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【11万pv完結感謝】念動魔術の魔剣使い -大切な人を護り続けたら、いつの間にか世界を救う旅になりました-  作者: 雪白ましろ
第六部 妖魔大戦編

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31話 総攻撃

明日にもフルチャージが完了してしまうというミコトの言葉から、今ここでヤマタノオロチと対峙しなくてはならないと悟る。


「わかった。元よりここにはヤマタノオロチと戦う可能性を考えて来たんだ。問題ない」


ミコトは少し安心したように一言だけ搾り出すように伝えて来た。


「よろしくね。この世界を、護ってあげて」


消えたミコトの後を追うようにレルゲン達は東京スカイツリーの地下大空間へと進む。


地脈の開始地点である巨大な魔結晶がある所にトグロを巻くようにヤマタノオロチが眠っている。


明日のフルチャージまでもう時間がない。

幸い敵は眠っている。

ここで仲間が持っている最強最大の技を叩き込んで、先手を取りたい。


「みんな、ここから奴に近づいて最強の技を叩き込んで欲しい。

それからは奴の動きを見ながら進んでいく。


ミカエラ。その槍は首を落とした後に傷口へ叩き込んでくれ。俺もすぐに落とした首を焼いて塞ぐ」


「わかりました」


「初めから全開で! 行くぞ、ヤマタノオロチ!」


各々が魔力を解放していき、身体から色を発する程の魔力が迸る。

まだ心念は込めない。

発射するタイミングで心念を合わせて攻撃する手筈だ。


まだヤマタノオロチはピクリとも動かない。


徐々に高度を落としていき、技の射程圏まで入る。既にセレスティアの全力バフが全員にかけ終わり、技のキレがブーストされている。


最初の一撃で首を全て落とすつもりで第二段階の全魔力解放をしているレルゲンは、大空間の上空に伸びている白い刀身を圧縮し、一閃攻撃の構えを取る。


他にも各々が放てる最大の複合魔術やエンチャントを込めて技を放つ。


心念を解放して全員が技を放つ瞬間、ヤマタノオロチの目が完全に開かれた。


だが、動き出しはまだ鈍い。

くるくると魔結晶を縛り上げるようにキツく結んでいく。


「構わず撃ち込め!」


「テンペスト!」


「心拳!」


「グラビティ・ストンプ!」


「トリプルキャスト・マジック!」


「〈天の翼〉!」


五人が心念を込めた最強の技を放ち、九本の内二本を落とすことに成功する。


「ミカエラ! ウルカ!」


「聖槍ロンギヌス!」


「ブルーフレイム・アローズ!」


すぐさま切断された二本の再生を食い止めるべく二人に動いてもらい、傷口に命中する。


残り七本、一撃で決めると心に誓って限界まで込められた黒龍の剣を振り下ろす。


白く輝く一閃攻撃が放たれる瞬間、ヤマタノオロチが首を重ねて防御する体制を取った。


関係ない。全て落とすと心に決めている。


「オオオオオオ!!」


残り七本の内、二本が何の抵抗もなく切断される。だが、三本目からは硬い。


恐らく残り本数が半分に差し掛かったところで強度が上がるトリックか何らかの手段で固くなっているのだろう。


レルゲンが放った一閃攻撃がヤマタノオロチを貫通しかけた軌道の先に回り込み、愛刀フラガラルクでレイノールがレルゲンの攻撃を弾き返す。


「ちゃんと狙えよ! レルゲン!」


威力が倍増された転生武器の力で、レルゲンの一閃攻撃を再び残った五本の首を落とそうとしたが、ヤマタノオロチは首を折り畳んで回避する。


ファーストアタックで決めるつもりで全力で放たれた攻撃は四本の頭を完全に潰した状態から戦いが始まろうとしていた。

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