1m56cm。

 23才。

 シーフクラス(兼レンジャークラス)。

 背が低い女性だが、だからといって年相応ではない金髪ツインテールがそこまで似合っている訳でもない。

 ゴータルート出身。


 隙を伺い、相手の急所をショートソードで突く戦い方を得意としている。

 鎧は装備していないが、秀でた動体視力を駆使して敵の攻撃を掻い潜る。

 懐にはダガー忍ばせており、イザという時は投擲して敵の喉や目を狙う。


 背が小さい事をコンプレックスがあり、その反動でかつては男勝りのキツイ性格だった。

 そのため色恋沙汰にまるで縁がなく、パーティリーダーのデニムと口論になることも多かった。

 そんなある時、チコとデニムがパーティ内で諍いを起こしたのだが、ルルは珍しくデニムの見方をした。

 チコの欲が深すぎたのも諍いの一因であったため、ルルは当たり前の事をしたつもりだったのだが、いつも自分に味方しないルルが一生懸命自分を庇う姿に感動したデニムはすっかり彼女に惚れてしまう。翌日デニムに告白されたルルは、生まれて初めて受けた愛の告白にすっかりのぼせ上がってしまう。

 以来ルルはデニムとラブラブベタベタ状態となり、パーティ仲間のヒンシュクを買う。特に、デニムと喧嘩するたびにルルの味方をしてくれていたソーサラークラスとプリーストクラスの女冒険者は、ルルのことを酷く嫌うようになった。

 以来パーティのムードは険悪となり、一週間もたたない内に解散する事になる。


 彼女のあまり似合ってないツインテールは、オシャレをした経験がなかったためルルが自分に似あう髪型を自覚していなかったのが原因である。


 小さくてすばしっこそうな女冒険者。

 金髪のツインテールで無理して若く見せようとしている印象を受ける。


「キャーー! おまたせ~~♪ デニデニ~~♪」


 一人称:あたし。

 好きな食べ物:酒。

 嫌いな食べ物:薄味の料理。

 好きなもの:デニム。

 嫌いなもの:特になし(デニムとの恋愛に夢中で、大抵のものは許せてしまう)。

 趣味:ダーツ。

 好きな色:オレンジ。



 デニムのモデルになった人と恋仲になった女性プレイヤーを元ネタにしたキャラクターです。


 カイルがアバター達と出会うまで牽引する目的で作ったキャラクター。

 デニムとルルの辿った道が、カイルとイザネが後に辿る物語になったのは、偶然によるところが大きいです。


今回のオマケの俳句(作者としての感性トレーニングの一環):雨音が ガラスを叩く 秋の空


今回のオマケ駄洒落(作者としてお笑い脳鍛錬の一環):宮殿の電球


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