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はじめての弟子は王子様?で 14

 

 魔王軍将軍と第二王子が会合するのは対魔王軍用の砦がある場所から徒歩1時間程の場所だそうで、魔王軍側の場所になる訳だが向こうは大将が来るという事を考えれば妥当な場所なのだろう。

 俺達は先回りしてその場所に行く作戦にした。 

 ギルが砦近くまで転身で行ける者を明日朝イチに手配して寄越してくれる事となった。

 という事で今は皆で楽しく食事と洒落込む事に



「タイマ様ったらすご〜い!その札で色々出来るんですねぇ〜」


「タイマ様ったらもう、なんというかその〜、凄いですぅ〜」



 タイマ君がパーティーメンバー2人のおもちゃにされておる



「お前、そのなんていうかもう少しなんかあるだろ?これじゃ札以外取り得ないみたいじゃねーか」



 どうやらタイマ君はこの絡みに慣れてるようだ



「ハリ、遠慮せず食べたらいい。まゆも殿も寛大な心で許してくださっている」



「わ、わかりました。ま、まゆも様…それではお食事いただきます」



 この二人はすっかりまゆもに恐れをなしている



「みー様みー様、みー様はとても強くてぇ素敵ですぅ〜」



 メロニィとクリスがなんかコソコソしてると思ったらアイツ等の真似しだした



「みーさんはぁ、セクハラばっかで頭の中エロしかないのに素敵ですぅ〜」



 コイツ……せめて褒めるところがない止まりにしておけよ!だが俺はここで攻める男だ



「何言ってるんだ、そんな可愛い声出さなくったってジト目で可愛いお前は充分魅力的だぜ!その上オマケに優秀と来たもんだ。どうしてくれようか」



 意趣返しです。メロニィの首に腕をかけ顔を近づけてスカした感じで声を掛け褒め倒してみた



「は、はひゅ〜。そ、その…ち、ち、近いといいますか…いえ!将来の嫁である私は全然嫌ではないんで」



 メロニィの台詞を最後まで聞く事無く今度はクリスに壁ドン的な感じで



「俺の敬愛するクリス様、今日もその快活そうな姿が麗しい。さっきはフォローしてくれてありがとな、お前等無しじゃ生きていけないぜ」



「……………ぶはっ!みーくんったら笑わせないでよ!なにそれ」



 コイツ、顔真っ赤にしたと思ったら爆笑だと!?もう少し顔を近付けるべきだったか?だがクリスはその辺の絡みに過剰な反応をするからちょっと弱くなってしまった



「新しいわね」


「ええ、新しいわ!タイマ、ちょっとやってみなさいよ」


「ええ〜!?」



 ヤバい、アッチにも飛び火が



「みーさん!なんで私が話してる途中でやめるんですか!」


 聞こえない


「皆にどう伝えるか悩むぼぅん」



 待って!まゆもさん、何言い出してるの?



「お、落ち着けまゆも。これはやり返しただけだから変な意味は無いんだよ。てか変な事も言ってないじゃないか?」



「みーくんが、2人を口説こうと、してたぼぅん」



 くっ、だがしかし!



「まゆもも」


「はぇ?」


「この流れなんだからまゆもも二人みたく猫撫で声で俺をヨイショしてみてくれないと」


「ぴぴょ!?え、ええっと……アチキはその……」


「いいねぇ、まゆもちゃんのそんな姿見てみたい気がするよ」


「そうですよ、私達も勇気を振り絞ってやってみたのです。さあ」


「う、うにゅぅぅぅ」



 ヤバい、俺達はともかくギルや他の皆はアンタッチャブルなまゆもに変な絡みをしてる事にオロオロしてる



「じゃ、じゃあまずはタイマ君が俺の真似してその二人を口説くっぽい事してからまゆも先生の出番という事で」



「お、俺かよ!?変な事フリやがって!」



 果たしてどうなるか



「き、キリカ…相変わらず強くて美しいその姿は…その、良いな」



 うーむ…いまいち弱い



「れ、レーヌ…そのお前はなんというかその」



 そう言うとレーヌさんがタイマ君を抱き寄せる感じに動いた



「この位やらないとだめでしょ」


「ちょ、ちょっとレーヌ!?それは流石にやり過ぎじゃ…」


「む、無理だ!これ以上は無理だって!俺達幼馴染なんだぜ?こういうの難しいわ」



 そっちの2人は普通にアンタにやってた気がするが…そうか、確かとっととくっつけとか言ってたな。

 つまりまだくっついてない、幼馴染、という事は……童貞か!?

