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「小説家になろう」以外掲載の作品の評論集  作者: そら・そらら


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36/116

36.琥珀と二人の怪獣王 二大怪獣北海道の激闘

【タイトル】琥珀と二人の怪獣王 二大怪獣北海道の激闘


【作者】なべのすけ


【掲載サイト】アルファポリス


【URL】https://alphapolis.co.jp/novel/918668438/115595629

RTした人の小説を読むタグに募集があった作品。アルファポリスに掲載されている。

アルファポリスというサイトは、小説投稿サイトとしても比較的古参の部類に入り、それなりに存在感があるという印象。女性向け作品が多いという話は聞いたことがあるけれど、実際のところは知らない。

そして、この小説は女性向けではなかった。


web小説界隈では珍しい、怪獣小説だった。


怪獣というジャンルは強固なオタクたちが大勢いる界隈である。

強固というのはつまり、過去の偉大な作品へのリスペクトが強いとか、そんな意味だ。数多ある怪獣作品をしっかり見て、自ら作品を作ることがあれば過去作へのオマージュを盛り込む。そういう尊敬すべきオタクたちが多い。

これも、そういう作品だ。作者が怪獣映画が好きなんだなっていうのがよくわかる雰囲気が出ていて、すごく好きだ。


現代日本に初めて怪獣が現れれば人々はどうなるかをシミュレートした物語であり、シン・ゴジラを意識している感じがほんのりとする。巨大不明生物という言葉も出てくるし。ただし今作で焦点が当てられるのは、政府関係者ではなくふたりの高校生だ。この感じに、少し青春ものっぽさもあった。硬派一辺倒ではなく、ライトノベル的な雰囲気というべきか。


性格は真逆ながら、腐れ縁という感じで一緒にいる男女のカップルが怪獣に変身してしまうという物語であり、ちょっとウルトラマンっぽさがある。シン・ウルトラマンではなく、漠然とウルトラシリーズっぽい感じ。巨大生物をふたりで操作する感じはパシフィック・リムを想起させる。


登場人物の名前にもちょくちょくゴジラリスペクトを感じつつ、突然の怪獣の出現に混乱する現場や世間というパニック映画的な場面の描写はなかなか読めるクオリティになっている。自衛隊の活躍をしっかり書いているのも作者の趣味が出ていて好きだ。


ヒーロー的な存在は出てこず、古代から蘇った怪獣同士の戦いという感じの物語が展開される。いいぞ。すごくいい。怪獣プロレスは、都市破壊と並ぶ怪獣映画の華だ。まだ物語は序盤という感じだけど、ここからの展開がすごく楽しみな作品だった。

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