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 アイネアがクラウディウス公爵家へ来てから一週間が経った。

 そういえば今日がティミオス学園の創立祭だと気付いたのは、とっくに陽が暮れた後のことだった。


(今年はコルセットを着けずに、一人で料理を堪能する予定だったのだけれど)


 まさか最後の創立祭を、学園外で過ごすことになろうとは思いもしなかった。


(お父様がくださったドレスを着て、ユニアスとダンスを踊って……いま思えば、なんて贅沢な時間だったのかしら)


 ベリアとレナルドが足繁く訪れてくれるものの、一人でいるとどうしても色々と考え込んでしまう。大した進展もなく、裁定も覆っていない。依然としてアンドリューには、国王への反乱の疑いがかけられている。


(お父様やみんなに、一目でいいから会いたい…)


 アイネアは、誰よりも傍にいてほしい人の名前を無意識に呼んでいた。


「ユニアス……」


 ───その時だった。

 アイネアの耳が、窓の外から聞こえた微かな物音を捉えた。弾かれたように顔を上げた先、そこには人影があった。夜の闇に紛れていて顔はわからず、反射的に身が竦む。だが、月明かりに照らされて煌めいたカフスボタンを見た瞬間、アイネアは駆け出していた。

 震える指先で窓の鍵を開ける。彼の名を呼ぼうと声を出しかけて、慌てて口を押さえた。目の前の人物が、人差し指を唇に当てているのを見て、自分の置かれている状況を思い出したからだ。アイネアは現在、クラウディウス家以外の人間との接触を禁じられている身。そして彼はここにいて良い人間ではない。


「…どうやってここに来たの?ユニアス…ッ?」


 歓喜と困惑という相反する感情を隠せないまま、アイネアはユニアスを部屋に招き入れた。出来る限り声を潜めるが、どうしても上擦ってしまう。会いたくて仕方がなかった人に、思いがけないタイミングで会えたのだ。嬉しいに決まっている。卒業して以来、会うのはこれが初めてだから尚更。予定していた夏季休暇の帰郷すら、ままならないかもしれない現状だった故に、アイネアは感極まった表情を浮かべた。


「忍びこもうとしてたところを、ケイルさんが手引きしてくれたんだ。君が心配だったから」

「だからってこんな無茶を…っ」


 見つかればユニアスまで罪に問われてしまう。だというのに、ユニアスは気にしなくていいよとばかりに、優しく微笑むだけだった。


「僕のことはいい。堂々と玄関から迎えに行けなくてごめん」

「何を言うの。こうやって会いに来てくれただけで……ああ、上手く言葉にできないのがもどかしいわ。今年の創立祭は一人ぼっちどころか、参加もできないって嘆いていたけれど、もうどうだっていいわね。ユニアスが一緒なら、それで充分だもの」


 不安と焦りばかりが募り、気を張り詰める日々が続いていただけに、ユニアスとの再会は、重たい鎖から解き放たれたような気分になる。心から笑えていると、アイネア自身にもわかった。

 ユニアスはバラダン領が今どうなっているかを教えてくれた。それはアイネアがしきりに気にしていたことだった。


「誰一人として、君もバラダン伯爵も疑っていないよ。むしろ『領主様とお嬢様を釈放しろ』って暴動が起きそうなくらいだ。バラダン家の皆が、それに加わりたいのを我慢しながら領民達をなだめてる」


 そこまで説明してから、ユニアスはおもむろにアイネアの手を取った。冷たくなっていた両手に、ユニアスの熱がじんわりと伝わっていく。そして、アイネアの目を真摯に見つめながら、力強く励ました。


「大丈夫だよ、アイネア。後ろめたい事なんて何も無いんだから、ただ堂々としていればいい。いつものアイネアらしく、凛と前を向いているだけでいいんだ」


 どれだけ慰めや励ましの言葉をかけられても、一向に心は晴れなかったのに、ユニアスが「大丈夫」のひと言をくれただけで、俄然勇気が出てくる。彼の声を聴いていると気持ちが落ち着き、手を握っていてくれると、どんな敵にも立ち向かえそうな力が湧き上がった。


「『わたしらしく』……あなたは前にもそう言ってくれたわね。ありがとう。ユニアスのおかげでわたしも、苦しい気持ちが綺麗さっぱり消えたわ」


 お返しとばかりにアイネアも、昔のやりとりを引用してみせた。はにかんだ笑顔を向けるアイネアは、ユニアスの目に非常に愛らしく映った。ここ最近の中でも、とびっきりの笑みだった。このままでは何だかまずい事になりそうな気がしたユニアスは、ここで退散する判断を下した。第一、お忍びでやって来たのだから長居はできない。ケイルの足止めも、そろそろ限界だろう。


