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絶望には欲望で 7



「あくまでウソの、逆らえないですからね」


「分かっておる、あくまでウソの…じゃな!」


「みー殿!それ、某はどうなるのですかな!?」



 あれ?



「その気になればどうとでもなるばかりか本来コチラがキチンと教育してやらなきゃならん者共に逆らえず絶対服従…新し過ぎる、まだその前の部下達編の方が現実的だろうに」


「ほ、放置プレイ!?…あぁ…」


「因みにこの場合今放置されてるポセ様は事後の掃除とか椅子とかやらせれるという鬼畜も今思い付きました」


「なんと……お主天才か!?」


「あ、あぁ……尊厳破壊が過ぎまするぞ、みーどのぉぉ……」



 いや本当にあの男は何やってるの?未だに太ももに挟まってるし…もしかして無駄に心配し過ぎた?



「ほらぁ、リヴァ様〜ボクがコッチに興味を示したら谷間の方にやらにゃいとぉ〜」


「そ、そうじゃったな!妾は逆らえぬからいかなる時も常に従わねばって事じゃな!」


「そうですよ、あくまでウソのですけど疑似体験はしとかないとイメージがつかないですからね」


「うむ!ほら、ポセは何故舞をやめた?いいと言うまで舞わんか!」


「そ、そうであった!」


「おいエロみー!流石にやり過ぎだから!!リーダークリスちゃんは許さないんだからね!!」



 平然と谷間に収まるみーくんを見てつい突っ込んじゃったけど…怒られるかな?



「んん?なんじゃお主ら?帰ったんじゃないのか?」



 ヤバい、変な話してたから油断しちゃったけどリヴァイアサン様に意識を向けられただけで震えが止まらない…ってよく見るとメロニィの意識がまた飛んでる



「め、メロにゃん!?大丈夫か?そういや忘れてたけどコイツ神職関係に属するのか。気を失うのも無理はない」


「ま、まさかここまでとは…薬とか効かなそうです」


 リリィさん?何企んでたんですか?


「リヴァ様のぉ、お胸はぁ、かじってもいいんですかぁ?」



 なんて?てかなんかみーくん壊れてないかい?



「おいみー!流石に聞き捨てならんな!あ、はじめまして。私せいらと申します。お話合いしてる所申し訳無いのですがウチのみーがあまりにも神獣様に無礼かつ下品な話をしてたようですので横から口を挟んでしまいました」



「かまわん、みーには今この無礼を許しておる」



 まあそういう事だろうねって思った瞬間、何をトチ狂ったかみーくんがリヴァイアサン様の胸を引っ叩いた



「みーくんご乱心ぼぉぉぉん!?」


「なんちゅー事を……」


「あわわわわ……」



 リリィさんまであわわしちゃった、もしかして……世界終わった?



「は?…………おいみー、何故妾は今、引っ叩かれたんじゃ?」



 ヤバいって、キレる寸前じゃんかよぉ〜



「ここですよ!今!まさに、この間!こんな時でも……分かります?」


「間……あ、ああ、あぁぁぁ……そういう、そういう事かぁぁ!?そうか、最早素になるタイミングなんて無く無慈悲にお仕置きされてしまう…と、そういう立場だという事なんじゃな!」


「う、羨ましいでござるぅ!!」


「分かってくれましたか!そういう事なんですよ、どんなに真剣なやり取りしてようとお構い無しでやられて、しまうのです!」



 もう何話してるのか知りたくもないし分かりたくもないよ…何がどうしてこんな事に?



「すまぬ、すまぬぅぅぅ!!妾が分かっておらんかった!最早素になる権利なんて持ち合わせてはおらんのじゃな!?とんでもないプレイじゃ!くぅぅぅ……そんなすんごいタイミングを逃してしまったわ!」



 いやもうホントとんでもないよ…どう収拾つけようか



「みーよ、さっきから聞いてりゃ面白そうな話を…じゃなくてけしからん話をしてるが流石に胸に挟まるのはやり過ぎじゃないか?」


「リヴァ様が許してくれるからいいんですぅ!ボクはこの太ももと胸に小部屋を作ってここで暮らす事にしたんですぅ!」


「そ、そんな事…わ、妾の身体は道具じゃ……でも逆らえぬのじゃな」 


「某は椅子ですぞ!!」



 これマトモに話し合わなきゃ駄目かな?



