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詩集 何かシリーズ  作者: 仲仁へび
2/3

02 ちょっと前まで背中に何かいた



 ほんの数秒前まで

 私の背中に何かいた


 じっとしていて

 何も言わなかったけど

 少しも動かなかったけど


 確かにそこに何かいた


 暗い道を歩いてきたから?

 肩が重くなっていたから?


 おそらくそこからついてきた 何か

 私を獲物と定めていた 何か


 ほんの数秒前まで

 危険に晒されていた


 ほんのちょっとの間だけれど

 確かに 危機に瀕していた


 背中から食べられると思っていた

 何も気づかなかったらそうなっていた


 けれど今はいなくなったから

 どうしてだろうか分からないけれど

 おそらく たぶん 助かった



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