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連れて来られた所は…

(面倒な事になるのかな…)

「あ、先に報告完了させますね!

 セレインの湖の水が1000セレス

 解毒草が3000セレス、化けキノコが32000セレス

 キングブラウンボアが100000セレス

 合計136000セレスになります」

「うわ…キングブラウンボアって、そんなに高いの!?」

「1つの魔獣のボスですし…本来は5人くらいでパーティーを組んで倒す相手です

 なので、一人当たりの相場はだいたい20000セレスになります

 それが、普通なんですけどね…」

(…何だろう『普通』を強調されてるような…)

「さ、終わったら、こっちへ」

「あ、はい…(早く帰れたら良いんだけどなぁ…)」


ユウキは、言われるままお姉さんについて行く

お姉さんは階段を上り、2階へと進んでいく


(2階って…確か簡易宿泊施設って…)


そんな事を思っていると、更に階段を上っていく

ユウキには、それについて行くしか選択肢が無いので、ついて行く


(3階も簡易宿泊施設だよな…何でこんなとこ…)


2階も3階も同じように、個室のドアが並んでいる

それは、間違いなく簡易宿泊施設だ

お姉さんは、3階の一番奥の部屋…

そのドアを開けて中に入っていく


「…しつれーしまーす…」


何となくそう言って入る

すると、とても広い空間が広がっていた

いかにも偉い人がいそうな、そんな雰囲気漂う室内

いや、確実にそんな感じだろう

難しい本が並べられている棚、立派なソファーとテーブル

そして、執務机の向こうには、一人の男性が椅子に座ってこちらを見ていた

がっしりとした体、年はそれなりに重ねているのだろう

顔にはしわが目立ち、髪も白く短かった


「え…っと…?」


何故こんな所に連れてこられたのか

そして、この人は誰なのか…さっぱり分からないユウキは首を傾げる

まぁ、部屋の雰囲気から、偉い人であるという事は分かるが…


「アリア君…まさか、説明せずに、ここに連れて来たのかね?」

「あぁ…そういえば、説明してなかったですね」

「はぁ…まったく…

 急にココまで来てもらってすまないな、私はゼノン・ディアル

 このギルドラグーンの長をしておる」

「えっと、ユウキ・キハラです

 その…ギルドの長が僕に何の用事が…」

「ふむ…君は今日、ランクアップの依頼を受け、達成したのだろう?」

「はい、達成しましたけど…(ランクアップに関わる事なのかな?)」

「まぁランクアップしただけで、普通ココに来てもらう事は無いんだが…

 キミはとても特異だからね…

 詳細ステータスを見せてもらいたいと思い、ココに呼んだのだよ」

「え…詳細ステータスを…ですか?

 それって、初めにギルドカードを作った時に、受付のお姉さんが見て知ってるんじゃ…」

「あの手続きの時、確かにカードに詳細ステータスが書き込まれるが

 受付の者は必要な所しか見ていないし、本人ではない者に、数値は見えないのだ」

「へぇ…そうなんだ」


意外とセキュリティがしっかりしているカードだった

まぁ、色々書いてあるのだから、そんなにすぐ見れてしまっては困るは困るのだが…

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