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護の異世界生活  作者: M2
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トリップしちゃった?〔改良版〕

初投稿・・使い方間違ってたりしたらごめんなさい・・・

思いつき、勢いで書いてます。よろしくです。

「きゃ~~~~~~~~~ぁ~~~」



大きな声がして、目が覚める。のんびりと。

知らない天井だ。



じゃない・・・天井が無い?

ビックリして、ガバッと頭を上げる。


周りには、祭壇っぽい物に、人が3人。2人の大人女性に、囲まれた小さな少女。

声の・・・主らしいな?

闇夜が暗く感じさせるが、月の明かりが周りを照らし周囲を確認させてくれる。

その状態が空をより一層黒く感じさせていた。

光の無い部屋の天井にも負けないくらいに。




大人の2人にすでに剣を突きつけられていた。


「おわぁ。」

「*************」


少女が止めているようだ。


その少女はごそごそと小さな鞄から丸い水晶の(様な)片側だけのイヤリングを取り出し突きつけてきた。

着けろって事かな?

右耳に着けてみる。


「言葉が解りますか?」

「おぉ?」

「通じるようですね?」

「はい。」


受け取ったイヤリングは通訳の為の道具だったらしい。

どういう仕組みになってるんだ?

国連とかで使われてたの見たのはずいぶん前だがインカムタイプだよな?


「ここは、どこでしょう?」


「まずは、自己紹介しましょう。この国の王の長女にあたります。コナです。」

少女から言われた。


「あ・・・失礼、護と言います。」


「では・・・」


コナは頬を少し赤らめて言う。


「は・・裸のままでは、何ですのでここを出ましょう?」


そう、なぜか?

素っ裸でした・・・・・・・(滝汗)







「悲鳴が聞こえましたが、大丈夫ですか?」


堰を切ったような勢いの声とともに、ガチャガチャと音を出し近づく兵士達10人くらいが寄ってきた。


「何か?着る物無いでしょうか?」

「船頭なら持っているかもしれません。」

「では、ひとまず参りましょう?」


従者らしい一緒に居た女性達は小声で「よろしいのですか?」とか「しかし・・」とかコナと話しているが、コナはなぜか確信持って「大丈夫です。」と答えている様だ。



異様に大きなでこぼこな月・・・

地球じゃない・・のは確かなのかな?

信じたくないな。

月が大きく感じる時はあるがあんなに大きくはたぶん無い・・・と思う。

いや、それよりも・・・下弦月やら満月やらあってもでこぼこなものは無い。

無いはず・・・いや、在ったか?

誰かが作った?

空に映し出してるとか?

スクリーンみたいなのもないし、自然な風が吹き込み建物の中でない事まで理解させられる。

何より、あのでこぼこな月からの明かりが逆のこちらから映し出した物でない事を証明してくれる。

現実逃避すらまともにさせてもらえそうに無い光景だ。



ついて行くと、ここが樹の上だったと解る。

聞いてみると、祭壇以外は自然なものらしい。

あの場所はかなり広く感じたのだが、となると幅だけは相当ある樹である。

国の聖樹だそうだ。


不思議と枝が階段状になっている。

太陽の光ならまだしも月明かりまで、あの幅の広い葉は光をさえぎらずに足元まで照らしてくれている。

葉の隙間から向こうが見える。

一面の木々、森のようだ。

こんなところで船頭?そう思いながら降りていくと、船がある。

手漕ぎのタイプだ。

見回して上からでは森かと思っていたが、マングローブみたいになってるみたいだ。

湖の中だった。

なるほど・・船頭ね・・・


服は無く、大きめの袋を裂いて貰った。

それで、下を隠す。


向かう先は(たぶん)城の様です。

マングローブの周りは山に囲まれてるらしい。

山の上に西洋風の城(の様な建物)が見える。

兵士全員も船を操る。

10人の兵士が漕いで、船頭たちが誘導する。

夜でも問題の無い専門の人が船頭として出張っているのだろうと思う。


山の裾につき、兵士に囲まれ城に向かって登って行く。

そう高くない山だが幾分か休憩を入れつつ登って行き、もうすぐ着くという所で俺は倒れてしまった。

2013年6月3日 訂正追記

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