1/2
プロローグ
ここはギャンブルに魅入れられたものたちが来る場所「賭博地獄」.今日もここに、そんな奴らが集まる。
増山「やぁ、諸君。私こそがここのトップの増山だ。」
この男の名前は「増山 巧」、元々はここにいる奴らと同じギャンブラーでありながら、先代のトップにセンスをかわれ、トップまで登り詰めた男。
増山「さて、今宵もここで『アレ』をやってもらう。心置きなく楽しんでいってくれたまえ」
そう言うと300人ほどのギャンブラーたちが一斉にその声を荒らげた。
「うっほー!!楽しみだぜ」
「今回こそは勝ってやる!」
そんなことを周りが言ってる中、ただひとり、何も言わずただその時を静かに待つものがいた。
ササキ「こんなにもはしゃぎやがって、子どもかってんだ」
そう、この男こそが、この先この場所で様々な伝説残す男であり、この物語の主人公「佐々木 康太郎」これは、そんな男の人生を追っていく物語である