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死神 Danse de la faucille  作者: ジャニス・ミカ・ビートフェルト
第六幕 罪 ~Punitions sévères~
43/124

休憩短編  金色(こんじき)の瞳

現在の第六章のもとになった短編です。

多少手直しはしていますが、ほぼ掲載時の内容です。

  「 もういいだろ?勘弁してくれよ… 」

 俺は、俺の体に跨って

 怖い顔で見下ろしている金色の瞳の女にそう懇願する。


「 はあ?何言ってるんですかぁ?

  まだまだ先は長いのですわよぉ…あなた意外と根性ありません事ね。」


 その女は正直、殴り殺したいほど憎いしこれ以上の責め苦は勘弁してほしいところだけど

 四隅にしっかりと打ちこまれた杭に、俺の四肢を太い針金で縛り付けられていては

 俺が何かできるわけがない。

 もう記憶がかすむほど長くこの体勢で居るような気がする。

 だが、どれだけ時間が経っても腹が減らないし

 腹に空いた大穴も血が出ずに痛くも無い上に睡眠要求も無い。


 その上、跨っている女の体重さえもあまり感じられなかった。

 女は190近い長身で胸がでかくてケツも馬鹿でかいグラマラスな女だった。

 跨っている女の何気に柔らかくて気持ちのいい大きなお尻が

 俺の下腹部に当たって気持ちいいが…何もできない俺には

 今の状況にプラスされる拷問の様に感じた。


「 キャ…まだそんな感覚が残っているんですか? 」

 

 金色の目の女はジャニスという…現れた時にそう言ったからな。

 その女は普通の人間じゃ無い上に

 相手の考えていることが駄々洩れに分かるらしい…

 最初にこいつに押さえつけられたときに感じた色っぽい妄想を

 克明に口に出しながら非難しながら

 鋼鉄の様な硬さの拳を長大なリーチで繰り出してきたからな。


 まあ、それで普通は懲りると思うだろうが、

 実際の人間の感じる思いなどコントロールできるわけがない。

 多少は慣れたけど消え去る訳もないからな…こんな地獄の状況でもな。


 女は真っ赤な顔で俺を見つめながら忌々しそうに言葉を放った。

 

「 それじゃあ…また始めましょうか

  コーナデンカ ビルヒナーテ ユクーニ タターンケ… 」


 おお、またか…

 地獄の中の僅かな至福は本当に短く感じた。






 いい天気だ…


 俺は、鼻を突くきつい豚舎の中から餌の配給を終えて出てきた。

 おっと、きついって言っては罰が当たる。

 こいつらのおかげで俺ら一家が食っていけるんだからな。


 それに、短い一生を肉になって終えてくれる。

 愛情かけて育ててるからうちの豚肉は評判いい…実際うまい。

 やっぱ、手間暇かけるって大事大事…。


 小さな時には少しばかり、この仕事の事は良くは思っていなかった。

 いつもいつも、

 親父やお袋が着ていた野良着姿は、子供心にダサいと思っていたし

 鼻も曲がる様な匂いの排せつ物で汚れた豚舎を

 汗まみれで掃除しているのを見ると、キツイし絶対にやりたくなかった。

 それに、豚だけで生きていけないんで

 土地だけはあるからと、野菜や果樹…稲も作る…規模は小さいけど

 自家消費で食費は浮くし、豊作なら売りにも行ける。


 当然、それらの方も手間がかかる…朝から晩まで両親は働いているイメージだった。


 中学、高校は地元の公立だが、

 親の様にはなりたくなくて必死に勉強して国立大学に入って、

 血の汗流して学費を稼いで青息吐息で卒業し、それなりの企業に。


 しかし、努力して入った会社ではただの歯車でしかなく、

 社会正義は無く、善人も平気で騙すし、理不尽な命令も漫然と受け入れた。

 平均労働時間は12時間…のうえに繁茂にある休日出勤

 なので、自分の時間は持てなかったし彼女も出来なかった。

 いい加減疲れ果てている所で

 海外赴任の話が出た時に速攻で辞表を叩きつけて実家に帰ってきた。


 実家を継ぐって言うと両親は最初のうちは驚いたり、

 何度もいいのか?って言われたが…笑い飛ばした。

 実際、子供の時に手伝っていた時とは全く違っていた。


 馬鹿でかくて怖い印象だった豚も…子ブタから育てりゃ情も湧く。

 屠畜場に連れて行く時は少しさびしいが、

 手間暇かけて、一生懸命世話してお金になる…アホな書類書くより百倍良かった。


 俺が戻ったんで、畑や田んぼも広げて収入も増えた。

 勿論、その分忙しかったが、とれたての作物をかじり倒すなんて農家にしかできない。

 自分達が食う分と、ネットで高値で売る作物は農薬は使わない。

 農協のは買い取りが安いが売り上げのベースになるので、

 それなりに農薬は使う…良心的に少なめだ、隣の厳さんの半分ぐらい?


