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鬼龍の弟

もうダメだ……

諦めて死を覚悟した瞬間


ギヤァァァァァァァァァ!!!!!!!


思いも寄らないゾンビの叫び声

目を開けると頭を抑えて

ゾンビがのたうち回っていた

「ど…どう言う事だ……」

急な出来事で状況が読み込めない


あたりを見回すと

150mほど離れた所に

ガスマスクをつけ

迷彩服に見を包んだ少年が居た

いや、少年かは分からないが

その人物は手に何か持っている


あれは……銃?


「お前ら!!!!!!

死にたくなかったら伏せてろ!!!」


その人物が

僕らに向かって叫んだ

その言葉に従い僕と智子は

その場に素早くしゃがみこんだ


ズガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!


ドシュッバシュッビシッ


弾丸がゾンビ共の体を貫く

全ての銃弾が

頭を貫通している


しばらくして

音がしなくなり顔をあげると

1匹残らず殺されていた

そのゾンビを殺した本人が

ゆっくりと僕らに向かってきた

ふとバンに目をやると

その傍に無残に食い荒らされた

勇気の亡骸が転がっていた

「勇気……」

自然と涙が溢れてくる

「やぁ、危なかったね

僕が居なけりゃ君たち皆

仲良くあの世行きだったよ

天国も賑わったかもね」

声から察するにやはり少年?

「俺は青風天龍よろしく」


青風?

「お前、鬼龍の兄弟か?……」

「へぇ、兄貴の事知ってんだ

そうだよ、鬼龍の弟さ

あんな兄貴を持つと俺も

苦労するんだよね」

あの青風に弟がいたなんて

「助けてくれてありがとう

それは?」

首に下げている銃を指差した

「これ?

これはライフルだよ

長距離ように改造したんだ

勿論実銃じゃないよ

ガスガンだよガ・ス・ガ・ン」

ガスガンで体を貫くなんて

どんな威力だ

「それに色々あるよ

スナイパーライフルもあるし

ロケットランチャー型もあるよ

それにこれはねぇ」

「楽しそうな所すまないが

ここに人は居ないのか?」

僕は天龍に

ここに来た理由を話した

「ふぅん

だとしたら無駄足だね

この街の人間は皆死んだ

そこらのゾンビとは

ケタ違いの親玉が来て

皆喰われたか潰されたか

はたまた一部になったか……」


僕は絶句した

皆死んだ?

誰も居ない?

母さんは?

父さんは?

次々と浮かんでくる最悪な状況

喰われたなんて………

「でも、2、3人ならいるかもな

他のとこに逃げたか

何処かに隠れてるか

探せばいるんじゃない?」

「なぁ、天龍

僕等の仲間になってくんないか?

その、急にで

何言ってんだって

思うかもしれないけど

お前みたいな腕のいい狙撃手がいると

援護してもらえればありがたいしそれに」

「いいよ、仲間になってやる」

「へ?」

「なんだよ、不満か?」

あまりにもあっさり行きすぎて

ちょっと焦ったが

仲間になってくれると言うのだから

とても心強い

「よろしくな、天龍」

「こちらこそ」

そして僕らは

生存者を探しに行くのであった

わー

弟がでて来た~

つぎの話がめんどくなるー


はぁ(;_;)

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