「…君の苦しみを背負えたのなら良かった。もう行かないと。見つかったら君や公爵家に迷惑がかかってしまう。それじゃあ…」


 手にあった温もりがするりと消えてしまい、酷く名残惜しく感じた。


「…ぁ……」


 アイネアの唇から吐息のような極々小さい声が漏れる。離れていく広い背中に手を伸ばしかけ、すぐさま反対の手でそれを留めた。「傍にいて」とは言えなかった。危険を冒してここまで来てくれた彼を、これ以上引き止めてはいけないと、わかっていたからだ。心の奥底では全く逆のことを願っていたとしても、それは決して口にしてはいけない。


 吐息に掻き消されそうな微かな音を、確かに聴いたユニアスは足を止めて振り返った。直後、佇んでいたアイネアから目が離せなくなる。縋るように少しだけ伸ばされた手、わななく唇、揺れる瞳。彼女の全身が、独りにしないでと訴えかけていた。それでいて、そのささやかな願いを懸命に飲み込もうとしている。庇護欲を刺激するいじらしい姿をひとたび目にしてしまえば、自制心など風の前の塵に等しい。ユニアスは大股でアイネアに近付くと、溢れる感情のままに華奢な体を強く抱きしめた。

 手加減無しの抱擁と、びっくりした衝撃。二重の理由でアイネアの息が止まる。互いを隔てていた距離が無くなり、混ざり合う心音が加速していくのを感じとったアイネアは、訳がわからなくなるほどの羞恥に襲われ、気を失いそうになった。

 父親以外の異性から抱擁されたことなどないため、自分も相手の背中に手を回すべきか否か、こういう時の正しい作法がわからない。どのみちアイネアの腕ごと抱きしめてられているので、されるがままになるしかないのだが。

 熱を孕んだ吐息が耳にかかり、アイネアの体がびくっと跳ねた。切なげな、かすれた声だけが静寂の中に落とされる。


「愛してる」


 その五文字がアイネアに届いた瞬間、すべての時が止まったかのような錯覚を起こす。頭の中に響くほどうるさかった鼓動の音も、もはやアイネアの耳には入ってこなかった。蒼海の瞳を真ん丸に見開いて放心している間に、ユニアスは体を離し、今度こそ振り向かずに窓から飛び降りていった。


「…………」


 ややあって、アイネアはぺたんと床に座り込んだ。腰が抜けて、立っていられなかったのだ。いくら上質な絨毯が敷かれているとはいえ、貴族の娘が地べたにしゃがむなどご法度である。けれども今のアイネアからは、叩き込まれた礼儀すらも吹き飛んでしまっていた。緩慢な動きで火照った頰に手を当てる。もし季節が冬だったら、顔から湯気が立ち昇っていただろう。


「〜〜〜っっ!!」


 声にならない叫びを上げて、アイネアは身悶えた。


(次に会う時、どんな顔をして会えばいいのっ!?)




 同時刻、闇夜を疾走するユニアスは、耳まで真っ赤になった情けない顔を晒していた。


(何をやっているんだ僕はっ!!)


 ああいう愛の告白は、もっと良い雰囲気の中でというか、とにかく時と場合を弁えろと数分前の自分を殴りたくなる。男らしくないと思われるかもしれないが、ユニアスにだって告白の理想像くらいあるのだ。間違ってもあんな、何の脈絡もなくぶっきらぼうに言うつもりではなかった。我慢できずに無遠慮に抱きついた挙句の唐突な台詞。アイネアを安心させるにしても、他にやりようはあったはずだ。まったく、昔から彼女の前では格好がつかない。ここぞというところで、スマートにいかないのがユニアスという男だった。


(でも狡いだろ…あんな表情…っ)


 ユニアスはアイネアの笑顔にも弱いが、ほんの時折見せる脆い部分には滅法弱かった。あのまま見つめ続けていたら、衝動に駆られて押し倒していた自信がある。これでもかなり我慢した方なのだ。

 なにしろユニアスは、レナルドがアイネアに好意を寄せていると、初対面の時から気付いていた。横恋慕してくる相手の屋敷に自分の想い人がいると知っていて、平静を保てる訳がない。アイネアは自分に集まる視線に鈍いところがある。正確に言えば、恋愛感情を向けられることに全然耐性が無いだけで、悪意はちゃんと感じ取っている。アンドリューとユニアスが、変な虫を引き寄せないよう睨みをきかせ続けた結果だ。学園でいったい何人の男の視線を釘付けにしていたか、アイネア本人だけが知らない。

 しかしいくら鈍感でも、ストレートに告白されて、その意味が察せないほど致命的ではない。さらに、相手の想いが真剣であればあるほど、冷たく突き放せない性格だということを、ユニアスが一番よく知っている。何事にも一途なアイネアが、婚約者のいる身で浮気に走るなんて万が一にも無いが、相手にとってそんなことはお構いなしだろう。

