表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
護の異世界生活  作者: M2
4/448

ファム国見物

説明章です。

さて、地球帰るにも召喚酔いかかっても召喚されたわけではなかったので帰れるとは限らないみたいだ。

召喚士は居るみたいだが、契約召喚と言う対象と契約して信頼や信用・対価をもって応じて貰う様で、一方的に呼び出すタイプは少なくともこの国には居ないらしい。


ここで生きていくにしても帰るにしても、やっぱり知ることから始めなきゃどうにもならんと言うことで。


見物に出た。城下町に・・・











城の門を開けてもらって見えたものは・・・

町であったであろう場所に残骸すら残ってなかった。

文字通り見るものがない。


ファム国は国と言え、国全体でも500人くらいらしい。

聖樹とダンジョンが無ければ、住めたものではなかったようだ。

隣国も村に近いものだったが、10年前くらいに大国が飲み込んだようだ。

ファム国は人同士で争うべきでないとしていた、その大国の王族一派だったコム=ファムに同意してくれた者を連れてできた国だそうだ。

コナの父が1代で今まで奮闘していた。


って・・・・・

何歳なんだ?っと、聞いたら150歳との事。

見た感じだと50~60歳くらいなんだけど・・・

老将軍っぽい上にまだまだ現役ですって雰囲気溢れていたけど、ダンジョン行くなどするならそのままか?

魔力保有量が多いと長生きできるらしい。

魔力ってすげぇ・・・

いつか帰るつもりなら長生きできてた方が良いかな?

魔力が多いって言ったら、魔法使いかな?

魔法使いなれるならがんばろう。

あ、でも、浦島○郎状態になってる可能性もあるかも知れないか?



収穫直前に襲われたようで、これから来る冬にも備える必要があるようだ。

冬でも割と暖かい地方らしいが。


ダンジョンに行く元気のある者は警備を除いて、皆が地上ダンジョンに今入ってる。

農家をするにしても、種の準備すらダンジョンに入る必要があるギリギリな状態のようだ。

町の復興はもう少し先になる。

冬が来る前にしたいみたいだが、食料も冬の来る前に準備する必要がある。

いや、食料を確保する事を優先すべきだろう。

冬が来るなら入手できなくなる可能性が高くなる。

城に避難出来ている為、食料優先に事にあたっているらしい。



城に戻り、相談してみるとやはり地上ダンジョンに入って欲しいみたいだ。

戦闘なんぞしたこと無いぞ?

高校の時に授業でした柔道程度だ。

素人にもほどがある。

だが、大人になれば浅い階層なら誰でもなんとからなる様だ。

この世界の基準でだけどね。

農家の目で見る食べ物は、この国には居ないからこそ貴重かもしれない。


なら・・無理しない程度に行ってみるか?




準備するものは最低限だが城で貸し出してくれるらしい。

緊急事態だしね。


魔法の鞄に剣と革のジャケットに長ズボン、木の靴、小手を準備して貰った。

後、証明リング。

自分の能力の確認ができる。

見せたい能力限定して人に見せることも可能の様だ。


早速確認してみる。


名前:森護

年齢:35

レベル:1

職業:商人(レベル10)・植物王(レベル50)・細工師(レベル5)・料理人(レベル3)

固有スキル:鎖・学習



あれ?

レベルは変化無い様だが、職業が見習い消えている。

聞いていた物と違う。

しょ・・植物王って・・職業なのか?


商人が頭に来ているのは初めてコンビニのバイトが仕事の所為か?

最後にしていた仕事の所為か?

順番に意味があるのかな?


細工師って有るけど・・

これって、趣味でいじってたシルバークレイとか、ワイヤーアクセサリーの所為か?

仕事じゃなかったんだが・・・

気になることいっぱいだが、まずは行ってみるか?

確認くらいは必要だよね?

トライエンドエラーで体力的行動するには近年フリーターだった俺はつらい年なのに・・・

3月26日 誤字修正

7月9日  微訂正

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