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宿と湯あみ

「お、近くに宿屋あるじゃん!そこにレッツゴー!」


今歩いているセリア通りを少し行ったところに、宿があった

あちこち回るのも面倒なので、ココが高くない限り泊まるだろう

ユウキの手持ちは550セレス

こちらの宿の相場は分からないので、少々不安は残る


「すいませーん」

「おや、いらっしゃい、見かけない顔だねぇ

 冒険者かい?」


ふくよかで、気さくなおばさんが受付らしい

明るい声で話しかけてくれている

この『ふくろう亭』そこまで大きい宿では無いが

客室は10程ある


「明日、ギルドで登録する予定だからね

 うん、冒険者って言ったら冒険者かな」

「そうかい、若いのに大変だねぇ

 一泊していくかい?」

「そうかな?別に大変じゃないかな…(だって、今日からだし…)

 ココは一泊いくらなの?」

「ココは一泊300セレスさ

 朝食は別途100セレス必要になるよ」

「それじゃ一泊朝食付きでお願いします!」

「はい、まいど!

 それじゃ、これが部屋の鍵だよ

 場所は2階で階段上がって右手だよ

 部屋には湯あみ出来る所があるから、自由に使っておくれ」

「はーい、ありがと~」


ユウキは代金を払って鍵を受け取ると、2階へ上がる

木で出来た階段が小さくギシッと音をたてたので、出来るだけゆっくり上がる

そして、2階の右手にある一番奥の部屋

『1号室』がユウキの部屋

鍵を開けて、中に入ると右手に、例の湯あみの部屋だろう…壁があり

入口から伸びる廊下みたいな通路の奥はベッドルームで

簡単なベッドが設置されている


「とりあえず、湯あみするか…

 風呂が無いのは、ちょっと寂しいが…」


特に荷物も無いので、そのまま湯あみの部屋に入る

そこには、壁に作り付けの棚があり、その反対側には

五右衛門風呂の半分くらいの高さしかない木製のたらいが置いてあった

そのたらいの上部には、青い石…そして、たらいの下の凹んでいる所に

赤い石があった


「ん?これは…」


鑑定眼を使って確かめる


◇水の魔石◇

魔力を注ぐ事で水を出す事が出来る

止める時は、注いでいる魔力を止める


◇火の魔石◇

魔力を注ぐ事で、火をおこす事が出来る

止める時は、注いでいる魔力を止める


「つまり、水の魔石で水入れて

 火の魔石で温めてお湯にしろと…そういう事なんだな…」


作りを理解したので、魔力を注ごうと水の魔石に触れる

上手く魔力を注げるか心配だったが、上手くいったらしく

石から水が溢れ出している

そして、火の魔石にも魔力を流し火をおこす

水の勢いもあり、すぐに水は溜まった

そして、火も勢いがあり、すぐに水が丁度いい湯加減になった

なので、簡単にお湯で汗を洗い流して、さっさと出る


「シャンプーは無くても、石鹸とかがあればいいのにな…

 あと、出来たら湯船につかりたい…」


毎日、湯船につかりたいわけではないが…

これから全く湯船につかれないのは、何だかツライ

ベッドに寝転がり、考え事をしていると疲れていたのか

いつの間にか眠ってしまっていた

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