表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
護の異世界生活  作者: M2
17/448

備えあれば・・・

 遠からず来るであろう悪い事が解っていて、準備しないのは馬鹿でしかないよな?


 結局、自分も強くなるのは必須としても、できる事は他にある。

竜にでも乗れない限りここでは飛行手段がない事。

それもそうそう居るものではない。

これは大きなアドバンテージである。


気球の準備を始める。


魔法スキルで対抗するにも、風は射程が短く、土や水は実態がある為風より長い射程でも重力に逆らいきれない。

火も一番飛距離があるが威力は遠いほど落ちる。

4大属性揃って、空に向けての威力は弱いのが解った。

制御を離さない誘導できるタイプの攻撃はそれでも届いたが。

 弓や銃による攻撃は無いと見れる。

魔法の方が強く、矢や弾の準備が要らない為だ。

魔法で強すぎて困る場面でしか使わないが、弱くする事も魔法はできる。

魔力しか欠点が無いからこそ強い兵ほど魔法を選ぶ。

(見た目の)装備で騙す事も可能だからだ。

魔法は応用性に富む。

 光や闇の実験はできなかったが対魔法防御は準備しておく事にする。


 アドバンテージは攻撃面でも発揮。

風と火は無理だったが水や土は落下の威力が合わさり威力が増した。

もっとも、土は離れすぎて発動に時間がかかる。

準備しておくと楽だが、石を落とす方が速かった。

防衛するには大いに役に立つであろう。

魔法以外の物を落とし空爆するのもこれなら有りだと思う。



「後は雷系かなぁ?特殊スキル持った奴に使える奴がまれに居るんだよ。」


厄介な事に帝国に使い手が居るらしい。


「びりりとするあれ?」

「そそ、ビリリンとする、それ。」

「使い手少ないの?」

「少ないんだよ。試せると良いんだが・・・」

「ふむ。確か・・雲が擦れて発生するんだから・・・」


ミスト状にした水を攪拌してみると、バチッ


「うぉ、いてぇ・・・おおぅ、これだけで習得できるんだな。」

「なに?どうやった?」


ついつい、すぐに試してしまった。

これにより、水と風の得意な者で雷隊ができる事となる。


準備は国をあげて着々と進んでいく。




俺のレベルもこの一月で10になった。

とはいえ・・兵隊に採用してもらえる最低レベルでまだまだ低い。(能力もっと低いけどね、元が低いし)


ただなぁ、農家予定だったのにどうしてこうなった?

7/13 微訂正追記

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