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死神 Danse de la faucille  作者: ジャニス・ミカ・ビートフェルト
第九幕 戦場の死神~Dieu de la mort et purgatoire~
122/124

虜囚

 口の中が火のように熱い。

しかし、拘束された椅子に座っている私は唸るだけで

何本か折れた奥歯が口の中でジャリジャリ鳴っても黙って床を見るしかなかった。


 目の前には大男がにちゃにちゃとガムを噛みながら見下ろしている。

私、ジョオン・マクシミアンは行軍中に襲撃を受け間抜けにも拘束され拷問を受けていた。


こちらの部隊の規模や作戦目的、戦闘能力など根ほり葉ほり尋ねられ

答えを拒否すると耐えがたい軍靴の蹴りや鉄拳の嵐が飛んできた。


教練科でも部隊でも、

捕まったら…女であることを死ぬほど後悔する凌辱に会うって教えられたけど、

現実はそんな甘いものではなかった。

単純な暴力には筋力も体幹も軟な女性には心底効くし、

殴られ続けて変形していく顔の恐怖は言葉では言い表せない。


「 凌辱なんて女は結構耐性があるし、意識を飛ばせば我慢できるらしいが

 直接的な暴力には弱いんだよな。

 何でもかんでも洗いざらい吐いちまうからな 」


 私を殴りつける前に目の前の男は笑いながら指を鳴らした。


「 逆に男は、暴力には耐性があるが凌辱には弱い 」


隣りの部屋から部下の男たちの悲鳴が頭に響く。

必死にやめてくれるように懇願する声も壁伝いに響いてくる。

男としては

生き残っても死にたくなるような経験だろうとは思うが私にはどうしようもない。


 胃の中から生まれて初めての望まない胃液が這い上がってきて

鉄の味のする口の中に交じって口元から垂れて床へと落ちていく。


ああ…生まれてこなきゃあ良かったのにと後悔の念が頭に浮かんだ瞬間に

首も折れるかという衝撃が横殴りに頬を貫く。

…きっと、凄い顔になってるんだろうなと思ったけど

次の瞬間に鼻の頭から骨が粉々になる様な衝撃が襲ってきたので直ぐに意識が飛んだ。





 「 酷いなぁ 」


アマンダ少尉の声が頭の上から聞こえてくる。

鬱蒼とした密林の中の少し開けた場所。

暫時集合予定地の大きな岩があるその場所には、

砕けたヘルメットやビリビリに引きちぎられた手足…が転がっていた。


 予定では3個小隊 つまり15人がここに集まる予定だったが

オンサに襲われて腰の抜けた私を介抱し、時間をロスした我々は

予定より2時間遅れたのが幸いした。


 生き残ってくさむらに生き残って隠れていた兵士に聞くと、

予定時間早々に榴弾…多分、迫撃砲によるものだそうだ。

天から降ってくる榴弾なんか鍛えようが訓練しようが避けようもない。

その証拠に

腕利きの535部隊…私の部隊の腕章をつけた腕が転がっている。

特徴的な入れ墨からメージャス准尉だと思う…

相当な腕利きだけど運が悪ければこういうのもしょうがない。


冷静に感想を述べているようだけど

実際はしこたま反吐を吐きながら涙目で状況を見てるんだけど。


生き残りは運よく爆風を浴びて反射的に密林へ飛び込んで叢に隠れて無事だったが、

爆風を逃れた他の者はなだれ込んできた敵兵に囲まれて無事な兵士たちが連れていかれたらしい。


 アマンダ少尉は隠れて惨劇を黙殺していた生き残りの肩を叩いた。


「 ご苦労だったな…。辛かったろうがよく耐えてくれた。」


と、一切責めずに労いの言葉さえかけた。



 兵士は目の前で味方が惨殺されようが、残忍な拷問に連れて行かれようが

まずは逃げないことが優先ではある。(逃亡兵は重罪だから)

次に。こちらの情報が敵に渡るから捕まらない事が大事だ。

どうしようもなければ避難して何が起きたかを冷静な分析の上に報告…も大切な仕事だ。

相手の規模や武装具合も把握できるから今後に生かせる。

生き残りはその全てをちゃんと行ったので責めることなど何もない。


「 で、連れていかれた者は分かるか?そうだなぁ…年齢が30以下の者で 」


「 は…30って30歳ですか?

  それならリー2等兵、カイ1等兵えっと…後はよく知りませんが他に2人…

  女性なら、ジョオン曹長殿です。 」


「 ジョオンか…多分死んでないだろうから取り返しに行くかぁ。

  男はそのついでで戻るつもりがあるのなら回収しにいくか 」


アマンダ少尉の言葉に生き残りの男が首を捻る。


「 あの~助けに行くんですか?戦闘中なのに? 」


「 まあ、優秀だしメージャスは残念だったが助けれるものは助けたいだろ?

