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大金は歴史的偉業で 7


「うおっ?なんだそれは?」



 合気で倒れたライオウへ即座に蹴りを入れて上空に上がりかなり強めのきゃめはめはを放ちつつ、3体にもみー弾を放ちクリスの元へ向かった



「みーくん、大丈夫かい?こっちはいいからキミはライオウを」



「クリス、良い事教えてあげる。最初に放ったしゅんぎり、ライオウにめっちゃ効いてたっぽいぜ。あの3体は問題無く倒せるとして…ちゃんと直撃させればライオウだってイケる気がするぜ」



「ほ、本当に?でもそんな素振り…」



「痩せ我慢してたんだよ、最初と強さが全然違うだろ?」



「た、確かに……って事は」



「俺がイイ感じの所まで仕込んどくから頼んたぜ、リーダー」



「うん、任せて!それと、庇って貰ってばっかでごめんね」



「アチキも…あと少しで回復するなのでぇぇす。みーくん」



「待て待て、謝るな。俺達はそういうパーティーだろ?だから上手くやろうぜ。とりあえずあの3体も」



 と、そんな長話する余裕なんて無いですよね〜。魔法使いと思われる女の魔物が魔法を仕掛けて来た



「貴様等、よくもライオウ様に怪我を負わせたな…許さん!狂獣三人衆の筆頭、ミディ!我が魔法で蹴散らしてくれる」



「誰が筆頭だ!」



「黙れトイレ野郎」



「ふ、ふざけんなよ!それにお前だって同じ目に合う可能性があるんだからな」



「馬鹿ね、私はトイレなんて行かないの。それに私の魔法なら多少遅らせることも出来るから問題無いわ。それより行くわよ、大天落」



 なんの魔法かは分からないがまるで大きな岩がのしかかるような攻撃が来た。

 食らった時は痛いくらいのもんだがその後、動こうとしてもこのダメージが常にかかる。

 これは厄介だ、動くたびに壁に無防備にぶつかる感じで地味にダメージがデカい



「魔力解離」



メロニィさんがそう唱えるとこの魔法が解けた。この子やるなぁ



「みー様はライオウに集中して下さい。お二人のフォローは私が」



 気持ちはわかるがメロニィさんはこの二人の弱点を知らない。

 なのでフォローは頼み難いのでまゆもの魔力が回復するまでは俺が牽制しつつこの3体を何とか攻めあぐねさせるしかない



「狂獣砲」



 咄嗟に3人を庇いつつ躱すと同時にカウンターでライオウに向かうフリをして3体に襲い掛かりそれぞれを吹っ飛ばす。

 遠くに飛ばす事を重きにおいたきゃめはめはを放ちライオウと対峙した



「お前の弱点は分かった。仲間を捨て置けないならこっちは弱点をつくまでよ」



「分かってないなぁ~、アイツ等が弱点?弱点ならこの場に居ないだろ」



「言ってろ」



 何かを言い終わる前に俺はライオウに猛攻を仕掛けた。要はコイツをとっとと仕留めればなんの問題も無いのだ。

 邪魔にならない様にこっちの戦いにこそ参加はしないが俺達が逃げれない様に取り囲む陣取りをしてる雑魚達。この時点でコイツ等はかなり統制が取れてかつ、決して仲間を蔑ろに扱う訳では無い奴等だというのが分かる。

 なのでとっとと仕留めないと不利になるばかりだ 



「クソが、なんちゅう強さだ!俺様がここまで攻めあぐねるとは」



 それはこっちのセリフだ。とっとと仕留めようとしてるのに決定打が打てないどころかこっちが危なかったりする。

 もっと出力上げるか…リスクはあるがここは仕方無い



「アエテックスパワーの重ね掛けだぁぁ」



 アエテックスパワーの真髄は…あえて。あえてパワーアップするという何処かふざけた技だったりする。

 理屈はこうだ。例えば戦闘力1万だとしてあえて1万2千まで上げるというあえて。つまり文字通りあえてパワーアップするのだ。

 ふざけた話だが単純かつ明快で強力であり、重ね掛けと言うのはつまり今互角にやり合ってるライオウよりあえて強くなるという事を行う訳だ。

 生前ふざけて言ってただけの空想の技だったが生前から気持ちの上では存在してる技なだけあり馴染み具合は良いもんでかなり強力だと思う。

 反動がキツいというリスクはあるが魔力消費はキャイオウケンと変わらない



「くっ…ふ、ふざけるなぁ!?何だその力は!?こうなったら俺様も本気だぁぁ!!」



マジかよ、コイツもまだ本気じゃなかったのか



「いやぁぁぁぁ!」



 クリスの叫びが聞こえた。どうやらビートの猛攻を何とか凌いてるようだが大丈夫か?

