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「小説家になろう」以外掲載の作品の評論集  作者: そら・そらら


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40/116

40.京都の今日も通り道のあやしゑ手まり歌

【タイトル】京都の今日も通り道のあやしゑ手まり歌


【作者】299


【掲載サイト】エブリスタ


【URL】https://estar.jp/novels/25973069

『「小説家になろう」以外掲載の作品の評論集』というタイトルで連載している本エッセイは、当然のように小説家になろうで掲載している作品は扱わない。

なろうにある作品なら、直接レビューを投稿するからだ。わざわざこんな風に、自分の小説一覧の上の方に来るように定期的に更新して読んでるアピールをする必要はない。


もちろん、ここに批評を投稿した後に、なろうでも連載を始めましたという作者もいるかもしれない。それは自由だし、レアケースと思っておくことにする。とにかく、読んだ時点でなろうには掲載してなかった作品ばかりということだ。


ところで今日扱う「京都の今日も通り道のあやしゑ手まり歌」という作品は、なろうに掲載されている。なんなら僕は一度読んでレビューまで投稿している。

試しにタイトルをググればいい。エブリスタよりも、なろうの方が上に出るはずだ。今試したら、そうだった。


けど今作に関しては本エッセイで扱わせてもらう。この先他の小説が同じパターンで掲載されてたら、もちろん扱うことになるだろう。


そんなに難しいことではない。元作品から全面的に改稿されて別作品となっているのが、理由だ。

一致しているのはメインキャラふたりと大まかな設定だけで、ストーリーは全面的に異なっている。完全な新作と言っていいはずだ。キャラクターの関係性みたいなのは、旧作から引き継がれているけれど、これは作品の肝だから仕方ないと納得することにする。


これは別作品だなということで、本エッセイで扱うことにしたわけだ。


ちなみに本作は、TwitterにてRTした人の小説を読むタグで募集したもの。その時募集の際、自作に自信がない人限定という条件を入れたところ応募してくれた作品だ。

なかなかランキングの表紙を飾ることができず、特集も組まれないから運営から見放されているのかもという理由で自信がなかったそうだ。

エブリスタって個々の作品に特集を組んだりするのか。すごいなエブリスタ。ただ、応募があった時にはそうだったのかもしれないけど、今は小説のトップページに特集の文字が。たぶん、組まれたのではないだろうか。


というわけで、読んだ。京都を舞台にした、妖怪テーマのお話。第一部が完結済。妖怪ものではあるけれど、メインの男ふたりにブロマンスものの側面が強い印象。


手まり歌を聞けば大切なものを失うという設定の下、人として重大な機能を失ったふたりが、お互いの性質を掴みきれないながらもコンビを結成し、微妙な距離感で連携しつつひとつの事件を終わらせるまでを書いている。この関係性が面白いし、作品の肝となっている。ここは小説家になろう掲載時から同じなのだけど、ブラッシュアップされているなという印象だ。

ひとつの事件を解決するまでに、ふたりの設定をじっくり解説することもあって尺は長めになっている。その分、関係性がしっかり書かれていて良い。


手まり歌に呪われているという共通項がなければ、そもそも組むことすらなかったであろうコンビ。性格も真逆だし実のところ仲良くはしてない。少なくとも今は。けど、人間関係ってそういう過程を経るものだよな。だんだん付き合い方がわかってくるのが、物語だ。


妖怪要素もちゃんとあって、しっかりファンタジーしているのも印象がいい。そして大事なこととして、モフモフがたくさん出てくる。ここも個人的には気に入ったポイント。


見放されたなんて思わずに、書き続けてほしい作品だ。

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