 まあ、農薬も高いから…ちゃんと頑張って世話すりゃ農薬は少なくて済むから経済的だ。


 大体…機械も農薬も農協が…おっと、彼らがいなけりゃ困る事も多いから、

 このぐらいにしておこう。


 とにもかくにも、子供の時ダサいって思っていた服装で、

 排せつ物で汚れた豚舎を掃除し、必死に世話をして…空いた時間に作物を作る。


 朝は4時起きで、夜は一杯やって9時には寝ちまう。


 でも、休日は確り休めるし、祭りや寄りあいで旧友と馬鹿やって盛り上がれた。


 自営農業ってのは、拘束時間24時間でも実働は大したことないトータルで10時間も無い。

 空いた時間はゆっくり3食食って、ネットで遊ぶ。

 都会で生きていた時に比べれば天国の様なもんだ…まともに仕事するだけだからな。


 んで、少しは経理システムを組んだこともある俺は、

 農協にも頼まれて、システムの保守をする…外注だと高くつくから喜ばれた。

 その縁で、事務の啓子という女の子と仲良くなって…俺の嫁さんになった。


 それから3年もしないうちに娘が出来て、もう7歳…可愛い盛りだ。

 

 豚舎から出ると既にいい時間だ、シャワーを浴びて着替えないと…


「 お父さん!もう、餌やり終わったの? 」


 7歳の娘が家の玄関先で待っていた。


 豚は意外に凶暴で攻撃力も高い、事故で人が死ぬこともある。

 だから、娘は大きくなるまでは出入り禁止だ。


 高めのフェンスにはお金がかかったがしょうがない…


 親父には、金掛けんでもしっかり見てるから安心しろ…て言われたが

 万が一にも事故が起きたら洒落にならないし、俺は娘が大好きだ。


 さ…300万…など痛くも痒くもない…啓子には呆れられたが。


 俺は、しがみついてくる娘の頭を、ビニール軍手を外してから

 頭をぐしぐししてやる。

 俺にくっついたのと、夏の日差しで汗まみれの娘…

 あやねもシャワーを浴びる必要があるだろう。


 その後、暴れまくるあやねを泡まみれにして洗ってやる。

 ヤギよりは楽に捕まるし慣れてしまった。

 

 その後、お昼に終わる農協にまだ勤めている啓子が帰って来る。

 親父とお袋が、

 畑でギリギリまで待ってもいで来た野菜をざるに盛って帰って来る。


 俺も風呂上がりで気持ちいいのでビールでもと思うが、

 早めに仕上げて、娘や皆と同じテーブルで飲みたいので、調理を手伝う。


 まあ、出来るといっても肉を切ったり、野菜を切ったり、皮をむいたり…

 味付けは啓子任せだが、出来ることはしてやる。


 最近は拙い動きで配膳をする娘と、学校の事とか近所の事まで話すのも面白い。

 ビール飲んでテレビ見るよりよっぽど楽しいし、

 どうせ、あと数年で見向きもしなくなる…今のうちだしな。


 んで、いつものように家族全員で昼食だ…会社勤めじゃまず無いからな

 真っ赤なトマトときゅうり、キャベツのサラダ。

 じっくり熟成させたハムや貰った鶏肉を上げたフライドチキン…みんな美味かった。

 

 それから、腹ごなしに昼寝を少しばかりして、

 2時から作業開始だ…午後の作業は3時間しかしない。

 朝、4時から昼近くまで、朝飯をはさみながら働いたのでこれで十分だ。


 んで、夜は5時に帰って作業は全部終了…勿論、それ以降も見回りはするけど

 自分の農園だし、本当に見回るだけ。

 イノシシやシカ…、熊は滅多に降りてこないが

 うちの作物や豚はあいつらからすれば、いい御馳走だ…見回りは欠かせない。

 基本、花火や空気銃で追っ払うが、手に負えない様な何かがあったら応援を呼ぶ。

 近くに猟師の楓さんがいるので心強い。


 んで、全てが終わって、啓子や親父たちと晩酌して寝るだけ。

 まだ、9時にもならんが何せ肉体労働が主体だ、

 風呂入って、飯食って酒飲めば…直ぐに睡魔と友達になる。


 夜中に親父と交代で見回りはあるがそれ以外は泥のように眠った。


 まあ、農家らしい日常と言えば日常だ。


 でも、朝も早くから満員電車に詰め込まれ、窮屈な服と靴でパソコンとにらめっこ。

 いけすかない上司や客に下げたくも無い頭を下げまくる。

 残業食はカップめん。

 んで、時間があれば同僚と安酒と出所が良く分からん肴を噛んでクダをまく。

 そんな生活よりは人間らしい…臭いけどな。


 そんな感じで俺は幸せだった…。




 ガタン…

 何やらうちの居間の方から音がした。

 隣を見ると、啓子が居なかった…ついでにあやねも。


 今日は、親父たちは農協の旅行で留守だ。

 少なくとも、明日の夕方までは帰ってこない…

 だとすると、この音は啓子たちなのだろうか?