 だからこそ、ユニアスは余計に焦ってしまったのかもしれない。


(次からどんな顔で接すればいいんだ…)


 奇しくも二人の思考は完全に一致していたのだった。




 このところ不眠が続いていたアイネアだったが、脳の処理能力が限界を超えてしまったのか、その日の晩は力尽きたように眠りに落ちた。翌日、朝陽と共に起きた時には、頭がすっきりしていた。しかし同時に昨夜の出来事も鮮明に思い出してしまい、カッと目の前が真っ赤に染まる。


(ゆ、ユニアスに、あい…『愛してる』って言われた…っ!)


 みっともないからしないが、手足をじたばたさせて転がりたい気分だ。鍛えられた腕にとじこめられた感触が、まだ体に残っている気がして、アイネアは顔を覆った。


(落ち着いて。落ち着くのよ、わたし!お父様が大変な時に喜んでる場合じゃないでしょう!はしたない顔はやめなさい!)


 必死に言い聞かせるが、ユニアスの声はなかなか耳から離れてくれず、アイネアは困ってしまった。それでもなんとか冷水で顔の火照りを鎮め、朝食の席に着くまでには平常心をだいぶ取り戻していた。しかし、他人の感情の機微に鋭いレナルドには感づかれてしまい、何か良い事でもあったのかと問われた時は、フォークを取り落としそうになった。

 食事が終わった後、アイネアはケイルを呼び止め、礼を述べようとしたのだが、彼は人の良い笑みを浮かべてそれを止めた。


「昨夜は警備に何の異常もなく、私も何も見ておりません」

「…お心遣い、痛み入りますわ」

「はて、何のことでしょう」


 おどけてみせたケイルに、アイネアも口元を緩める。面と向かって感謝を伝えられないのは残念だが、アイネアは姿が見えなくなるまで黙礼していたのだった。


(のぼせたままではいけないわね。レナルド様にも指摘されてしまったし……衝撃が強すぎてうっかり忘れそうになったけれど、事件はまだ解決していないのだから)


 ユニアスが危険も顧みずに激励しに来てくれた事を無駄にはしない、と気合いを入れ直す。根拠の無い言いがかりになぞ屈するものかとアイネアは息巻いた。ユニアスも言っていたように、堂々としていればいいだけだ。ビルガの一件と同じ。言葉ではなく、態度で黙らせるのだ。


 ところが、そんなアイネアの決意も虚しく、事態は急転直下する。


「証言人が自害した…?」


 法廷で嘘の発言を繰り返していた男が、留置所で死んでいるのが発見されたらしい。ユニアスの訪問から、さらに一週間が経過した日の朝に、早馬で報せが届いた。ベリアから書簡を受け取ったアイネアは、信じられないといった顔で、食い入るように内容文を読んでいた。ケイルに通訳してもらったレナルドも、驚きを隠せない様子だった。

 証言人が残したという遺書には、利益を奪われた事でバラダン家を逆恨みし、今回の犯行に至った経緯と、やがて良心の呵責に耐えられなくなった旨が、したためられていたそうだ。これにより、アンドリューの潔白は証明され、速やかな釈放が命じられた。


「本当に良かったこと。アイネア様もこれでひと安心ですわね」

「え、ええ…ありがとうございます…」


 喜ばしい事のはずなのに、アイネアは釈然としない気持ちが消えず、ベリアの言葉にも生返事しかできなかった。


(…どうしてかしら。途轍もなく嫌な予感がする)


 ただの思い過ごしであればいいのだが…

 横顔に暗い影を落としたアイネアを心配し、レナルドは元気づけようと優しく笑いかける。


【我が家が馬車を出すから、お父上を迎えに行ってあげるといい】

【もう充分すぎるほど良くしていただきましたのに、これ以上お世話になるなんて…】

【私がそうしたいのだ。構わない】

「息子の言う通りですわ。大変な思いをなさったのですから、こういう時は甘えればよろしいのですよ」


 アイネアが恐縮している間に、優秀な侍従がすべての手筈を整えてしまい、厚意に甘えざるを得ない状況が作り出されていた。とうとう観念したアイネアは、何度目かわからない感謝を述べ、深々と頭を下げるしかなかった。


 謹慎が解かれ、いったん学園へ戻されたアイネアは一目散にパルメナのところへ向かった。パルメナも主人の姿を見つけて走り出す。


「パルメナ!辛い思いをさせてしまってごめんなさい。苦労をかけたわね」


 アイネアが眉を下げると、パルメナはぶんぶんと勢いよく首を横に振った。


【そんなものは取るに足らない事です。お嬢様がお心を痛めて苦しんでおられるのではないかと、それが気がかりでなりませんでした。このような時におそばにいられず、本当に申し訳ありません】

