大男に絡まれました
「お、ラッキー!あった♪」
掲示板の同じところに、図書館での依頼が残っていた
周りにあった依頼はなくなり、その1枚が寂しく残っている
他にも、残っている依頼はあるが
図書館で本を読む事を考えると、これ以上は受けられないだろう
ユウキは依頼の報告と、新たに受けるべく、カウンターに向かう
相変わらず沢山の人だが、並ばないわけにはいかないので
少なそうな列を探して並ぶ
(列に並ばないといけないとか、面倒だけどなぁ…)
朝は人が少ないのもあって、意外とポンポン進んだが
昼頃になり、人が活発に動きだしたのだろう
いかにも、冒険者ですというような装備の人や
屈強な男の人…行商人のような人
狩人みたいな女の人などなど、挙げたらきりがない程だ
(やっぱ、大人の人が多いよね…
一応、14歳から認められてるとはいえ…ホント、少数派なんだなぁ…)
ユウキは、この世界に頼る人もいないのだから、仕方ないのだが
「おい、ガキ…」
(ホント、こんなに人一杯で…しかも皆大人だからデカイし…
僕真面目に埋もれそうだよ…)
「おい!そこのガキ!!」
「んぁ?もしかして、僕に話しかけてる…?」
「お前以外にガキなんていねぇだろ!!」
「まぁ、確かに、そりゃそーだ」
周りが大きい大人ばかりで、文句を言っていたところだ
子どもが自分以外いないのは、分かっていた
ユウキは改めて、話しかけてきた大柄な男を見上げた
大男は手足には筋肉がムキムキとついており
とても自信満々でユウキを見下ろしていた
「で、何の用ですか?」
「お前みたいなガキがこんなとこで、遊ぶな!迷惑だ!
親の用事が終わるまで外で待ってろ!
まったく、遊び場にされちゃ、たまったもんじゃねぇ」
「は?僕はちゃんとギルドに登録してて
きちんと依頼こなしてるんだけど
何で外に行かないといけないのかな?」
「はぁ!?こんなチビが14だと!?」
「…誰も好き好んでこのサイズじゃねぇ!!!!」
「ハハハハッ、お前みたいなチビに仕事なんて出来ねぇよ」
「何でアンタに決められないといけないわけ?
こっちはこっちで生活かかってんだよ
仕事しないわけにいかないだろ」
「お前みたいなガキが偉そうに…
痛い目見る前に、俺が教えてやるよ!
ギャハハ!俺って親切だろ~?」
(そういうのを、余計な迷惑って言うんだよね…
周りの奴も迷惑そうにしてるし…でも、何も言えないって事は
コイツは曲がりながりにも、強いんだろうね
って事で、鑑定!)
―◇―ステータス―◇―
ゲアル・フリスク
年齢:20歳
身長:181㎝
体重:100㎏
レベル:25
職業:冒険者
スキル:格闘術(10)・一撃必殺(5)・剛腕(8)
HP:625
MP:300
攻撃力:250
魔法攻撃力:120
防御力:250
魔法防御:120
力:250
素早さ:120
命中率:120
運:120
―◇― 終 ―◇―




