呼び名
「んじゃ、僕は行ってくるから!」
「あぁ、俺も行く」
2人は一緒に家を出た
「うわぁ…何かゲームの中みたいだな」
「というか、仕様で言うなら、ほぼゲームだな
魔法あるし、ポーションとかもあるし、魔獣いるし!!」
「…何でどんどんテンションが上がるんだよ、それで…」
「え?上がらない?」
「楽に勝てるなら、テンションも上がるけど
疲れるだけなら嫌だな」
「ふ~ん(ま、僕らダイブ凄い数値なんだけど…自分で気付くまで放っておくか)」
そんな事を考えながらリーシェ通りを歩きラーグ通りを目指す
「ってかさ…ココの服のデザインって…」
「あ、やっぱり思った?」
「あぁ…」
「「センス微妙…」」
2人はため息をつく
(でも、店の店員さんとかは、結構良いデザイン着てるんだよね
制服か私服かは分からないけど…)
今度、確かめて、手に入らないかと考える
「あ、ギルドはココね
じゃ、僕は依頼受けるからキョウヤはあちこち見て回りなよ」
「あぁ、そうする」
2人はギルドの前でわかれ、ユウキはギルドに入る
「えーっと…依頼依頼~
今日はセレインの森での依頼があると、助かるんだけど…」
ユウキは依頼を1つ1つ確認する
(生産で使うセレインの湖の水の確保が今日のメインなんだよねぇ)
まだ、薬系しか作っていないが、既にセレインの湖の水は不足状態だ
だからと言って、大きな入れ物に入れて持ち帰っても
置き場に困る
まぁ、インベントリに入れてしまえばいいのだが
(ま、あれが使えたら、いけそうなんだけどなぁ~)
掲示板には、近場にいるスライムやブラウンボア
ホーンラビットの討伐が多い
「ん~…あ、コレとかいけんじゃね?」
ユウキは見つけた依頼を手に取り受付に向かう
まだ早い時間なので、人は少なくすぐに受付のお姉さんに辿り着く
「おや、期待の新人君じゃないか」
「僕の呼称って、それで統一になってんですか?」
「そうだねぇ~…ウチらの中では、主にそれで呼ばれてるかな」
今まで受付のお姉さんは、同じ人に当たった事はない
全部新しい人なのに、2日連続で同じ名称で呼ばれている
どうやら、受付嬢の中では、この名称で統一されつつあるらしい
「まぁいいや、今日はこの依頼をお願いします」
頼んだところで呼称が変わる気はしないので
さっさと諦める
「おや、今日は随分と遠出をするんだねぇ」
「まぁ、僕自身そこに用事があるので」
「ふ~ん、じゃあ、この依頼も一緒にどうだい?」
「え?」
お姉さんは1枚の依頼をユウキに見せる