「リリィさん、もうなんて話せばいいか分からなくなっちゃったんですけどどうすればいいですかね?」


「わ、私もどう話せばいいか…ここはせいらさんに任せるしかないでしょうか?」



 そうだ、せいらさんならきっとなんとかしてくれ



「おいみー、私にはなんかないのか!?」



 あれ?せいらさん?



「なんじゃ、お主も仲間に入れて欲しいのか?」


「ぅぅ…そ、そういう訳では…その…」



 せいらさんが困ってる、まさか本当に仲間に入りたい…なんてことは無い筈だからここはリーダーたる私が頑張らないと



「みーくん、昨日は凄く心配したんだからね!お話はいつ頃終わるのさ?」


「うーん、でも太もも部屋の話もあるからまだまだかなぁ…」


「太ももから作るのか?どうやって作るかは妾にも謎じゃが」


「馬鹿な事言ってないで早く帰ろうよ!」


「でもぉ、リヴァ様の太ももとかお胸とか色々最高だしぃ、ハムハムし放題だしぃ」 



 この男ハムハムしだしたよ。しかもなんか舐めてないか?流石にちょっとおかしい…確かにみー君は変態だからそんな欲望はあるのは察せるとしてもこんな露骨にやる事は無いと思う



「おいみー!!それは流石に…まさかお前等既に一線超えちゃってるのか?」


「みーさん!?それは流石に駄目なんですぅぅ」


「なんじゃなんじゃ?妾のみーに何やら色々言っておるようじゃが…これはあくまで話合い、一線超えるのはこれからに違いないぞよ」



 まだ話し合いなんだ、でもそのスキンシップはもう完全アウトな気もするけど



「みー!流石に神獣様と一線超えるのは色々駄目だろ!?落ち着くんだ!」


「リヴァ様、あのおっぱいの事はお気になさらず。アイツ等はいつも事あるごとに俺をセクハラ変態ロリだなんだと言って来るんですよ」


「そうなのか?」


「そ、それはお前がセクハラばっかするからだろうが!」


「言い掛かりもいいとこだ!実際俺が何やったって言うんだよ!?それに比べリヴァ様はほら、こんな風にエロトークを率先してするだけあって相応の事を許容する、この、寛容さ!流石世界一の神獣様だ!!レベルが違うんやで!!」


「はぅぅん、そんな、ハムハムするでない…じゃなくて妾は逆らえぬのじゃ」


「くぅぅ…なんだそのプレイは!?さか、逆らえぬというのか、絶対的強者の筈なのに、弱者に逆らえずこんな……」


 あ、姐御?


「俺はここん家の子になってリヴァ様放題するんですぅぅ」


「み、みーどのぉぉぉ、某、某はどうすれば」


「ポセ、誰が舞を止めろというたのじゃ?」


「おほぉぉ…」



 もう帰っていいかな?でもみーくんは置いてけないし、姐御もなんか様子がおかしいし…ここはリーダーたる私が



「みー、落ち着け…それはもうセクハラの領域を超えてるぞ?今なら見て見ぬふりしといてやるから」


「お前等普段から言い掛かりばっかしてるからこんな事も分かってねーんだ、リヴァ様とは合意の上でやってるんだよ!あくまでウソの、ウソの主従関係的なプレイなのさ!」


「うむ、そうじゃ。あくまでウソの!じゃ」


 神獣様もなんか凄く楽しそう


「それなのに言い掛かりつけてくるなんてお門違いもいい所だ!それともアレか?俺の事好きなのか!?みー様取られたくないってか!?だったらそう言えよ!そんでもってもっと言い方があるだろーが!!」



 うわぁ~…これでもかくらい潔い程のドクズだなぁ



「みーくんゴミ化しておる」


「しっ!まゆもちゃん、ここは触れない方がいい気がするよ」



 まゆもちゃんがボソッととは言えみーくんに辛辣な事を言ったけど実は初なんじゃないかな?



