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釣られた日(キョウヤside)

俺は谷川夾弥

昨日は、いつも通り仕事を終え、数多くの女性の誘いを断り

真っ直ぐ帰宅して、寝たハズだ

そう…ハズだった

なのに、俺は真っ白な空間にした

これは、夢の中なのだろうか…

多分、そうだろう…


『残念、ココは夢の中じゃないだ!』


何か変な男がいるぞ…


『変とは失礼だな!これでも神様なんだけど!』

「ハッ…お前が神とか、世も末だな」

『うわ、何この子、可愛くない』

「男が可愛くてどーする

 で、神様とやらは、俺に何か用なのか?」

『あ、そうそう

 ココは色々な世界の狭間なんだ

 で、君は新人君が間違えて釣り上げてしまったんだ』

「意味が分からん…」

『バッサリ言うね!まったく、前の子は面白かったなぁ』

「俺に面白さを求めるな

 で、出てきたからには、何とかしてくれるんだろ?

 俺は暇じゃないんだ、さっさとしてくれ」

『うわ、本当に可愛くないな…

 何とかすると言っても、元の世界には戻せないんだ』

「は?ふざけるなよ?!

 俺はお前の悪ふざけに付き合うほど、暇じゃねぇーの

 さっさと、元の場所に戻せよ」

『さっき言っただろ、間違えて釣り上げてしまったって

 それは、キミの世界での死を意味するんだ』

「勝手に殺すなよ!さっさと帰せ!」

『悪いけど、元の世界には返せない

 でも、このままでは本当に死んでしまうが

 こちらの手違いなので、もう一つ道を用意した

 別の世界に行って生きるという道だ』

「はぁ!?ふざけんな!

 俺は元の世界に帰せって言ってんだ!

 俺の言ってる事が聞こえてないのか!?」

『間違えて釣り上げてしまった事は申し訳ない…

 だが、こうなってしまった以上、キミの選択肢は2つだ

 このまま死ぬか、別の世界で生きるか』

「マジでふざけんじゃねぇ!

 俺は元の世界に戻るぞ

 元の世界はどっちだよ、案内しやがれ!」

『残念だけど、俺はあちこち行けるが、君はこの世界から出ると

 魂が消滅してしまう…それでも行くかい?』

「くっ…くそぉっ!!」

『心の整理が出来るまで待ってやりたいが

 キミの魂が持たない…どちらの道を選ぶ?』

「んなの決まってるだろーが!

 生きる道だ!!」

『そうか…それじゃあ、前の子を送った世界に送ろう

 あの子の事だ、きっと面倒を見てくれるだろう

 そして、キミにも向こうですぐ死なないように、特典を付けておこう』

「前に送った奴ってのは…ウッ…」

『!?マズイ、無駄に喚き散らしたから、消耗が激しい

 すぐ送るぞ、詳しくは向こうにいる奴に聞いてくれ』

「っ…」


カミサマとやらに、色々言いたい事があった

むしろ殴り飛ばしたかった…

だけど、息苦しさで体は動かず、俺は意識を飛ばしてしまった…

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