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魔力不足(キョウヤside)

「…!!?………!?…………!!」


誰かの声が聞こえるような気がする…

それと、何かぺチぺチと叩かれる感覚…


「うっ…」

「あ、キョウヤ!どうしたんだ!?」

「んぅ…あぁ…お前か…

 部屋に必要な物出したら…急に意識が…」

「…えーっと…」


俺の発言を受けて、アイツは部屋の中を確認する

部屋にはベッドと机、椅子、それから収納ボックスに本棚

壁に四角い収納棚が5つついている


「何でだろうな…急に意識飛ぶとか…」

「ねぇ、キョウヤ馬鹿なの?

 ちゃんと、メイキングの説明見た?」

「あったりまえだろ!」


馬鹿とか、誰に向かって言ってんだよ!

ちゃんと説明読んでやったに決まってるだろうが!


「じゃー、何て書いてあった?」

「魔力使って、イメージしたもん出す…みたいな事が書いてあった」

「んで、キョウヤ、メイキングでどれだけ魔力消費してるか確認した?」

「いや?魔力だし、無くなっても問題ないだろ?」


普通ゲームとかでも、HPが無くなると困るが

MPは無くなっても差し支えはないはずだ

俺の少ないゲーム感覚から言うと!


「…まぁ、そーだけどさ…

 キミが倒れたのは、魔力不足だよ

 慣れてきてるなら、魔力使い切って倒れる事なんて無いだろうけど

 初めてなんだから、体が驚いたんだよ」


なるほど…そういうもんなのか…

確かに俺自身、初めての事に驚いてるわけだから

コイツの言う事も一理ある


「マジかよ…てか、お前、もっと可愛い起こし方無いのかよ…

 ぺチぺチ叩かれる身にもなれよ…」

「はぁ!?僕が可愛い起こし方して、誰が得なわけ?」

「…そうだな…お前だし…」

「そーゆう事…ったく、余計な心配させやがって…

 さっさと夕飯食べて寝るぞ」

「あぁ…って、ちょっと待て」

「へ?」


さっきは、全然気づかなかったけど…

コイツ、滅茶苦茶擦り傷あるんだけど…

魔獣ってのがいるみたいだし…バトルすれば、怪我もするんだろうが…

だからって、そのまま放置するのはどうかと思う


「あのさ…何なんだよ…」

「いや…なんか、メッチャ怪我してるな…」

「あぁ…まぁ、今日はキングブラウンボアとバトってきたからな…

 ここ来て初の、怪我だな」


キングって言うくらいだ…強いんだろう

てか、そのレベルの奴と戦って、この擦り傷程度の怪我なんだな…

というか、俺が来るまでの3日間は怪我無しだったのかよ…


「そうなんだ…治さねぇの?」

「ん~、ヒールは自分にかけてもあまり効果ないし

 ていうか、ヒールはHPの回復であって

 怪我が治るわけじゃないんだよなぁ

 怪我治すなら、治癒魔法かな…まだ、使った事ねぇけど…」

「じゃあ、治癒すれば?」

「んぁ…別に魔法使わなきゃいけないような怪我じゃねぇよ」


いや、だからと言って、この状況を放置して良い事にはならないだろう

コイツ、自分自身に対して無頓着過ぎじゃないか?

とりあえず、治させるために、そのまま粘ってみる

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