表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

死ぬまで

作者: みぃーや・きゃっと


 人の平均寿命は伸びていくが、死ぬタイミングは人それぞれである。

 私の祖父は、78歳でこの世を去った。

 私が、これから社会に出ようとするタイミングで、気がつくいたら永遠の眠りについていた。

 最後に言葉を交わしたのはいつだったかな。

 最後、祖父の店に行ったのはいつだったかな。

 祖父はなぜ、7人もいる孫たちのなかで、一番先に結婚するのは私だと思っていたんだろう。

 祖父が仏壇から微笑んだあとに、祖母や親戚から聞いた。


 話を戻そう。

 寿命は人それぞれで、死ぬタイミングも人それぞれ。


 そんな限られた時間のなかで、人はどれだけの人に支えられ、どれだけの人を助け、そして、どれだけの人に心を許せるだろう。


 SNSなどで容易に連絡が取れ、お互いのことを把握し合える現代社会で。いつまで繋がっていることができるだろう。


 データが消えてしまうまで? 連絡を取らなくなってしまうまで? もしかしたら。死ぬ間際まで知ることが出来るのかもしれない。


 そうなったら、葬式に来てくれる人は多くなるのかな。

 それとも悲しむ人が増えるのかな。

 どれぐらいの人が自分のことを覚えていてくれるかな。


 私が死んだら、過去の産物はすべて燃やしてくれ!!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