  それとも少尉の私に何か言うことはあるか? 」


少しきつめに私の方を見てくる…

なんやかんやでも同僚は助けたいんだろうなと思った…この人意外と優しいし。


「 いえ…少尉が言われれば私たちは従うだけですが…任務に支障をきたすと不味いんじゃあ 」


「  相手の砦はまだ先だし、

  近くに野営してそこから動いているだろうから襲撃して取り返すのも不可能じゃないし

  相手の戦力を間引きも出来る。


  これも立派な任務遂行の為だよ。」


少尉は真顔でつづけた。


「 そうですか…じゃあ私も一緒に行きます。

  ところで…なんで30歳までの人だけ聞くんです?それより上に人もいましたけど 」


ちょっとした疑問をぶつけると少尉はその場に立ち止まり上空を見上げる。


「 ああ…其れか、死んでるから聞かないんだよ 」


「 死んでる? 」


少尉は大きくため息をついて


「 捕虜交換とか…昔はそれなりにあったらしいが、今は水面下でも接触が無いから

  生かしておく必要もないから殺すんだよ。

  知りたい情報なんか30以上じゃあ拷問しても喋らないように訓練されてるから意味ないし、

  若いのなら喋らなくても玩具にするために生かしておくんだよ 

  

  男なら洗脳して弾除けに出来るし、女なら言わずもがなだしな 」


なんとなく想像は付く、戦場では中堅以上の敵兵などたとえ捕虜でも脅威でしかない。

若い方なんかは体力はあっても精神は弱いんで洗脳しやすいし、

女性は男なら玩具にされるだろう。

 


「 だから、帰る気があればって感じなんですかねぇ…捕虜の兵士は。」


「 まあな…洗脳に至るまでに何をやったのかってのも問題だ。

  元あった人格を破壊するんだから人格を否定するような何かをされてるんだろうし

  見に行ってひどい状態なら殺してやることも必要かもしれない。


  女の方は玩具にするからそこまではしないとは思うが、いずれにしても早く行動したほうがいい。

  幸い泥濘で足跡は残るし、

  倒れたり折れたりした植物を追っていけば野営地を探るのも問題ないだろう。

  陽が落ちたりしたら探せなくなるし夜は野生動物も多い…直ぐに準備しようか 」


 少尉はそう言うと腕を回して部下を呼び寄せた。







 頭の上から急に何かが降りかかり全身が冷たくなると同時に激痛を覚えて目が覚めた。

足元に汚いブリキのバケツが転がっている…


と思ったら瞬く時間の後に意思とは関係なしに体が激痛の為にナメクジの様にのたうった。


「 どうだ?目が覚めたか…特別に塩を一袋入れてある 」


「 フガ、ゲガ…グウウ、ギエエエ 」


 私の口から聞いたことも無い声が吐き出される。

腫れあがった口や頬、多分ヒビが入った頬骨、ほとんど折れた前歯にねっとりとた口膣の性で

満足に言葉にもならないので仕方ない。

”鬼!悪魔!地獄に落ちろ”って言ってるけど多分分からないだろうなぁ。


 乱暴な起こし方で凄い殺意が体を駆け巡るけど、どうすることも出来ない。


ふと、気が付くと外からかなりの雨音が聞こえてくる。

数時間前に摑まった時には焼ける様な晴天だったのに…密林の天候は変わりやすい。

壁にかかった時計からすると数時間しか経っていないけど

ひょっとして日が変わったんじゃないか?