「だ、誰がお前なんか、このクズヤロが!!…だが分かった、確かに言い掛かりでセクハラ男扱いし過ぎたのは認めよう。こうなっては仕方ない、この私が特別に…お前の大好きなこの胸に埋めてやろう」


「お前バカなの?今俺はリヴァ様の胸に挟まってるんだよ?そりゃ魅力的提案なのは分かるけどそんなんで釣られるわけ無いじゃん」


「あの…なんか分かりませんがいつの間にみーさん説得みたいな流れになってるのは気のせいですかね?」



 リリィさんも流石に困ったのかひっそりと私に聞いてきた。

 私も思ってたんだけど間におわす御方がとんでもないのでいつもみたく強く出れないです



「このクズ男が…そ、それじゃあ…こうなったら…今コッチに来ればせいら様まみれにしてやるぞ!!」



「せいら様ぁぁぁぁ〜!!」



 うわぁ、ゴミクズだなぁ…男が欲望のままに釣られる姿って…キツいわぁ。

 でもなんか分かったけどみーくんやっぱちょっと変だって思ったその時、リヴァイアサン様がみーくんをキャッチしちゃった



「ちょっと待てみー、その行為はなんとなくなんじゃが…妾よりその女の方が魅力的だった?という事なのか?」



 あ、ヤバい。これはお怒り寸前じゃ…せいらさんもマズったって顔してる



「リヴァ様、お耳を」


「う、うむ…」


「ここでリヴァ様がやるべき行動は…張り合うのではなく、私ならこんな事もしますから〜とか言って沢山色んなご奉仕をして……」


「あ、あぁぁ……そ、そういう事……ふむふむ…それで無様に縋り付いて身も心も、堕ちてる…という……あぁぁぁ!!!?なんという、なんという事じゃ!?脳が、脳が焼かれるぞよ…凄すぎる」


「某にも聞かせてぇぇ!?」



 もう収拾つかない気がしてきたよ。ただみーくんはなんか操られてるというかおかしくなってるように見えるんだけど…みーくんの性格的に考えるならとりあえずとかバランス調整をしようとする行為は取ろうとする筈。

 つまり下手に張り合うのではなくここは…



「みーくん、とりあえずほぺ貸すから一旦落ち着こう」


「うわぁ~い、クリスほぺだぁぁい!!」



 簡単だった



「なんじゃみー?お主ほぺフェチか?」



「神獣様、みーくん返して下さいなのでぇす!」



「いや、別に妾は取ろうとはしておらんが…とりあえずみーよ、取られた感があるのはちょっと許せんから太ももハウスに来るのじゃ」



「はぁ~い!」



 あ、行っちゃった



「リヴァ様の太ももぉぉ!!」



 改めて見ると凄い光景だけどこれで分かった、みーくんなんかされてるね



「うーむ……これはちょっと想定外じゃのう」


「リヴァ様、どうかされたのですか?」


「ちょっとのぅ……ってなるほど。お主もほんの僅かだが…こういう偶然を目の当たりにするとちょっと気が引けるわ、この辺にしておくか。可愛いみーよ、少し寝れ。ついでに解除してやろう」



 あれ?みーくん寝ちゃったよ



「ポセ、ちょっとガールズトークするからトイレ掃除でもして来い」


「と、トイレ掃除!?行って来るでござるぅぅ」



 あの人はなんなのだろう



「さて、そんな半泣きみたいな顔するでないわ。本来ならもう少し遊んでやろうと思ったが興が逸れた、みーを返せば良いんだな?返してやるよ」



 え?こんなあっさり…まあ助かりますけど



「あ、ありがとうございます。ところでリヴァイアサン様、みーの様子が普段とだいぶかけ離れていたのは」



「何か魔法チックなモノが頭に掛かっておったのじゃ」



「ほうほう、流石じゃ。ほんの僅かだがお主らには我が妹の血が混ざってると思ったがよもや我等クラスの魔術を観測出来るとはのぅ」



「そうなのか、まゆも?」



 やっぱりまゆもちゃんはとんでもないなぁ…それと横でひっそり聞こえてたけどなんの薬が効くかずっとブツブツ言ってたリリィさんもとんでもないです



「うにゅ、リヴァイアサン様から離れた時にぼやぁってなってたのじゃ」



「何、昨晩話しててそれなりに興味深い話をしてはくれたが意外と真面目というか中々遠慮がちで曝け出さんからコヤツには魅了から欲望のタガが外れるヤツとか欲望限界突破等、色々掛けまくったのじゃ」



 ここでリヴァイアサン様夫妻がそういう楽しみを深める為に色々参考にしようと話を聞きまくってたという流れを説明してくれた。

 あの人旦那さんだったんだ…



「妾は別にMでも変態でも無いはずじゃが長い年月生きてる妾達にとっては新鮮でのぅ、堪能してたという事じゃ。

 ただ、妾は言うまでもなく絶対的存在だけあってみーの言葉で言う寝取りや略奪愛なんかはとうの昔に飽きてるばかりか、妾が偉大すぎる故、喜んで差し出される始末でむしろ萎える迄あるんじゃよ。そこいくとお主等はみーに対して憎からず思ってそうだったからのぅ…一気に萎えたってわけじゃ」



 なんか分かるような分からないような…でも一つ言えるのは変態じゃない筈というのは無理がある気がするよ



「おいそこの女?妾が嘘を言ってるとでも?」


 ひぃぃぃ!!?心読まれてる!?


