表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/351

僕の数値と普通の数値

「よっと…攻撃が単純過ぎだよね…そんなんじゃ、僕には当たらないし

 当たってあげるほど、僕は優しくないだよね~」


ユウキはジャンプし、男の頭上を飛び越えて背後に着地する

もちろん男の拳は大空振りもいいところだ

男は恥の上塗りに、更に顔を赤くして怒った


「この俺様をコケにしやがって…ははははっ!

 武器も無しに挑むなんて、バカな奴だな!!」


男は迷う事なく、袖の中からナイフを取り出した

それを見て、また周りからは悲鳴が上がる


「何?武器を出せば強いの?

 ホント浅はかだよね…いや、頭足りてないよね」

「ちょ、あ、あなた!武器持った相手を挑発してどうするのよ!」

「ん?武器持っても、武器が僕にダメージを与えられないなら

 怖がる理由は何処にもないと思うけど?」

「は!?あのナイフは攻撃力+50よ!?」

「…うん?で?」

「『で?』…って…」

「まぁまぁ、お姉さんは大人しく僕に助けられなよ

 大丈夫さ、僕はあんな奴に負けるほど弱くないからさ」


男の攻撃力は200だ

それに+50されても250

ユウキの防御力は400だ

攻撃としてダメージを受ける事は無い


(それが、戦闘中じゃなかったら、多少なりとも問題だけど

 今はステータス値が適応される戦闘中

 なら、当たったとしても、僕のダメージは0)

「俺様にたてついた事を後悔しながら、あの世にいけやぁぁぁぁ!!!!」


男は迷う事なくナイフで、ユウキを突く

それを見ていた周りでは、悲鳴やら失神する人やらで、大騒ぎだ


「ん~…やっぱダメージはないね

 ダメージが無い…つまり、刺しても刺さらない…か…

 なるほどね」

「な…なんで…無傷なんだよ…」


男は信じられないというような顔で、後ずさる


「何でって、お前の攻撃力より、僕の防御が高いからに決まってるだろ」

「嘘だ!俺の攻撃力は200だぞ!更に+50されてたんだぞ!!」

「うん、だから、それでも僕の防御力には追い付かないんだって」

「この辺に住んでるやつなんて…基本防御100かそこらだろ!!」

「んな事僕が知るかよ!僕は3日ほど前にココに来たばかりだからな!!」

「あぁ通りで俺様の事知らないわけだな

 この聡明で強い俺様の事を!!」

「筋肉バカで弱い奴なら、今知ったけど?」

「この野郎!!!この俺様が、今許してやろうかと思ったのに!」

「いや、この状況でどっちが不利かの状況判断出来てない時点で

 聡明は否定されるべきだろ」

(((((確かに…)))))


ユウキの一言に、周りの人は心の中で同意した

状況は予想とは裏腹にユウキの方が格段に有利

相手に素手で200のダメージが与えられる

逆に相手の攻撃は効かない

どちらが勝つかなんて、子どもでも分かる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