表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/15

山中遭遇

さて、

飯もすませた

トイレも行った

これでこれからのハイキングは問題ない…

と、言いたいところだが、

大丈夫じゃ無い奴が約1名…

「うぅぅ、まだぎぼぢわるい…」

さっきのカレーがまだきいてるようだ…

「ほーら、はやく行くぞー」

そんな勇気の事はほっといて

さっさと行く智子と明日香、

相変わらずひでえ奴だな、

「おら、勇気いくぞ~」

とにかく早く行かなければまたはぐれる

「わがっだがらゆらざないでぇぇぇぇ」

「ぬおっ?!、吐くなら言えこの馬鹿」

ベシッッッッッ

しまった、思いっきり後頭部を殴ってしまった。

ああ、じれったい

とにかく揺り起こして急がねば…

「おい、勇気早く起き………」


「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」


声にならない叫びとはこの事だろうか…

あれは智子?それに明日香?

何で叫んでんだ?おふざけ?

それにしては、度が過ぎるとゆうか………

「……ん………今の声誰?」

おお、勇気が起きた

「いや、それが、智子と明日香みたいなんだ」

「え?あの智子が叫んだの?まさかそんな事…」

ダダダダダダダダダダダダダ

先に行っていた明日香が血相をかかえて走って来た

「はあ…はあ…はあ…し…翔…さん

はやく…早く来て下さい!!」

息を切らしながらただ事では無い様な不陰気だ。

「ど…どうした?何かあったのか?」

取り合えず今の現状を詳しく聞いた。

明日香の言う事だと

先に行ったはいいが、地図のとうり進んでも

目印がなかなか見つからず

引き返そうとしたら

何者かにいきなり襲われかけたのだと言う

「まじか?それやばくね?

急いで行くぞ勇気」

「おう!任せろ」

「明日香、案内しろ!!」

「はいっ!!!」

とにかく急がなければ、智子に何かが起きている

急げ…急げ…急げ…


「ここの先です!!」

明日香が指をさすのは………?

「お…おい、明日香?これ…何?」

「え?何って………?!ひっっ!!」

明日香の顔が引きつった。

それもそうだろう、

太い木の棒をもってしゃがみこんでいる智子がいる

棒には血がついている

その数m先には倒れた人がいる…

きっと、もう死んでいるだろう、

「おい…智子? 一体何があったんだ?」

とにかく何があったのが聞きたい…

すると、智子は死体を指差し震えた声でこう言った

「こいつ……人間じゃ無い」

あの智子が、さっきまで笑っていた智子が

力ずよい智子は、もう、そこにはいなかった

ただ何かに怯える、まるで小さな少女の様に……

いきなり現れた謎の人間

こいつは一体何者なのか

次回に続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