「そ、そんな事は無いでぇぇす!!」


「うむ!」



 心臓に良くないですぅぅ



「しかし、ものの見事に揃ってるのぅ。そこのずっと寝てるロリ娘も妹のパーティーの魔法使いの血が薄っすらと感じるしみーにはライトの魂がほんの僅かだが感じられる」



 メロニィはずっと気絶しっぱなしだったけど寝てて良かったかも知れない。

 メロニィはまゆもちゃんばりに何しでかすか分からないところあるからね。

 ってそういえばキューちゃんさんもなんかそんな事言ってたなぁ



「それはいったい?」



「大昔の話じゃ。それでどうこうというのは私や妹くらいしか気付く者もおらんし何かあるとかそんな事はないから気にする事はないぞよ」



「キューちゃんっていう吸血鬼が似たような話」



「あんな悍ましい存在の話するでない!…まあ、悔やみ苦しんで生きてるという罰は受けてるから妾には関係ないし気にするアレでもないがの」



 神獣様視点だとキューちゃんは悍ましいのか



「それじゃあ宴も酣、そろそろお開きとしようか。ほれみーや、起きろ」



「んん…あれ、リヴァ様…太ももぉぉぉ!!」



 ん?



「「ん?」」



「あ、あの…リヴァイアサン様?その魔法的なのは解いて下さったのでは?」


「う、うむぅ…おかしいのう?確かに効きが悪いから結構強力なのかけちゃったからのぅ、ただまた解除をするとなると…」


「なると?どうなるのですか?」


「クリスちゃんよ、精神系をどうこうする魔法ってのはかなり強力かつ人体への影響は凄いのさ。だからそれを解除するのはそもそもリスクが付きまとうし連続しようともなると結構な確率で、危険なんだよ」



「そうなんですか?それってもしかして命が…」



「いや、その可能性はあんまないけど簡単に言うと…」


「言うと?」


「バカになる」


「えぇ!!?」


「うむ、其奴の言う通りじゃ。妾が掛けただけあって妾にしか解けぬのじゃが…その妾でこれだ。どーれ、ちょっと見てやるか。ふむふむ、だいたい2週間といった所かのう、効果が切れるのは」


「つまり2週間はこのまんまって事ですか?」



 どうしよ、メロニィ誕生パーティーと被っちゃう。

 そもそもこんな欲望丸出しの化物を2週間も放置はマズいのではなかろうか



「欲望を解消してやれば早く解ける可能性は高いからのぅ、やはり一発妾と楽しんどくか?」


「リヴァ様、おっぱいぃぃぃ!!」


「わ、私達でなんとかするので大丈夫です!」


 

 つい言っちゃったけど…ど、どうしよう!?これは誰かがみーくんと?わ、わた、私が言い出しちゃった訳だし。

 でも…メロニィやせいらさん、リリィさんもそうかも知れないけど普通に一線超えちゃいそうな気がするよ



「ほれみーや、宴の時間は終わりじゃよ。皆と一緒に帰るが良い」



 結構あっさり帰してくれるんですね



「そうなのですね、リヴァ様…楽しかったです。ありがとうございました!最後に…その…ほぺを……」



 なんか順番がめちゃくちゃな気がするよ…なんで太ももとか胸で遊んでた癖に今更ほぺで照れてる感出してるんだよぉ



「うむ、ほぺか?それじゃあほれ、最後にほぺを堪能するがいい」



 何するかと思ったら可愛くほっぺにチューするだけだった。

 でもコレってある意味セクハラより…



「ではリヴァ様、改めてありがとうございました!リヴァ様がよろしければまた遊びに来ても良いですか?」



「ふ、ふむぅ〜…いつでも来ると良いぞぉ」



 なんとなく分かったけど今のほっぺにチューで神獣様少しときめいちゃってたじゃんかよぉ!

 この男なんか変なモテかたするというか、せいらさんの言うようにマダムキラーなのかな!?



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