Prologue《題材》
皆さんはラノベをよく読むほうだろうか。
よく読むというかたはどういった物語りを好むのだろうか。
以前はどちらかというと、ラノベといえばファンタジーや学園物が中心で、今は転生物が強いような気がしている。あくまでも私感ではあるが。
では、転生物といえばなんだろうか。
物や魔物に転生する話も確かに多い。だが、それよりも遥かに多いと感じるのは、悪役令嬢に転生して更生しやり直しをしていく物語りではないだろうか。
そして、大概その物語りのヒロインも転生者で、しかし転生ヒロインの多くが「世界はヒロインのモノ」と思っていて返り討ちに遭うパターンではないだろうか。
実に興味深い。
何故転生悪役令嬢は更生するのに、転生ヒロインは更生せず電波系と相成るのか。
キミもそう思わないか?
ん? 興味はない?
そうか。それは仕方ないな。人は誰しも同じ答えにはならないのだからな。
え? 急に人生論みたいになるなって?
手厳しいな、キミは。
良いじゃないか、同志がいるかもしれないと思うくらい許されるだろう?
たまには変わった題材の論文でもかまわないだろう。誰に迷惑かけるでもないし。
あー、はいはい、きちんと正規の論文も手掛けますとも。




