表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
154/181

やらかしは勘違いからで 15


「ちゃんと言葉として言っておこう。我輩達は本気で滅されたいと願っているしこれが罰であるというのも受け入れている。

 なのでこれ以上罪を重ねる気はサラサラないので安心しろ、我輩達は命を奪うような事はもうしないし必要も無い。

 よって我輩と立ち会ったとしても心配は無用。

 確か先程は1分でどうこうと言ってたな、歴代でも最強と名高い元魔王と1分間戦ってみせよ」



 今俺達はかなり上空に居ると思われる、夜なのもあって下に何があるのかは分からない。

 どうやらキューちゃんが空に結界を作り、そこに俺達を転身で移動させたようだ。

 その一連の流れをやる動作がもう桁外れだというのが分かった。

 指をチョチョイと動かしただけでこれらをこなしてるのだから



「それじゃあ行くぜ、アエテツックスパワーフル重ね掛け!!」


「ふむふむ、悪くないな」



 余裕かましまくりでこちらの出方を見てるが実は最初からねばのーる君を仕掛けてある



「引かせんぞ」


 バレてたか


「固定」


「無駄無駄!」



 一瞬で壊しよった。とりあえず全力で肉弾戦を仕掛けてみよう



「避けなくても大丈夫なんですけどねぇ〜」


 コイツ、遊んでやがるな!こうなったら


「一発当ててやるぅ」


「おおぅ、これは中々。己の持ち味は中々良いぞ」



 何のことはない、フル回転で攻撃しまくる。読まれようが頭が追いつかれなければ関係無い



「では我輩からも」


「グハッ!?」


 早い、こんなの躱せる訳が無い。こうなったら


「撃たせると思うか?」


「くらえ!」


「なんと!?」



 クチからきゃめはめはを放ってやったがダメージは無さそうだ。でも距離は稼げた



「超天帝波ー!!」


「良いぞ!先代魔王なら何とか出来そうだな」



 ここで結界にて閉じ込める



「今日編み出した技だ、くらえ」


 圧縮型きゃめはめはをかましてやったが果たして


「我輩の予想以上だな、だがそれはまだ己が隠してる秘技を込みでの話だ」



 ダメージがあるのか分からん



「気になるなら出させてみな!」


「では我輩も行くぞ!影通し」



 影がビームのように来やがった。これはくらったらやばいな



「みー弾!」


 何とか相殺出来てるがこれだけな訳ないからヤバみ


「少し本気を見せてやる。分断」


 ヤバい!巨大な影が!?これもしかして次元を切ってる的な技じゃないか?


「御名答、空間をも切り裂く我輩の分断は躱す以外になすすべはないぞ」



 語ってる隙に間合いを詰めて猛攻を仕掛けるがやはり躱されてしまう。

 一瞬よぎった奇策に賭ける事にした



「みーウォーター」


「そんなもの今更……!?」



 回転を掛けて散らし目潰し代わりに使用。この隙に攻撃を当てる事が出来たが


「なるほど、躱さなくてもいいってのはその通りか。無駄に頑丈だな」



「よくぞ我輩に攻撃を当てる事が出来た。褒めてつかわすぞ。だが同時に我輩には太刀打ち出来ないという事も……って」



 ねばのーる君大量放出でキューちゃんの体全体を覆い硬化してそれらを結界で何重も掛けて封じてみた。

 もう魔力スッカラカンです



「もしかして……みーくんの勝ち?」


「余裕で1分超えてますが、勝ったのでしょうか?」


「少なくとも封印は出来てるんじゃない?」


「キューちゃんやべえけどみーさんも大概だな。そこまでとは思わなかったよ」



 まあこれはキューちゃんにとっては解決でもなんでもないだろうが封印にはなるのかな?でもこの中で苦しんでるだけだとしたら可哀想だから戻してやるか



「あれ?なんか影が動いてるよ?」



 戻そうとする前に影を動かして全部解いてしまった、俺の魔力総動員にしたのにコレかよ。

 これは人類滅ぶわ



「ハァハァ、なか、中々やるではないか!我輩を滅ぼす事は無理でもここまで行動を封じられたのは初めてかもしれん。時間はもう過ぎた様だな、ヨシ!戻るとしよう」



 キューちゃんがそう言うと一瞬で部屋に戻り何やら魔法を掛けられたと思ったら汗やら何やらが綺麗さっぱりになり魔力も元に戻っていた。

 コイツマジでスゲェな



「我輩の予想を超えたご褒美だ。己の隠し技を使うには至らなかった訳だがそれを屈指すればどうなるか分からなかったかもな。何せ己が把握して無いのでは我輩も把握しようがない」



