寄り道。
掲載日:2021/02/06
脇道にざわざわと 遠い昔の記憶
思い出す あの頃を
気を付けていなければ やがて
何にも思わず 踏みしめていたことだろう
冷たい風に任せ その身を委ねている 粉雪や
世間にも負けずに 美しく たおやかな姿だけが
まだ春を迎えずに 懸命に生きていたから
そっと触れて 匂いを嗅いで また明日も
いつもは気にせず 歩いていたけど
こんなとこに 咲いていた 花びら
絶妙に焙煎された珈琲にも負けじと
太陽みたく 朝陽みたい 夕焼けみたいに
鼻腔を擽る 懐かしい景色