 俺は暫く待ったが戻ってこなかった。


「 ちょっと、長いな… 」

 変な胸騒ぎがして、枕元にある空気銃を手に取った。


 重くて長いのでバットがわりにはなるだろう…。


 廊下の灯りはついているが間接照明なので薄暗い。

 その中を壁伝いに居間の方を目指した。


 しばらくして居間の明かりが見えてきた。

 おかしい…灯りが暗い、補助の灯りのみだ…

 自分の家で、こんな暗い中…補助灯?

 啓子の性格なら、危ないから灯りは全開の筈だから何か気にかかる。


 薄暗い明りの中で暗い影が躍っていた。


 急いでスマホでメールを打つ…音声が出ない設定にし、

 返信を待つ…相手は暇人の旧友だ。

 独身で、暇にあかせて今の時間ならネットサーフィン中の筈。

 直ぐに気がついてくれると思う。


” こんな時間で申し訳ないが、侵入者らしい。

  啓子とあやねが心配だから、警察が来るまで待てない。

  悪いが、警察への連絡を頼む。”


 直ぐに返信が来た。


” 警察への連絡はした。

  やはり飛ばしても30分はかかるそうだ…。”


” 待てんな…30分は長すぎる。

  音声電話をかけるから、取ってくれ。


  状況が分かるように発進音声を最大にして状況を確認して

  警察に伝えてくれ… ”

 そこまで、メールを打って、電話をかける。


 着信音声を最低にして耳につけると、

 お前…無茶するなよ…という声が聞こえた。


 ごめんな、今無茶しないと…一生後悔しそうだ。

 ググっと空気銃を持つ手に力が入れ、スマホを、廊下の鏡に立てかける。

 

 極力、音をたてない様に静かに居間の近くまで来て、

 半開きになった扉に体を滑りこませた。


 補助灯に照らされた人影は、こちらに気が付いていない。


 ふと、そいつの足元を見ると

 畳の上に俯いて壁にもたれた啓子が見えた…気絶しているのか?

 頭の血が沸騰する様な感じがしたが、躊躇する暇などない。


 思いっきり空気銃を振り上げてその人影にうちふるった。


「 グエ! 」

 その短い悲鳴を受けて、俺は更に力の限り何度も空気銃を振り続けた。

 相手が死んでしまうかとも思うぐらいに振りまわした。

 動物ってのは意外と簡単には死なないし、気絶もしない。

 特に、打撲では死なない。

 屠畜の場合は、高圧電流で気絶させて頸動脈をサラッと切って出血死させる。

 人間も動物だから、手順に沿って行動しなければ死なない事も多い、


 まあ、死んでもかまわないとは思った。

 啓子の状況は見た感じでも良くはなさそうだッたからだ。


 身動き一つしないまで空気銃を振り続けた…。

 そして、すっかり静かになった人影を確認する…沈黙したな。


 その場で大きくため息をつく。

 必死だったせいか、今になって気がついた。

 呼吸を止めて一心不乱にたたきつけ続けたので、呼吸が痛い。

 目も痛いし、汗が噴き出るようだ。


 俺は、啓子の方を見る…


「 ああ、糞…遅かった。 」

 啓子の胸には、深々と包丁が突きたてられていた。


 それは恐らく止めの一撃だったんだろう…よく見ると

 パジャマが真っ赤だった。

 息はしていなかった…両手も傷だらけだ。

 必死に何かを抱きかかえて…その上から何度も刺された傷…。 


「 お…おと… 」 

 啓子の足もとから声がした。


 体中の血が抜けていく…それは…娘のあやねだった。

 胸のあたりが真っ赤だ…出血の量からも素人である俺でも分かる。

 長くない…。

 何か言いかけるたびに…血を吐いた。

 そして、直ぐに冷たくなった…別れの言葉も言えないままに。


 この野郎!っと振り返ろうとしたが、

 背中から冷たい感触が胸を貫く…灼熱の熱さとともに血が噴き出した。

 一瞬、相手の方が気がついて、俺に、刃物を突きたてたのだ。


「 く…出てこなきゃ死なずに済んだのによ。 」

 意味不明の言葉をその男は吐き出した…。

 出てこなきゃ?