 結構遠くにふっとばしたつもりだったが鳥タイプは戻って来るのが速いな。

 まゆもの魔力はそろそろ大丈夫だと思うけど使うなら3体揃ってからのほうがいい。なのでとりあえず何とか助けに



「貰ったー」



 くそっ、隙突かれた…痛いよぅ。ライオウは当然だが止まらないな、こっちも反撃せねば。クリスの方に何とか行きたいが…と思っていたら






「ブルースタンプ」




なんと、リリィさんが来てくれた!雑魚を大幅に潰してくれたようだ



「ハァハァ、ギルドの方から話は聞きましたよ。遅くなりましたが私も一緒に戦います」



「アイツ、見覚えがあるな。ライオウ様、確かアイツは…リリィだ!狂魔戦士のリリィだ」



狂魔戦士って…なんですかそれ?初耳ですぞ



「狂魔戦士…10年位前か、当時世界でトップだったとされる冒険者パーティーの主力、狂魔戦士のリリィか。そんな奴まで居るのか」



「そ、その呼び名はやめて下さい」




「狂魔戦士のリリィ…確かに名前が一緒だ!何で気が付かなかったんだろう、リリィさんがあの狂魔戦士だったなんて」



「く、クリスさんまでやめて下さい!アレはその…何といいますか黒歴史ですので」



 何を言ってるのか。現在進行系でそれ以上と思われる黒歴史、ジェノサイダーズをやってると言うのに。

 それにしてもこれで安心だ、俺はこのネコちゃんを退治する事に専念するか



「何だ何だ?一人増えてるじゃねーか?」



「狂魔戦士のリリィだ」



「アレがか?過去に噂を聞いた時はいつかやってみたいと思ってたんだ!俺がやるぜ、そっちは任せた」



「しゅんぎりぃぃ!」



「ぐはぁっ……」



 うわぁ…トイレのヤツ散々だな。リリィさんも待ち構えてたのに台無し状態に…にしてもクリスの必殺技スゲーな。一撃必殺だよ



「や、やった!やったよみーくん!!魔王軍の将軍の幹部的なののなんか凄いヤツの倒したよ!」



いや、応戦中で返事する余裕は無いんだけど凄く喜んでるから頑張って返事するか



「さ、流石クリス様でぇぇす」



「死ねー!!」



「うおっと、あぶねぇ」



うん、気を付けないとだ



「貴様ぁぁ!指名して一騎打ちしようとしてる者の横から不意に来るとはなんて奴だ。あの鬼畜にしてこの鬼ありだな!」



「わ、私は鬼なんかじゃないやい!みーくんと一緒にしないでよ。油断したそこのトイレ君が悪いんだからね」



駄目だ、向こうのやり取りが気になってしょうがない。俺と一緒にしないでとは酷いじゃないか



「クリス、お前今俺と一緒にするなって…うわっ!あっぶねぇ。クリス様が酷い事言うせいで死ぬところだっただろ」



「キミってヤツは、ライオウ相手にしてるのに何こっちの話に入って来るのさ!こっちはいいからキミはそっちの戦いに、ってきゃぁぁ!危ないじゃないかぁ。ほら、鬼畜みーくんが余計な事言うから危なかったじゃないかぁ!」



言い掛かりもいい所だ。クリスめ、後で覚えてろ〜



「貴様等は…ナメてるとかではなくいつもそうなのか?」



 おっと、ライオウさんがなんかこちらを引く目で見てる気がするよ。

 その時、ライオウと応戦してると聞こえて来ちゃいました。まゆもさんの御言葉が



「アチキの、出番のようだねぇ。今回は…どぅるるるるるぅぅぅ……ねじれうさぎしゃんぞ」



 理由は分からない、ヤマト村の人が持つ何かなのかそれともまゆも独自のものなのか…異様なのだろう、異質なのだろう。

 それは魔物達にも例外では無いようでライオウもビートも止まりこそしないが意識がまゆもに行っていた。

 そこを攻めきりたい所の俺やクリスやリリィさんもそれが出来ない位に意識がまゆもさんに行ってしまう。

 メロニィさんに至っては完全に身構えているし。

 標的になったであろうミディは何やら詠唱をしているが…先手必勝で行くつもりだろう



「禍根瘴」



 ミディが禍々しい魔法を唱えた。範囲内に居たクリスとリリィさんは即座に逃げ、ビートも空に退避したようだがお構い無しのまゆもは魔法を放った。 

 てかまゆもさんはその禍々しい魔法通じてないのかしら?



「ねじれうさぎ」



そういうとデカいうさぎさんが現れミディと一体化して……



「な、なんなのよこれ……う、うあ……ぎ……ぎゃぁぁぁ……っっ」




 文字通り捻れました。それはもうキュッって。まゆもさんおっかねぇ…あまりの現象に皆手が止まってしまいました




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