殴られ過ぎて起きているのに上手く頭が回らない。


「 安心しろ…今は抱いてもやらんし裸にもしないからな…こんな顔だし 」


けたけたと笑いながら大男は直径30センチほどの丸鏡を持って私に見せた。

 …そっか、こうなってたんだ…

酷い顔だった。

鼻骨は折れてひん曲がり、唇は腫れあがった上に口元は血が固まりパリパリ。

瞼は腫れあがって薄っすらとしか見えない私の眼。

自慢の小顔が2倍ほども腫れあがっていた…その上、額には豚と書かれていた。


「 まあ、それも額の文字を入れ墨して俺の奴隷にしたら…

  腫れが引き体をしっかり洗ってからお望み通りの事はしてやる。

  今度は男どもと交代でなヒヒヒ

  だから殴ることも蹴り上げる事もやめてやろう。

  安心しろ最初は俺が飽きるほど楽しんでから部下に払い下げてやるから

  使い物にならなくなるまでは寝床も食事もくれてやる 」


 ああ…やっぱりか


目の前の変態が入れ墨用のニードルを私の額に当てようと体をかがめてくる。

男なんか初めてで多分かなり痛いだろうけど、

さっきまでよりは数段も軽いだろう…だれでも経験するし諦めもつく。


それで済むなら…何でもできる気がするどんな要求でも。


 すっかり負け犬の気質に自分が支配されそうになった時に

外の雨音の中から

カタカタカタと規則的な機械音がカビだらけの壁を通して聞こえてきた…

聞き覚えのある音だ…我が国の正式小銃の音だ…


 まさか救出?…とは思った。

が、何せ作戦行動中だし捕虜の為に戦力を裂けるほど人員はいない。

多分だろうけど、たまたまここを見つけて殲滅にかかったんじゃないかな?

庭先には高機動車に据え付けの大口径機銃もあるし後から来る仲間の為に灰にして置くのは定石だ。

それと…悲しい事だけど、

私や隣の部屋で可哀想な格好で転がってる男たちも…敵と一緒に灰にされるだろう。

いちいち確かめて排除して行くなんて出来ないし、

もし、私たちを楯にしても諸共蜂の巣になる。

摑まってしまえば、それは軍にとっては損耗でしかないし時間をかける余裕もない。

その事は私の血で服を汚しているこの男でもよく理解している。

 

「 クソ!」


 男はニードルを私の太ももに突き立てた。


「 ギャ! 」


 小さく悲鳴を上げるが両の手を後ろ手に縛られて拘束されているのでどうする事も出来ない。

ただひたすらに太ももが痛い。

神経でも傷ついたら歩けなくなるかもって恐怖が沸き上がる様な痛みだ。

いや、歩けなくしたかもしれない。


「 待って居ろ! 」


 その声と一緒に腹に強い衝撃を受けた私は椅子ごと冷たい床に叩きつけられた。

待っている訳ないけどどうやって脱出するんだよ!こんな状況。

指も折られてるから何も出来ないし…


「 糞!まっすぐ歩けばここになんか来ないはずなのに 」


男は焦って上着を着て小銃を肩にかける。


「 どこかの馬鹿が迷ってここを偶然に見つけたのかぁ? 」


身支度を終え、最後に私の頬を引っぱたき、

下卑た笑いを浮かべながら大口径の拳銃を掴むと部屋から出て行った。


44口径なんて無駄にでかいだけで役に立たないゴミなんだが…と思ったけど

私はこみあげてくる胃液と塩の性で全身に染み込んでくる痛みと闘いながら

冷たい床に頬を付けながらひたすら待つしかなかった。

あのバカが帰ってこない事だけを神様という奴に心底願って…




 

