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18話 ソラーロ上空戦①

 F15J コックピット内 (sideとあるパイロット)


 何故か、慣れているはずのコックピットが異様に狭く感じる。操縦かんを手袋越しに握る両手は汗のせいでじとっとした気持ち悪い感触が伝わってくる。いや、理由は分かっている。自分は緊張しているのだ。


「落ち着け、落ち着け、落ち着け………」


 自分に言い聞かせるように独り言を言ってみるが、結局何も変わらない。電子機器の画面には四つの赤い点が示されている。これが自分の獲物らしい。


 敵の航空戦力の撃墜。


 たったそれだけの単純な内容の任務だが、今の自分には不可能とすら思えてくる。訓練では余裕で出来ていた簡単な動きですら、手間取っているのだから。

 だが、やるしかない。国を守るためだ。


『攻撃ヲ開始セヨ!』


「りょ、了解!FOX2!(フォックスツー!)


 ――――――――


 音速を超える速さで、F15Jが四機空を飛んでいる。そのうちの一機の両翼から、白い棒状のものが複数落下する。とほぼ同時にその後部から炎が噴き出し、驚くような速さで飛んで行った。計四発のサイドワインダーが発射されたのだ。

次話は明日の五時前です。少し早め。

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[一言] 「りょ、了解!|FOX2!《フォックスツー!」 上記を誤字報告しました。意図したものでなければ修正をお願い致します。
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