 そう、俺の秘奥義は使った事が無いのでどれくらいのものかは自分でも分からんしこれから先も使う事は無いんじゃないかと思う今日このごろ。 

 想定だけは生前からあるものたけど。

 もし機会があるとしたら死ぬ寸前とかもう手に負えないって時だと思われる。

 少なくとも気軽に使うと以降ただの必殺技に成り下がる気がしてならないという理由で使わずにいるのだ



「立ちあってくれてありがとうございました。って強すぎだよアンタ。もう魔王とか色々全部任せたいわ」



「そうはいかん、ヤツにも我輩の願いを頼んでいるからな。しかし久しぶりに楽しめたぞ、褒美に…ほれ、皆にちょっとした魔法と、そうだな…一人ずつ助言でも与えてやるとするか。

 我輩は全能ではないし万能でもないからあくまで参考程度という括りで聞くが良い」



 もしかしてコイツって結構気前いいんじゃないのか?見方によっては下手な財産より価値のある話を惜しげも無く言ってくるし…魔王軍の狙いの話なんかは一切無いから味方ってわけじゃないのは分かるが敵ではないのも分かる。

 多分本当にバランスよく話してるんだろう。

 という事は裏を返せば魔王軍関連の事とかも深く知ってると言えるな



「では見た目だけで考えるとおマセにしか見えない貴族もどきよ、己からだ」


「そんな風に呼ばないで下さい!あんまり変な事言うとみーさんに協力させませんよ」



 決定権がメロニィに移っとるがコイツは確かに一度懲らしめてやりたい。

 かえでさんに今度相談してみよう



「では行くぞ……己の言葉を今一度思い出して初志貫徹すべき」


「……はぁ?」



「続いて実は色々損しまくりになりうるお可愛いリーダー、己は転身を覚えろ。と言っても無理があるか。この言葉が過る時、常に周りを観察する事だ。必ず来る奴が居るが手間取る程に双方致命的となる」


「う、うん。なんか少し具体的で返事に困っちゃうなぁ」



「続いて…己か。己はヤマト村で話をある程度聞いてるだろうが仲間外れは可哀想だしな。だが己に言う事なんて特に無い、我が道を行くが良い。大前提が己にあるのだ」


「前も聞いたにょ」



「続いてすっとぼけ兄さんか。己はとっととくっつけ!」


「またそれかよ!なんだってんだよ」



「実はうぶなヘタレ娘、己に言いたい事は分かるな?分からんなら言葉にするが」


「い、いいわよ!余計なお世話!それに何よその呼び名は、やめてよね!」



「それから裸娘よ、お前はなぁ…いっそふらふらと旅に出たらどうだ?好き勝手遊んでみるのも手だぞ。なにせ視点を変えるなら実は何も…うっすらとは分かってるのだろう?」


「……助言は感謝するわ。でも全能で万能でもないなら決定打にはにりえないわね」


「くくく、その通りだ。ちょっとした杞憂程度なもんだ」



 なんか各々アドバイスを貰ってるようだけど、限定的過ぎてわからん。

 いや、皆聞いてる前だからわざとそうやってるのだろう。

 コイツは何を何処まで分かってるというのか?



「最後はみーだ。己は…前世と今とでは違うものがあると知っておけ。もう根本的間違いはしたくないだろう?」



 コイツ!?って事は皆も割と確信つく事を言われてたりしてるって事か、侮れんがちょっと怖いな



「助言は感謝するよ、肝に銘じておく。きっと今迄の会話でも言及しきってない所なんかは色々ヒントになる事があったりするんだろうよ」


「うむ、理解が早くて助かる。己にはオマケで一つ直近の忠告だ」



 そう言うと近付いてきて耳打ちしながら



「見えないバカに気を付けな」


 だそうです


「なんじゃそら?」


「では長々と失礼したな。久しぶりに楽しめたぞ!機会があるというなら我が城に招待してやろう、ではサラバだ」



 コレだけインパクト与えた割には随分とあっさり帰って行ったな



「アレだけ喋りまくった割にはあっさり帰っちゃうもんなんだねぇ、頭が追いつかなかったから聞けなかったけどもっと聞いておけば良かった事がある気がしたよ」



 流石クリス、同意見だよ。それにしてもなんだかんだと夜も深くなったしそろそろ寝たいところ



「まだちょっと目が覚めちゃってるけどそろそろ寝ないと明日しんどそうだし寝とこうぜ」



 タイマ君達は部屋に戻って行ったので俺も戻って寝る事にした



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