 たどり着いた敵の野営地は大昔に打ち捨てられたコンクリートの2階建て、

12ミリ機関銃を積んだ車両も3台ほど置いてある。


こちらには情報が無かったが、狭い道がここまで草むらに隠れて設置されてるようだ。

設置って言っても適当に掘り返したり盛り付けたり

なんとか一列で車両が通れるぐらいの地道だから大して時間もかからなかったろう。

 その真新しさからつい最近ここまで通したような感じがした。

それはどういう意味かは馬鹿な私でもすぐに分かった。


 敵は私たちが来るのを知っていて準備万端待ち受けていたって事だろう…

全く情報部は何やってんだよ。


私と少尉は少し距離を置いて双眼鏡で観察していたが少尉が無線機に向かって言葉を放つ。


「 12ミリは脅威だな… 」


「 ええ…それと迫撃砲もあるでしょうし車両で運んだ以上弾薬もたっぷりあるでしょうから

  キッチリ潰さないといけないですね。

  私が確認してきた限りでは兵士は15名配置していますね。

  既に見張りや巡回の兵士には伍長たちがマークしてますから命令があればいけます 」


 旧式の…というか今は現役で製造できるのはこれぐらいだから一応新品の通信機。

黒い革のカバーに無くさないように括り付けられたごついチェーン…


「 そうか…捕虜もいることだし一番外回りから行くぞ。

  派手目にわざと外して銃撃を開始しろ、

  マークしてる相手の背後をついて行って集まり切ったら掃討せよ。


  軍曹はその場で待機し情勢を中継し各自に伝えよ 」


軍曹は10メートル近い木の上から監視して各自に連絡を入れている。



「 お前はここだ…合図したら建物から出てくる奴を片っ端から狙撃。

 距離は400程しかないが、間違いなく一発で沈めていけ。 」


少尉の言葉に思わず”は?”って言いかけた。

いきなりの狙撃殺害って思ったけど、もう戦場なんだった。


「 しかし、400なんて…少し怖いです 」


私の顔が曇るのが分かったのか少尉がニヤリと笑った。


「 言わんとしている事は分かる。

 小銃でも射程は600位はあるからな…

 但し、こっちは叢に隠れて相手から視認されにくいし、

 最初から狙いをつけてる方が構え直して狙う分だけ遅いから…まずは大丈夫だ。


 本来ならもっと距離を取った方がいいが、

 貴様は初戦だしこのぐらいの距離が適切だ…しっかり狙え 」


「 400が適切? 」


「 ああ…動かない的なんかじっくり時間かけて撃てるけど、

  訓練を受けた兵隊ってのは狙撃が分かると回避行動をしながら反撃してくる。

  場合によっては連射も強いられるしちまちま遠くから撃ってたら埒が空かない 」


 そうだった…まあ常識だけど

 弾丸速度は私の相棒でも初速はマッハ2.8だけど400mではマッハ1.8ぐらいになるし、これが2000近く離れると音速を切ってしまう。

それに弾丸は大気中じゃあ空気抵抗を受けて直進しないし、

基本、爆発エネルギーを使って押し出すだけだから弾丸自体は放物線を描くし

何より距離があればあるほど衝突のエネルギーも小さくなる。


 少尉の言う通り動かない的ならスコープの目盛りを頼りに計算し発砲。

最初の弾着から計算して微妙に修正して撃ちなおす。

本来なら観測手と組で行う精密作業だけど、

命中率は距離に比例して落ちるが半分感性で補って撃てる。


 ただ、一発必中の上に一撃必殺なら距離を縮める事しかない。

少尉の言っている事は間違いは無い。

一人を殺すだけじゃなく援護射撃の様に連射するんだし。


「 それで…少尉はどうするんですか? 」


 私がここで陣取って敵を狙撃するという事は分かったし、

他の者たちが外に散らばっている敵兵を相当するのも分かった。

だけど、救出ならば誰かが敵の建物まで行って

突入の上に相手が捕虜を殺さないうちに即座に制圧しなければならない。

普通なら最低でも1個小隊、5名ほどはいるとは思うけど、

既にこの場所には私と少尉しかいない。


「 潜入して機会を伺う 」


信じられない言葉が飛び出した。


「 無茶ですよ…どうやって潜入するんですか? 」


「 まあ…やり方はいろいろあるさ。

  勿論、銃は使えばすぐに応戦されるから 」


そう言うと疑問符の様な形の刃を持った小さなナイフを取り出した。


「 後はいらねえ…重くなっちゃあうまく動けないしな 」


少尉はその場でヘルメットを外し、防弾チョッキを外しレガースも外した。

更には上着さえ脱いで黒いタンクトップになり、後はズボンに軍靴。

縛っていた髪をバンダナで更に締め、手には滑り止めの指の出る革手袋をはめた。


「 見つかったらお終いですよ… 」


「 まあな…でも、ドンパチやりながら救出に向かっても

  敵はジョオンを殺すか、間抜けに盾にするかだろ?

  それに音もしないからこれでいい… 」


そう言うと剛腕を曲げて力こぶを作る。


「 オンサより丈夫な人間もいないだろうしな 」


私は呆然と暫く少尉の顔を見たが、決意が強そうだしなにせ上官だ…何も言えない。


「 もっとも…別に死にたいわけでも無いから、お前はお前で言われた通り

  出てくる敵を皆殺しにしてくれなきゃあ困るがな。


  建物に戻ってくる奴の相手は流石にしんどいし 」


そうか…私の援護に少尉の命がかかってるんだ…


「 それじゃあ…行ってくる。 任せたからな 」


少尉は軽く肩を叩いたが、相棒を掴んでいる手は震えていた。

頭では分かっているし、そんなに難しい事でもないが…初めて人を殺すんだ。

緊張しないわけが無い…

その上、私の射撃が少尉の命を背負っていると思うと頭がくらくらしてくる。


 少尉は泥濘に体を滑らせながらするすると建物へ向かって滑り落ちていく。


その時、大粒の雨が急に降ってきた。

さっきから雲行きが怪しくなって湿り気を浴びた風を感じていたが、

このタイミングで上手く降ってくれたものだ。


正に天の助けだ…少尉の気配がしっかり消える。

直ぐに建物の周りは泥濘になって、雨の落ちる音で周りがいっぱいになって行く。

下についた少尉はこちらに向けて手を振ってゆっくりと地面に伏せていく。

音もたてずに雨の中を少尉は蜥蜴のような格好でするすると動き出した。


私は叢から銃口を出してしっかりと狙撃態勢をとり

少尉の言われた事が直ぐに実行できるように、

血走った目で建物の出入り口をスコープ越しに見た。









  




   




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