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大金は歴史的偉業で 4


 魔石を使い海岸付近まで行ってみるや否や、早速情報と異なる事態が起きていた。 

 まず、もう10分もしない内に陸に辿り着きそうだという事、港では無いが方向からしてこの海岸に停めるつもりだろう。

 それともう一つ、船は2隻あった。これは何とも言えない…2隻なら攻めるべきか、不測の事態なので大人しく引くか



「2隻あるねぇ?どうするみーくん?私としては……ってあの船の紋章、魔王軍じゃん!どういう事かな?」



 なんと、あれは魔王軍の船なのか?事情は分からないけど…そうだな、ちょっとしんどいけどこの距離なら方角を限定すればみーサーチが届く気がするので盗聴してみるか






「クソッ!ライオウ様ともあろう御方が姿隠して攻めて来るとは落ちぶれたもんだなぁ!」



「なに、それだけ貴様らを警戒してやったまでよ。お前等がある程度の軍勢を率いて海に出る機会があろうものなら攻め入ろうと思ってたんだ。このライオウ様が直々に来た事、ありがたく思うがいい」



「ほざけ!テメーをぶっ殺して魔王軍も潰してやるよ!」







なるほど、魔王軍に攻められてた訳か。これって結構なチャンスだと思うのは気の所為だろうか?



「ちょっと、みーくん何黙ってるのさ?」



おっと、みーサーチの事言い忘れてた



「みーサーチであの船のやり取りを聞いてたんだけど、どうやらギャンザクって奴等は魔王軍のライオウとかいう奴に襲撃を受けてるみたいだよ」



「ライオウだって!?本当にあのライオウが来てるの!?やだ、どーしよぅ〜まさかいきなりこんな場面に出食わすなんて」



クリスがいきなりテンション上がりまくったけどどういう事だ?



「相手にとって不足無しなのでぇぇす!!まゆも、やるのでぇぇす!!」



 まゆもも士気が上がっているぞ……なんだろう、チャンスだと思ったけどこの二人の熱気を見ると逆に冷静になってしまうというかなんか不安になって来る自分がいる。

 なんて思ってたらメロニィさんが語りだした。



「みー様、あの距離の者達相手に盗聴まで出来るのですね、何となく現状が見えて来ました。

 ライオウと言うのは魔王軍の将軍です。おそらく魔王軍もこれを機にギャンザクを討ち取ろうと考えてると思われます。特に狂獣軍団と恐れられる将軍ライオウは魔王軍の中でも古参で相性等を除き単純な強さなら魔王軍の中でも1.2を争うと言われております」



マジっすか?それってちょっとヤバいのでは?



「ここで私の目標を発表するよ!明確には言ったこと無かったと思うからね。

 私の目標はこの必殺技を世に知らしめて偉大なクリス様って事なんだけど、そうするためには名のある魔物を仕留めなきゃならないよね。その標的と密かに決めてたのがあのライオウなのさ!

 魔王軍の中でも単純に1.2を争う強さで古参で獅子の魔物ってだけでカッコイイし武人としても名を馳せてるとかなんとか……もううってつけじゃないか〜テンション上がって来たよ!」



 この子どうしちゃったんだろう…好戦的なタイプではあるけど強い魔物にはちゃんと引くだけの良い意味での臆病さや慎重さはあったのに、多分過去1やべぇ奴が相手なのに何でこんなやる気出してんの?



「アチキもフォローするなのでぇぇす!クリスの名と必殺技を、世に知らしめるのでぇぇす!!」



まゆもは…そうだよね、知ってる。二人がやる気だと何か怖くなる僕…大丈夫だろうか



「みーくん、キミの暴れっぷりに掛かってるんだからね!私が仕留める気満々だけどあくまでパーティーだから遠慮なくガンガン攻めるんだよ!」



 リーダー命令来ました、やるしか無い……のか?ところでギャンザクさんの方はどうなったのかしら?



「期待しておりますよ!私は回復とかサポート特化なのでいつでも頼って下さい!皆様がいずれ魔王を倒す為の第一歩、見届けさせて貰います!!」



 えぇ……この子も何かやる気に満ち溢れてるんだけど。さっきまでの冷静そうな姿は何処に行ったのですか?



「メロニィさんって言ったね。分かってるじゃないか〜、見ておくと良いよ。私達が魔王を討伐する為の第一歩を」



「うにゅ!魔王を討伐するならこのくらいぴょいなのじゃ」



 何か打ち解けてる……落ち着こう。あまりにも危険だったらコイツ等も目を覚ます筈だ、若干目がイッちゃってる気がするのもきっとおさまるハズです。

 なんてやり取りをしてたら船が止まり陸に魔物達が降りてきた。

 既に交戦中だったのかも知れないがパッと見る限りはそんなに大量に居るようには見えない。

 そして奥から強そうなのが交戦しながら陸に降りて来た。一人はライオンっぽいから多分コイツ等がライオウとギャンザクだろう。

 かなり強そうだが好都合、このままある程度共倒れに持ち込んで



「ぐらびとぅーーーーん」



 まゆもさん?何の躊躇もなく放たれた大魔法に叫び声を上げる魔物達。

 そしてまゆもの魔法で隙が出来た瞬間を逃さなかったライオウが持ってる巨剣でギャンザクを切り付けるとその隙に突進してたクリスが



「しゅんぎりぃぃぃ!!」



 ライオウさんに一直線だった。


 俺は思考が追い付いてなかったが何とか体だけは反応して硬直してしまうクリスのフォローのために即クリスの元へ。

 オマケにギャンザクにトドメのエネルギー弾的なのを打っといた。まゆもとクリス…なんていうかスゲーな

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