 どっかテレ方が青臭いと思ったがそういう事か。これ以上は止めとくか



「では大先輩ギルさん、お願いします」


「はぁ!?お、俺が?」



 スルーなんてさせませんぜ



 くじ引きで相手を決める事になりクリスを口説く形になった。

 クリスはこういうの本当当たりやすいな。かなり慌てふためいてる



「く、クリス殿…その…可愛らしくて…素敵です」


「あ、ありがとう?ございます」


「わ、私もやってみても良いでしょうか?」



 なんと!?コルト君が名乗りを上げた。これは面白い



「お、王子…それは流石に…」


「い、いいのです!王族の生き様を見ていて下さい!」



 ここ数日でコルト君はなんか変になっちゃったりしてないよね?



「く、クリス様!その、なんと言いますかサッパリした感じとその可愛らしさが素敵だと思いました!」



 問答無用でクリスに行った訳だが…もしやクリスが気に入ったのか?



「えぇ〜!?そ、その…なんと言いますか王子様にそんな事言われて光栄です」



「大丈夫です。師匠の女性に色目を使うなんて真似は致しません」



 おおぅ、どうやらコルト君から見るとクリスは俺の女みたいな風に見えてたようだ



「そうだったんだ〜?て事は嫁とか言ってるしその3人ともみーさんの女って事かな?」



 レーヌさんがここぞとばかりに絡んで来た。どうしてこうなった



「ち、ちち、違うから!誤解だから!私達はそんなんじゃないんだよぉ〜!ほら、みーくんもちゃんと言わないと」



「私はそんななのでそろそろ公認をお願いしたいのですが」



「コルト君マイナス10ポイント、師匠を困らせた罰です!」



「そ、そんな!?そういうつもりでは無いのです、ただクリス様が素敵だなぁって思って」



 うん、素直なのは悪くないよ



「この微妙な空気、ハリさんにちょっとなんとかして貰いましょうかね」


「お、俺かよ!?勘弁してくれよ。さっきあんな生き恥晒したばっかなんだぜ」



 確かにそうだ。何ならこのやり取りで遊んでる事そのものが罰みたいな事になってるか



「分かったよ。んじゃまゆもさん、締めをお願いします」







「………………みーさん、とっても素敵です。きっとこれからも沢山素敵な事をしてくれるのですね」



 まゆもを侮っていた。後数センチでキッスしてしまいそうな距離まで顔を寄せ体を密着させながら猫撫で声でそう言ってきた。

 胸でかいな、うん。胸がでかいな



「ま、まゆもさん強烈!!それ強烈過ぎだから!!」


「それはやり過ぎなヤツですよ!!とんでもないまゆもですねぇ」


「う、うにゅぅぅぅ……」



 顔を真っ赤にしてちぢこまってしまったまゆもっこさん。



「いやぁ~流石ヤマト村の女だわ。14歳にしてあそこまでやれちゃうなんて」



 レーヌさんやめてあげて、この子思い切りは良いけど本来は人見知りで照れ屋なんですぅ








 明日は勝負の日という事で盛り上がりもそこそこに、早めに切り上げてお風呂の時間に。

 今回はまた示し合わせた訳でも無いが男勢は皆同じタイミングだった



「BとCと……あれはF位あるんじゃないかと思うがどうだ?」


「実は俺も知らないんだよ。でもAとCと…Fかなと思うぜ」



 何の話をしてるかと言うとウチのパーティーメンバーの胸のサイズの話をタイマ君としていた



「師匠じゃなくてみーさん、何の話をされてるのですか?」



 師匠呼びは止めてねって話を思い出してくれたか。この話はまだコルト君には早いなと思っていたら



「王子様、これはみーさんのパーティーの女性陣の胸のサイズの話ですぜ」



 言っちゃったよ。ちなみにこの世界のブラのサイズはちゃんと日本基準でも翻訳されるのです



「た、タイマ殿!程々にして頂かないとですぞ」


「そうだったのですね。クリスさんはCでまゆもさんはF、メロニィさんはAかB…この基準で行くとサリナはD位という事ですかね?」


「サリナさんはEありそうじゃね?」


 そう、後から気付いたのだけど多分着痩せすると言うか服の関係で分かりにくかっただけで思ったよりサリナさんのお胸様は大きかったっぽいのだ


「同感だ、Dって言ったらレーヌさんはDって感じするな。キリカさんは…分かりにくいけど着痩せするタイプじゃ無きゃB位か?」


「流石だな、ドンピシャたぜ!」



 という事はタイマ君は二人のサイズを把握してるのか



「どうやってサイズ知ったの?」


「俺達は割とガチな幼馴染だからな。遠慮が少ないというか…あの2人が普通に俺がいる所でお構い無しにそんな話してたんだよ」



 俺の見立てだと君達三角関係みたいな雰囲気が若干あるよね?多分もう収まりはついてるのかもだけどレーヌさんってタイマ君に気があるんじゃね?ってオーラがチラ見してた気がするんだよ



「わ、私も今度サリナにサイズを聞いて」


「「それはやめて下さい!」」



 なんていうかコルト君は面白い子だった



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