表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/351

治癒魔法

「マジかよ…てか、お前、もっと可愛い起こし方無いのかよ…

 ぺチぺチ叩かれる身にもなれよ…」

「はぁ!?僕が可愛い起こし方して、誰が得なわけ?」

「…そうだな…お前だし…」

「そーゆう事…ったく、余計な心配させやがって…

 さっさと夕飯食べて寝るぞ」

「あぁ…って、ちょっと待て」

「へ?」


キョウヤは移動しようとしたユウキの腕を掴む

掴まれたユウキは、当然動けない

ユウキは不思議そうにキョウヤを見ている

そしてキョウヤはユウキをジーッと見つめる


「あのさ…何なんだよ…」


ジロジロ見られ、居心地が悪くなったユウキが口を開く


「いや…なんか、メッチャ怪我してるな…」

「あぁ…まぁ、今日はキングブラウンボアとバトってきたからな…

 ここ来て初の、怪我だな」

「そうなんだ…治さねぇの?」

「ん~、ヒールは自分にかけてもあまり効果ないし

 ていうか、ヒールはHPの回復であって

 怪我が治るわけじゃないんだよなぁ

 怪我治すなら、治癒魔法かな…まだ、使った事ねぇけど…」

「じゃあ、治癒すれば?」

「んぁ…別に魔法使わなきゃいけないような怪我じゃねぇよ」


ユウキはそう言って、動こうとするが、未だ手を掴まれているので動けない


「…はぁ…分かった、治すから手ぇ離せ」

「言ったからな、治せよ?」

「わーったよ…ったく、心配性だな」

「別に心配したわけじゃねぇよ!

 見てて、気持ちの良いもんじゃねぇから

 早く何とかしろっての!」

「はいはい、分かりましたよー」


ユウキは、メモ帳とペンを取り出して魔法陣を書く

そして、その効果をイメージして魔力を込める

メモ帳が消えた瞬間、緑の優しい光の粒がユウキの周りに現れる

その光が当たった所から、傷がどんどん消えていく


☆魔法:治癒を覚えました☆


「うわぁ…魔法初めて見た…」

「だろーな、ほら、これで良いだろ」

「あぁ…」


キョウヤはパッと手を離すと、さっさとドアの方へ行く


「早く飯食うぞ」

「はいはい…ったく、誰が作ったと思ってんだよ…」


ユウキはブツクサ言いながらついて行く


「何だよ…あの店で出てくる肉にキノコがついてるだけじゃん…

 しかも、米無いのかよ」

「ちゃんと味つけしてるから、大丈夫だよ

 あぁ、米な…まだココに来てから出会った事ないなぁ」

「てか、野菜とか店に行けばいあるんじゃねぇの?」

「そうかもなぁ…でも、八百屋系見た事ねぇんだよな…」

「うげ…まさか、無いのか…?」

「さぁ…まぁ、探せばあるかもよ?」

「はぁ~」


ユウキの曖昧な情報に、キョウヤはため息をつくしかなかった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