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DeadofLock

「はあ、はあ、」

僕は息を荒くしながら遙か先を行く友達を見ていた

「こ…こんなにキツイなんて……母さんめ

騙したな………」

僕の名前は神崎翔(かんざきしょう)

学校には滅多に行かない、言うなれば引きこもりだ

僕が学校に行かなくなった理由は、

イジメだとか、勉強について行けないとか

成績が悪いからとか、

そんな理由ではない。

友達だっているし、通信学校で

今の勉強も理解で来ている、

成績だって悪くない……どちらかと言うと平均だ。

じゃあなぜ行かないのか……

完結に言うと、担任が気に食わない

担任の名前は新島ハジメ

名前がハジメのくせに、時間がたっても授業が

始まらない。

教えてくれる勉強なんて説明が下手過ぎて

クラスのほぼ全員が「何を言ってるか分からない」

と言う顔をしている

まあ、そんな話はどうでもいい、前の話に戻ろう

僕は今山道を歩いている

学校行事の宿泊学習なのだ

引きこもりの僕がこの行事に参加した理由は

わかる人はわかるのでは無いだろうか

そう、僕の担任の先生が腹痛でこの行事に

参加していないのだ。

「今日新島いなくて良かったな!!」

僕と一緒に遅く歩いていた

山野勇気が話しかけてくる

こいつは、学校に行っていない僕に

プリントや学校であった出来事を教えてくれる

でも、たまに何の用も無く遊びに来るから

何かめんどくさい

「ああ、そうだな」

面倒なので軽く受け流す

「おいおい、今面倒くさいとか思ってるだろ!!」

…………人の心を読むな………

「うん、思ってる」

「……ちょ…そられは無いだろ……」

あまりにもショックだったらしく口が回っていない

やっぱり面倒くさいので、さっさと歩く

…………………

「ああ、もう、嘘だから、な?落ち込むなって」

勇気の顔に笑顔が戻る

「だよな!俺らの友情は不滅だよな!!!」

…やっぱりほっとけばよかった


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