 その言葉を聞いて、全身の毛が逆立つ…が一撃で心臓に届いたのか

 噴き出る血は直ぐに俺の体温を下げ、意識を混濁させた。


 こ…殺してやる…絶対、殺してやる…。

 俺は薄れ行く意識の中で、強烈にそう思った。





「 こ…殺してやる~ 」

 俺は、大きな声を上げて目を覚ました…。

 自分の手の中で息絶えた娘の感触と、

 何一つ出来ずに刺された自分のふがいなさに気が狂いそうになった。


「 目が覚めましたね、これでやっと5人目ですわ。

  どうです、あと…28人も続きますわよ。 」

 目の前の金眼のジャニスは、残酷な笑顔で俺を見下ろしていた。


「 あ…あやね。 け…啓子…俺… 」

 俺は、涙があふれながら、縛り付けられている地面の上で夜空を見上げていた。

 

「 ああ、まだ意識が変わりませんか。

  でも、あとが閊えていますわ。しょうがないですわね…

  アータデンカ ビルヒナーキョ ユクーニ タタラーテル… 」


「 あ! 」

 

 そこで、本来の意識が戻ってきた。

 しかし、今のはきつかった…絶望で変になりそうだ。

 

 目の前のジャニスは、悪魔の様な怖い笑顔で俺を見てきた。


「 どうです。殺人鬼さん…苦しいですか? 」




 俺は思う…今まで30人は殺してきたが、なんとも思わなかった。

 それは、ただのビジネスだからだ。

 居直り強盗、暗殺、なんでもござれ…ただの生きていく手段だった。

 働くより、殺して奪った方が効率がいいし、

 殺人依頼なんかは凄く実入りもいいからな…。


 でも最後がいけなかった。


 ドジ踏んで、ギャングにショットガンで腹に大穴開けられて…今の場所にいる。

 周りを見回しても…荒涼とした大地と

 絵具で塗ったような青空が広がっているだけだ。


 港湾倉庫で、撃たれて…狭い路地で息絶えた筈なのにだ。


 そして、変な音楽とともにこの女…ジャニスが現われたのだ。

 その時は既に杭を打たれ繋がれていた…

 理屈は分からんが、ジャニスが自分がやったと言っていた。


 金色の瞳と、白い肌。

 フードをかぶってはいるが、そこから除く髪は金色だった。

 美しいとは思ったが…明らかに人外、

 大きな鎌を持って現れたので、多分、死神だと思う…


「 連れていく前に…あなたは罪と向き合わなければなりません。

  人を平気で殺してきたのですから、

  殺される方の人々の無念を感じなければなりません。 」


 なにを馬鹿な、とも思ったが、

 彼女の出で立ちや、人間ではありえないほど強い迫力を見れば、

 信じるしかなかった。


 でも、それでも、殺した奴の痛みと口惜しさを感じるだけだと思っていた。

 しかし、

 この不思議な女は、殺してきた連中の過去を俺に追体験させてきた。

 

 正直、嫌な気分だ。

 自分がどれだけ悪魔のような男だったのか思い知る。


「 悪魔?

  何を言っているんですか?悪魔に失礼です。


  貴方は、貴方ですわ…久しぶりに出会う最低な殺人鬼です。

  ほら、あとまだ28人もありますわ。

  たっぷりと殺された方の絶望と、恨みと、慟哭を確りと味わいなさい! 」


 そう叫んだジャニスの顔は、

 金色の目を釣りあがらせ、怒りに震えるようだった。


 ああ、畜生…こんな酷い地獄があるかよ。

 本当に経験しているように感じるんだぜ…殺した奴の人生をさ…

 何十年も続く体験をして、最後に絶望と怒りにまみれて殺される。


 俺は、既に5人分の人生を経験した。

 優に200年近い…ああ、それから言うとあと1000年以上あるのか… 

 

 でも、そう感じるだけで、

 常に気がつくとこの女がいるから、大した時間が流れている訳でもないだろう。


 更に恐ろしいのは一人一人の人生の時は他の記憶が無いが、

 ここに戻って来た時は、それまでの出来事を全て記憶している。

 既に、崩壊しそうなほどの情報量で頭が痛い。


「 さっさと行ってきなさい…

  コーナデンカ ビルヒナーテ ユクーニ タターンケ… 」


 ジャニスが、再び呪文を唱えだした。


「 やめてくれ、やめてくれ、やめてくれ、やめてくれ! 」


 そう、大声を張り上げながら…意識が遠くなっていった。



  



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