「謹慎中だったんだもの。パルメナが謝ることではないわ」


 いくら慰めても、パルメナは悲痛な面持ちを崩さなかった。アイネアを一人にしてしまったこともさることながら、調査に出かけることすらできなかったのが口惜しい。大人しく待機しているほかなく、事件解決に何一つとして役立てなかったのだ。


【…お痩せになられましたね】

「あら本当?良いことじゃない。それはともかく、これからお父様に会いに行くわ。本来なら騎士団が送還するところだけれど、レナルド様がわたしと一緒に帰れるよう、取り計らってくださったの」


 学園への事情説明を済ませてから、アイネア達はすぐに出発した。逸る気持ちを抑え、馬車に揺られること二時間半。騎士達に囲まれた父を見るなり、アイネアは礼儀作法も忘れて駆け寄る。尋問室に入っていたアンドリューは、アイネア以上にやつれて見えた。


「お父様っ!!」

「アイネア…心配させてすまなかった」

「お身体は大丈夫ですか!?はやく休みましょう。話はそれからです!」


 バラダン領に戻って療養したいところだが、まずは帰るだけの体力を回復するのが先だ。アンドリューは言葉を挟む暇さえもらえず、アイネアとパルメナによって宿へと押し込まれた。父親としては自分の身より我が子の方が心配なのだが「わたしはクラウディウス家のお屋敷にいたので大丈夫です!」とぴしゃりと言われてしまい、口を噤むしかなかった。

 パルメナが連れてきた医師の診察を終え、ひと休みしたところで、やっと腰を落ち着けて話をすることが叶う。


「では、お父様にも裏で手引きしている人物が誰かわからないのですね」

「情け無いことにな。だがあくまでも黒幕はこちらの国の人間で、北の王国は関与していないだろう」

「なぜですか?爆破犯は隣国の出身だと…」

「それは自害した証言人がそう話しただけで、実際には何の証拠も無い。あちらは戦闘に長けた民族が多い国。王族の暗殺を目論むのなら、もっと用意周到にかかるはずだ。単独で潜入した挙句に自爆するなど、らしくない。北の王国の反乱分子は年々弱体の一途を辿っていると聞くし、国境付近での小競り合いならともかく、王都にまで潜入できるとは思えん」

「だとすればやはり、亡くなった証言人のように、誰かの妬みを買ったということでしょうか…」


 アイネアはそう言いながら視線を少し下げた。儲けが大きくなればなるほど、他人からの嫉妬も比例して大きくなるのは必然だが、金儲けが第一目的ではないのにと思うと、心に陰りが生じる。証言人の男には腹も立ったが、いざ牢で死んだと聞けば気の毒になり胸が痛んだ。


「アイネア。自分を責めるのはやめなさい」

「責めてなどいません。後悔しないよう、最善を尽くしてきたつもりですから」

「そうだな。お前はよくやっている」

「まあ…!お父様が褒めてくださるなんて!嬉しい!!」


 心の中では常々誇らしく思っているのだが、さすがのアンドリューも気が緩んだのだろうか、つい黙っていた本音がぽろっとこぼれてしまった。誤魔化そうにも手遅れで、アイネアは頰を上気させて喜んでいる。


「ゴホン…そうはしゃぐな。ところで、クラウディウス公爵家に世話になったと言っていたが、面識があるのか?」

「はい。ユニアスの卒業パーティーの時に少しだけお話して…あと例の爆破事件の折に公爵夫人であるベリア様と偶然お会いしたのです」


 現場の近くにいたということはネーヴェル達との秘密にしてあったので、劇場の外で会ったという設定にしておいた。後ろに控えるパルメナの視線が刺さる気がするのは、アイネアの良心が正常に機能しているからに他ならない。


「そうか…事が落ち着いたら、私も礼を伝えに赴かねばならないな」

「わたしも改めてお礼を申し上げたいですわ」

「しかしわかっていると思うが、あまり他の男と親しくするのは…」

「もちろんですわ。レナルド様はただのご友人ですもの。ユニアスに不実な態度をとろうなんて、絶対に思いません!」

「…お前には無用の心配だったか」


 親心としては少々複雑だが、アイネアが幸せならそれでいい。しかしながら、婚約者の名前を口にする娘の顔が、やけに赤いのが気になる。今の会話の中に、そこまで照れるような内容があっただろうか。もしもその事についてアンドリューが言及していたら、ユニアスの命は風前の灯となっていたに違いない。幸いにも、先程の褒め言葉の喜びが抜けていないのだろうとアンドリューは結論付けたため、ユニアスは制裁を免れたのだった。

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