休息の時間(キョウヤside)
「さて…今日はもう良いか…」
この世界に来たばっかりなので、どちらかと言うと、今は休息が必要だ
いきなり来た世界で、活発に動き回る奴なんて、普通いないだろう
魔獣とかいう物を倒したりとかな…
…アイツならしてそうだが…まぁ、アイツはオカシイからな、うん
「こういう所なら、草原とかありそうだよな」
地図は大活躍だ
何も知らないと、何処に何があるかサッパリ分からないからな
とりあえず、門に行けばそこから外に出られるだろう
「うわぁ…門でっけー…」
門に着いた…意外とデカイ!
この街がどういう位置づけなのか、そこをまだ知らなかったな…
そのうち調べよう…
とりあえず、外は予想通りの草原だ!
この辺りで、のんびり時間を過ごそう
「ふぁ~…」
眠い…普通なら、こんな時間に眠くならないのに…
いや、その前に今何時だ?
…でも、こんなに明るいんだから、少なくとも夜ではない…
人も一杯活動しているし…
でも俺は眠い…仕方ない…休息だし…寝るか…
~数時間後~
「んぅ…」
今…何時だ?
「!?やべっ…」
空を見ると、太陽が沈み薄暗くなっている
少し寝るだけのつもりが、ガッツリ寝てしまった
「はぁ…必要だったとはいえ…何か損した気分だな…」
今日はあまり活動出来ていない
いや、休息すると決めていたのだが…寝るつもりは無かった…
脳内整理をしたかったのだが…
まぁ、寝る事によって情報が整理されるから…同じか
「とにかく帰らないとな…」
地図に自宅の目印があるので、迷う事は無い…
無事に帰って来れたぞ…って、明かりがついてる
…って事は…
「おい!」
「ん?あ、キョウヤおかえり~」
「『おかえり~』じゃ、ねぇよ!!」
やっぱり帰って来てやがった!
コイツ…あんな事を言っておきながら…結果は散々だったぞ!!
しかし、それは伝わっていなくて、アイツは首を傾げている
「ん?何にそんなに怒ってるんだ?」
「お前、ココの料理に驚くって言っただろ!!」
「んぁ?…あぁ…言ったな」
今朝の話だ、忘れてるとは言わせねぇ!
まぁ、あっさり認めたが…
「ぜんっぜん!美味しくなかったぞ!!!!」
「あぁ…誰も、美味しいから驚くなんて言ってないぞ
味なさ過ぎて驚くっていう意味だったからな」
「ふざけんな!!!」
何だよそれ!確かに驚いたけど!!!
「いや、ふざけてねぇし~」
「お前、これからずっと、あの飯を食えって言うんじゃねぇだろうな!!」
「いや、僕に言われても…とりあえず、頭冷やせよ」
俺は、この怒りを何処にぶつけて良いか分からない
気が付けば、小さいアイツの胸倉を掴んでた




